★なぜ詐欺にひっかかるのか？★

　Sankei Web によると、「資産家から３６０億円、コンサル会社社長を逮捕」とある。「芸能人らとのカリブ海クルーズなど派手な宣伝や口コミで、約１６００人から約３６０億円を集めながら約１９０億円は未返済のままで、同課はこのうち使途がはっきりしない約４０億円分の流出先を調べている・・・、「３か月後には約２７％の利益が見込める」などと偽り・・・「プライベートバンクで資産運用をすると、数か月後には数十％の利益が出る」などのうたい文句」とある。
オレオレ詐欺もそうだが、何で日本人は詐欺にひっかかるのか理解に苦しむ。
詐欺に引っかかった人も「引っかかった」というと、情けないのか、恥ずかしいのか、表に出てこない。。。
私が今回の事件で気になるのは：
・なぜ疑問に思わないのか。３ヶ月後に２７％の利益を１００％確定させることができるのであれば、そんなこと誰でも既にやっているからイマサラ不可能だ。私がそんな話を聞いたら、「だったらそんな情報隠しておいてオマエだけでやっていればいいじゃん。オマエはアホか」と言います。。。あまり言い過ぎると殺されるかな？！　数か月後には数十％の利益が出ることを知っているなら、誰でもやってるよーん。。。　株なら本当に１００％知りながらやるとインサイダー取引で逮捕！
・「派手な宣伝や口コミ」を誰のお金でやっているのか気にならないのか？
・今話題になっているが、何で「ラップ口座」とか「プライベートバンク」とか手数料を払うのかが私には理解できないです。。。私の投資経験上、額が大きくなればなるほど「投信」のようなメリットは薄れる一方。。。１万円とか１０万円レベルだからこそ、たいしたトランザクションコストが発生しない投信はメリットがあるのに、何億円もポーンとファンドのようなものに投資するのは何のメリットがあるのか私は理解に苦しみます。。。実物もデリバティブも直接取引すればいいのに。取引きのトランザクションの手数料を払うならわかるけど、運用の為の手数料は私は払えないね～

論理的に考えない、人を疑うことが悪いことだと教育を受けていて人を疑えない日本人、
いつまでたっても詐欺は減らないね～～～
やったもの勝ちの日本社会。。。返す義務も自動的に発生しない、没収もされないんだから、
相手を騙さないとそれこそ「損」のような気がするのだが。。。