涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

奈良国立博物館へ

2018-02-15 15:45:00 | 美術館・博物館

奈良県庁から奈良国立博物館までは速足で歩いて10分ほどですね。

博物館の前に北にある氷室神社へ寄ってみました。

少しだけですが梅が咲いています。

コブシの蕾も。

もちろん有名な枝垂桜はまだまだこんな感じです。

では道路を渡って国立博物館へ。

例年恒例の特別陳列「お水取り」、

そして同時に特別陳列「修理完成記念 薬師寺の名画 ー板絵神像と長沢芦雪旧福寿院障壁画ー」

 

国立博物館正面。

博物館に足を踏み入れるとこれまた例年恒例の籠松明。

展示は2階です。

観る前にちょっとトイレへ。
すごく綺麗です。

特別陳列のちらし。

 

 

 

ちらしはなかったのですが、こんなのも。

「お水取り」は毎年よく似た内容ですので、それなり。
内陣と礼堂が実物大に再現されていて、声明が流れています。
この前に椅子を置いていてくれたら、ゆっくりと堪能するんだけどなぁ。

「名もなき~」は写経ばかりで、う~ん・・・

ところが「薬師寺の名画は良かった~。 

 薬師寺が所蔵する旧福寿院障壁画は、近年奇想の画家として注目を集める円山四条派の画家・長沢芦雪(1754~99)の代表作であり、また元禄期に奈良で多くの画事を残した明誉古磵が富士図の絵筆を執っていることでも知られています。本障壁画について平成25年から足かけ4年余りにわたる修理が実施され、芦雪と古磵の筆力が遺憾なく発揮された大画面の彩りがよみがえりました。 
 本展はこの修理完成を記念して、旧福寿院障壁画33面を一堂にお披露目するとともに、同じく近年本格修理と復元模写制作が行われた薬師寺鎮守八幡宮伝来の堯儼筆板絵神像(重要文化財)を同時公開するものです。
 本展を通じて薬師寺に伝わった名画の魅力とともに、文化財修理の意義を広く知っていただければ幸いです。

(ちらしより)

まず入り口に薬師寺の狛犬と獅子がお出迎え。

そして芦雪の「松鶴図」。

次に長沢芦雪の旧福寿院障壁画。

元々は襖の両面に描かれていたものを、今回の修理を機に一面だけにして、一度に全部の画を見ることができるようになりました。

「仙人図」

「虎渓三笑図」

「竹雀図

「岩浪群鳥図」

「山水図」

「松虎図」

旧福寿院障壁画、明誉古磵の「富士図」

明誉古磵の「雲龍図」


次に堯儼の板絵神像。

かなり傷んだ板絵を修復し、さらに現代の科学技術でそれを復元模写したものも展示されています。

凄く美しく復元模写されています。

 

これは図録を買わないと・・・

いつも1階への階段を下りるとショップが有るのに、無い・・・

奈良仏像館へ向かう地下通路にあるミュージアムショップへ向かいます。

途中に籠松明のミニチュア。

1000円で図録購入。



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