万葉の森公園で見てきたネジバナ。
このぐるぐる具合がなかなか魅力的です。
今ぐらいの季節になると、芝生なんかで咲いてないかなと探したりすることも。
先日、我が家の芝生でも一本だけ出ているのを見つけたのですが、
しばらくして探してみたら、いつの間にか消えていました。
家族の誰かが抜いちゃった?
昨日の記事で、マニュアルフォーカスの練習をしていたと書いたのは、
実はこの写真を撮ってみようと思ったのがキッカケでした。
だって、こんな細い草、オートでは全然ピントが合わなくて...。


ネジバナは、モジズリ(綟摺)とも呼ばれています。
モジズリの由来は、東北地方の「信夫もじずり」という乱れ模様の織物らしく、
和歌の世界では「心の乱れ」を表現する言葉になったそうです。
万葉の森公園に咲くのは、こんなことも関係するのかな?
(百人一首にも出て来ますが、これは古今和歌集に入っている歌でした。)

最後に、この写真。
枯れかけた感じだけどわざわざ載せたのは、ねじれ方に注目したからです。
よーく見ると、右方向と左方向、両方ありますよね。わかりますか?
同じところから出ているのに不思議だなと思いました。