内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

感情は今起こっている

2020-11-26 22:42:29 | ビジネス境界線
カウンセリング講座で
その時の自分に
物凄く響いた言葉に

過去の話でも
未来の話でも
そこに起こったクライアントの感情は
常に今この瞬間に起こっている
だからその感情を捉える必要がある

という教えでした

随分と目からうろこだったことを
覚えています


過去に囚われていても
未来を悩んでいても
その感情は常に今起こっている

なかなか言われなければ
気づきませんでした


だから感情をとらえることは
いつでも今をとらえることになります


過去の記憶だろうが
未来の想像だろうが
感情が対象であれば
今その時の自分を
とらえることになる

ここに前に進むための
全てのスタートのきっかけが
隠れている


目を向けられる
意識をされると
それは次第に昇華されていく

そしてセミの脱け殻のように
意味のない記号としての
記憶だけが残る

もうそこには強い感情は残らない

そして優先度が下がる事で
意識が別の軸で向くようになり
色々な事に気づくことになる

その気づきは
手にいれた脱け殻の記憶があるからこそ
新しい気づきが生まれる

それは一歩引いた
客観視であることがとても多い

その脱け殻の記憶と
今までの自分の持っている記憶や概念が
統合されるといっても良い気がする


この過程を経て
平常に治るのではなく
自分が再構築されることで
結果的に平常に戻るのである












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