もぐらたたき!

CDのレビューとかなんとか

Eat Me in St. Louis/It Bites

2014-12-31 22:17:53 | レビュー

<List>
1. Positively Animal
2. Underneath Your Pillow
3. Let Us All Go
4. Still Too Young to Remember
5. Murder of the Planet Earth
6. People of America
7. Sister Sarah
8. Leaving Without You
9. Till The End of Time
10. The Ice Melts into Water
11. Charlie

<Member>
・Francis Dunnery(Vocal, Gitar)
・John Beck(Keybord)
・Dick Nolan(Bass)
・Bob Dalton(Drums)

1989 年リリースの3rd。その当時は私の好きでない音楽評論家がこのバンドをプッシュしていたこともあって無視を決め込んでいたけれど、それは非常に愚かな事 でした。それに当時聴いても多分「ただのポップじゃないか」で終わってたと思います。ここで聴かれる音楽はテクニカルであり、ポップと言ってしまうにはへ ヴィー過ぎます。良い曲が揃っています。主役は何と言ってもFrancis Dunneryでしょう。この人のボーカルはGenesisのPeter Gabrielに影響を受けていてなんだか変です。GenesisからPhil Collinsが脱退した時にオーディションを受けに行ったらしいのですが、採用されなかったようです。もし本当ならMichael Rutherfordの嫉妬でしょう(笑)。もし実現していたら凄い事になっていたと思うのですが。加えてギターも上手いです。歌いながらよくこんな演奏 が出来るなと言う感じです。ソロパートはAllan Holdsworthばりのレガートプレイを聴かせてくれます。ギターの音が良いのも特徴ですね。John Beckのキーボードとバックコーラスも特徴的です。時代が悪かったのかそれともポップともロックともプログレともつかないサウンドをどのようにプロモーションしたらよいのか解らなかったのか、ブレイクしませんでした。リリースした時代が悪かったのだと思います。これでFrancis Dunnery3部作はこれで終わるのでした。残念。



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