偉かったね！きなちゃん

今日はチョッとジ～ンときちゃったお話です （親ばかですみません）

先日美味しい『栗』をご近所から頂きました




とっても美味しいです～
・・・きなちゃんも食べられるかな？
『えぐみ・渋味・灰汁』が有る訳でも無いし、芋っぽいからきっと大丈夫だよね？（なんのこっちゃ？）
秋の味覚きなちゃんもどぉ～ぞ

きなこ　「わ～い美味しいでしゅ～」

・・・と、その夜からきなこのお腹はピ～！ギュルギュル・・・
おトイレに何度もお外へ行きました

朝になって少し落ち着きはしたものの未だ未だ油断は出来ません
なのにきなパパもきなままもお仕事に行かなくてはなりません。
きなちゃんは一人でお家でお留守番です。
考えた末きなままは苦肉の策（？）トイレシートをお部屋の隅に置く事にしました。



パピーの頃はシートでするのが当たり前だったきなちゃん。
だって、介助犬の候補生だったんですもの。外では絶対我慢しなくてはいけなかったんです。
・・・でも我が家の子にしてからは我が家の事情から外でトイレを済ませる様にしてしまった為、３年以上トイレシートは使っていません。
・・・こんな付け焼刃的な事が果たして通用するのでしょうか？
きなままは出掛ける前にきなちゃんをトイレシートの横に連れて行き、こう言いました。
「きなちゃん。おトイレ我慢出来なくなっちゃったら此処でするんだよ。分からなくって失敗してもママ達はきなちゃんを怒ったりしないからね。お留守番させてごめんね・・・」
こう言い残してきなままは仕事に行きました。
仕事中もきなこが途方にくれてる姿を思い心配でたまりません

夕方仕事が終わり即行帰ると、先にきなパパが帰っていました。
きなまま　「どうだった？」
きなパパ　「きなちゃん偉かったよ～」

パパの話によると玄関のドアを開けた途端きなこは猛ダッシュ！
慌てて隣の草むらで用を足しました。
その後一向に部屋に入ろうとしません。？おかしいと思ったきなパパが部屋に入ると・・・
なんと！！
ちゃんとシートの上に用を足しているではありませんか
勿論他には何処にも粗相した後が無かったのですが、当のきなこはどうやら
シートの上でもお家の中にしてしまった事には変わりが無い。いけない事をしてしまった・・・
という思いが強かった様です。顔を下げて申し訳なさそうにしたまま頑として家に入ろうとしなかったそうです。
慌ててシートを片付けたきなパパが
「きなちゃん、何にも無いよ。大丈夫だからお家に入ろう」
と声を掛けるとしょんぼりした表情でお家に入ったそうです。
お家に入ったきなちゃんをきなパパがグチャグチャになるほど可愛がったのは言うまでもありません

勿論、帰宅しその事を聞いたきなままも半泣き状態で熱～い抱擁
「偉かったね～嫌な思いさせてごめんね～辛かったね～ごめんねごめんね」
きなちゃんに一杯謝りました。



きなこ　「あのね・・・パパママ・・・怒ってる？」

パパママ「怒る訳無いでしょ失敗したって怒らないよきなちゃんが悪いんじゃないんだもの本当に偉かったね！きなちゃん」