今日も朝から京都の南座へ。
吉例當る亥歳吉例顔見世興行 昼の部です。
今日の芝居絵の看板。
席は三階席の最前列です。
昼の部は10:30開演ですよ~。
一、菅原伝授手習鑑 寺子屋
松王丸 武部源蔵 戸浪 涎くり与太郎 春藤玄蕃 千代 御台園生の前 |
芝翫 愛之助 扇雀 中村福之助 亀鶴 魁春 秀太郎 |
夜の「義経千本桜」と「仮名手本忠臣蔵」とともに三大義太夫狂言の一つ。
すし屋では権太が自分の息子を、この演目では松王丸が自分の息子を、
身替りとして差し出すという悲劇を描いています。
涙無くして、観ることはできませんね。
二、鳥辺山心中
菊地半九郎 若松屋遊女お染 坂田源三郎 若党八介 お染父与兵衛 若松屋遊女お花 坂田市之助 |
梅玉 孝太郎 右團次 寿治郎 市蔵 魁春 左團次 |
岡本綺堂作の演目です。
心中の舞台は四条河原。南座のすぐ西側です。
三、ぢいさんばあさん
美濃部伊織 下嶋甚右衛門 宮重久弥 同輩の侍 同 同 宮重久右衛門 久弥妻きく 伊織妻るん |
仁左衛門 芝翫 愛之助 市蔵 亀鶴 松之助 高麗蔵 孝太郎 時蔵 |
森鴎外原作 宇野信夫柵・演出の演目です。
自分としてはこっ恥ずかしい演目かな~と思うのですが。仁左衛門は愛嬌があってピッタリ。
確か三年前の夏に、松竹座で仁左衛門・時蔵で同じ演目が出ましたね。
8年前の歌舞伎座では、仁左衛門・玉三郎でした。
四、恋飛脚大和往来 新ノ口村
亀屋忠兵衛 傾城梅川 忠三郎女房 父孫右衛門 |
藤十郎 扇雀 吉弥 鴈治郎 |
もう何度観たでしょうか。 藤十郎の忠兵衛。
扇雀時代は梅川をやっていましたね。
動きがぎこちなく、声も弱々しくなっていました。
藤十郎と二人息子による新ノ口村。
鴈治郎は元気すぎて、先代仁左衛門のような味は出ていませんが、いろいろ感じることの多い演目となりました。
芝居が終わったのは四時過ぎでした。
丹波橋駅のビアードパパでシュークリーム2個買ってきました。
やってきた近鉄電車は天理行き急行。
なので大和西大寺駅で奈良行きに乗り換えです。
駅に着いて部屋へ向かう途中、頭の上が煩いと見上げてみると、
電線にムクドリが沢山とまっています。
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