涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

大阪市立東洋陶磁美術館で「特別展 フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」

2018-05-06 12:30:00 | 美術館・博物館

大阪市立東洋陶磁美術館に到着です。

今開催されているのは特別展「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年。

ヨーロッパで磁器への憧れが大いに高まった18世紀、フランスでは1740年にパリ東端のヴァンセンヌに軟質磁器工房が生まれました。強大な権力を誇る国王ルイ15世の庇護を受けて、パリとヴェルサイユの間に位置するセーヴルへと移転した製作所は、王立の磁器製作所となり1769年には硬質磁器の開発に成功します。セーヴルは、フランソワ・ブーシェなどの宮廷に愛された画家や彫刻家を招き、また最新の博物学を反映した、知的で洗練されたデザインを生み出してゆきます。ルイ15世の寵妃ポンパドゥール侯爵夫人や、ルイ16世とその王妃マリー・アントワネットに多くの作品を納めたほか、外交上の贈り物としても用いられ、ロシア皇帝エカテリーナ2世をはじめとした王侯貴族を魅了しました。フランス革命の混乱を経てナポレオンが台頭すると、セーヴルは新古典主義の作品を製作します。19世紀半ばからの万国博覧会の時代には、流行の様式を代表する室内装飾家を起用して、テーブル・ウェアという範疇にとどまらない作品へ展開しました。日本との交流では、20世紀初頭に外国人作家として初めて、沼田一雅が型の製作に携わったのは特筆すべきことでしょう。こうした芸術家とのコラボレーションは、ピエール・スーラージュや草間彌生などと、伝統的なテーブル・ウェアの製作と併せて現代も精力的に行われています。
本展では、フランス宮廷により育まれ、時代とともに変化し続けてきた300年に及ぶ製作所の活動を物語る、セーヴル陶磁都市の所蔵作品約130件をご紹介します。

(ちらしより)

 

基本的には撮影可能な展覧会(一部を除く)なので、あちこちで写真を撮影しています。
でもマナーとしてシャッター音が出ないようにしてほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

展示室は3階と2階。
階段の所に、制作の様子の写真が飾られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

常設展も開催されています。
国宝の「飛青磁 花生」

「油滴天目 茶碗」

陶磁器といえば東洋のものという頭が在りますが、
フランスの陶磁器もなかなか素晴らしい物でした。



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