涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

吉例當る亥歳吉例顔見世興行 昼の部

2018-12-20 18:00:38 | 歌舞伎

 今日も朝から京都の南座へ。

吉例當る亥歳吉例顔見世興行 昼の部です。

今日の芝居絵の看板。

 

席は三階席の最前列です。

昼の部は10:30開演ですよ~。

一、菅原伝授手習鑑  寺子屋

     松王丸
武部源蔵
戸浪
涎くり与太郎  
春藤玄蕃
千代
御台園生の前

愛之助

中村福之助


秀太郎

夜の「義経千本桜」と「仮名手本忠臣蔵」とともに三大義太夫狂言の一つ。

すし屋では権太が自分の息子を、この演目では松王丸が自分の息子を、
身替りとして差し出すという悲劇を描いています。

涙無くして、観ることはできませんね。


二、鳥辺山心中

     菊地半九郎  
     若松屋遊女お染  
     坂田源三郎
     若党八介
     お染父与兵衛
     若松屋遊女お花
     坂田市之助

孝太郎
右團次
寿治郎


左團次

岡本綺堂作の演目です。
心中の舞台は四条河原。南座のすぐ西側です。 

 

三、ぢいさんばあさん

     美濃部伊織
     下嶋甚右衛門  
     宮重久弥
     同輩の侍
     同
     同
     宮重久右衛門
     久弥妻きく
     伊織妻るん
仁左衛門

愛之助


松之助
高麗蔵
孝太郎

森鴎外原作 宇野信夫柵・演出の演目です。
自分としてはこっ恥ずかしい演目かな~と思うのですが。仁左衛門は愛嬌があってピッタリ。

確か三年前の夏に、松竹座で仁左衛門・時蔵で同じ演目が出ましたね。
8年前の歌舞伎座では、仁左衛門・玉三郎でした。

 

四、恋飛脚大和往来 新ノ口村

     亀屋忠兵衛 
     傾城梅川
     忠三郎女房
     父孫右衛門
藤十郎


鴈治郎

もう何度観たでしょうか。 藤十郎の忠兵衛。
扇雀時代は梅川をやっていましたね。
動きがぎこちなく、声も弱々しくなっていました。

藤十郎と二人息子による新ノ口村。

鴈治郎は元気すぎて、先代仁左衛門のような味は出ていませんが、いろいろ感じることの多い演目となりました。

 

芝居が終わったのは四時過ぎでした。

丹波橋駅のビアードパパでシュークリーム2個買ってきました。

 

やってきた近鉄電車は天理行き急行。
なので大和西大寺駅で奈良行きに乗り換えです。

 

駅に着いて部屋へ向かう途中、頭の上が煩いと見上げてみると、
電線にムクドリが沢山とまっています。

 



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