シンシアの丘物語り～一般見学会

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お墓参りを済ませ、次は第2の目的である、依頼されてた『産箱』の納品です
今回は２個ご注文がありました。
産箱を組み立てる時間が無かったので写真は有りませんが、前回の模様をご覧下さい　
今回も我が家の産箱で未来の介助犬達が産まれ、育っていくと良いな

そしてきなこは協会のＶＩＰルームでしばしのお留守番
キャリアとはいえ、訓練中の協会の子達と接触させる訳には行きません
エアコンの効いた涼しいお部屋で寝んねして待っててね

きなこを残し、一同は別室で
１匹のキャリアチェンジ犬に会いました←ココチェックです!!
彼の名は『ジャズ』・・・この時は写真を撮って良いかどうか分からず遠慮してしまいました
ジャズのお母さんは繁殖犬『ベル』・・・そう、ベルパパさんちの故ベルちゃんと同じ名前です
人が大好きでとっても陽気なジャズきなこの弟にも良さそう
ちなみに『キャリアチェンジ犬』って何？はこちら→　

面会はかなり長い時間させて頂きました

そしてお別れをし、いよいよ一般見学会です

一般見学会は月に一度センターで行われています。写真ＯＫだったので沢山撮っちゃいました



先ずはヨーゼフ
ヨーゼフは先程面会したキャリアのジャズと同胎の兄弟です。
先ずは落とした鍵を取ります。




こういう細かい動作・・・障害者が自分で拾うにはかなり大変な事。。。
近くに居る人全てが頼みやすい人とは限らない・・・若しくは人が近くに居ないかもしれない・・・



ユーザーさんの中でこんな言葉も出ました
「お札や500円玉、100円玉までならお願いする事も出来るが、50円玉、10円玉ともなると、
取って下さいとは言い難い」
自分がその立場になって考えてみて下さい。仰る意味が良く分かると思います

そんな時遠慮せずお願い出来る伴侶・・・それが介助犬です。

靴だってこの通り



カカトから上手に脱がす事が出来ます。靴下は脱がした後カゴにもちゃんと入れてくれます
こんな些細な事...と思われるかもしれませんが、日々の生活の中でこういう細かい事がどれだけ多いか…考えてみて下さい。
それをいちいち人に頼む…身内でも頼み難いくらい小さな事。。。３回頼みたいところを１回にしたり…遠慮して過ごすうちにネガティブになっていったり…
こんな考え方を楽しく前向きに出来るのが介助犬なんです

さてさて、次に披露してくれるのはグレース
グレースもジャズと同じベルちゃんの子です（異父兄弟です）

グレースがやってくれるのは『冷蔵庫のジュースを取ってくる』という事です



勿論ちゃんとドアも閉めます



トレーナーさんの方を向いて中々正面が撮れないよ～

今度はどこかに置いてしまった携帯を探して持って来ます



ふふふ実はこれ、きなこの特技でもあるんですよ～



やっとお顔が撮れました

そうそう、冷蔵庫の戸を閉めるのはこうやって手にタッチさせたりして、それを関連付けて教えていきます




そして次は施設見学介助犬の犬舎はこんなにクリーン



犬舎で休憩中のワンコもいました



ここはトレーニングルームです



そういえば此処の施設・・・これだけワンコが沢山いるのに排泄物の臭いが一切しません
・・・なんで？


などと思っていたら・・・



バイオトイレです　土とおがくずと排泄物を混ぜて堆肥を作ります。

環境の事もとっても考えているようです

最後に2人のユーザーさんが紹介されました



左に居るジャスパーはきなこが協会に居る時から知っているわんこきなこより1つ年上の9歳です懐かしいなぁ～
右のミドルはユーザーさんがお話している間中ず～～～っとお顔を見ていて次の指示を今か今かと待っています

素晴らしい絆を感じました

そして次は最終回です～ジャスパーとミドルもまた後でね

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