涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

京都国立近代美術館で「世紀末ウィーンのグラフィック デザインそして生活の刷新にむけて」

2019-02-10 18:38:48 | 美術館・博物館

京都国立博物館を出ると、目の前で206系統バスが出てしまい、がっくり。

ところがその後すぐに100系統がやってきました。
これだと美術館のすぐ前まで行けます。
空いててラッキーです。

五条坂、清水道から多くの観光客が乗ってきてまたもやすし詰め状態に。

でもほとんどの観光客は祇園で下車。
それくらい歩けますよね。
一日乗車券を買っているから少しでも、と乗るのでしょうね。

道は祇園を過ぎると軽い渋滞は解消され、順調に到着、とはいえもう3時です。

琵琶湖疏水沿いにある近代美術館。

これは平安神宮の大鳥居。

今開催されているのは「世紀末ウィーンのグラフィック デザインそして生活の刷新にむけて」

ちらしは先月アップしましたね。

当館は、2015年に世紀末ウィーンのグラフィック作品コレクションを収蔵しました。このコレクションは、アパレル会社の創業者、平明暘氏が蒐集したものです。1897年の分離派結成から1914年の第一次世界大戦勃発までのウィーンでは、グスタフ・クリムトやヨーゼフ・ホフマンらを中心に、新しい時代にふさわしい芸術そしてデザインのあり方が模索され、数多くの素晴らしい成果が生まれました。中でもグラフィックの分野は、印刷技術の発達や雑誌メディアの隆盛を背景に、新しい芸術の動向を人々に伝え、社会に浸透させる重要な役割を担いました。本展では、300件にのぼる膨大なコレクションの全貌を紹介するとともに、同じく平明氏旧蔵のリヒャルト・ルクシュによる石膏彫像と貴重なアドルフ・ロースの家具一式をも加え、世紀末ウィーンの息吹と魅力をお伝えします。

普通出展目録はA3版の二つ折りの単色刷りなのですが、
ここのはA2版の多色刷り。

大学の卒業旅行でウィーンを訪れた時は、世紀末もアールヌーボーも全く知りませんでした。
目的は音楽を聴くことだったですから。

そこでクリムトやシスレーの絵画も観ましたが、何か変わっているなぁと思っただけでしたし、
地下鉄のカールスプラッツ駅の駅舎がアールヌーボーだと聞いても、ド派手~と思っただけ。

その後大学の教養部の美術学の講義で印象派、アールヌーボーの講義を受けて初めて知りましたね。

ストロボを使わなければ撮影可能ということでしたので、
あちこちでスマホで撮影していて、そのシャッター音の煩いこと煩いこと。

スマホのシャッター音って消せないんだっけ。
きっと消せますよね。
でないと盗撮なんできませんもんね。

さて、観終わったあとどうやって帰ろうか?
少し歩いて206系統だったら座れるかも。

と思っていたら京都行きの急行バス100系がまたたまたまやってきて空いている。
座れなかったけれど、京阪三条でガラガラになって、ラッキーなことに座れました。

そして案の定、祇園、清水道、五条坂ですし詰め状態となり、
国立博物館三十三間堂では満員のために誰も乗れず、20人ほどが置いてけぼり。

とにかく東大路、七条通が大渋滞で京都駅まで1時間かかりました。
歩くのとほぼ同じ時間ですね。

駅のバスターミナルの樹々にイルミネーション。
刻々と色が変わります。

 


京都国立博物館

2019-02-10 14:30:00 | 美術館・博物館

案の定、京都駅では多くの観光客が乗り込んできて、バスはすし詰め状態となりました。

そして、京都国立博物館・三十三間堂前で多くの人が降ります。

これだけ来ているのに、京都国立博物館にも茶室が有ることを初めて知りました。

今日は公開されているのかな?
とりあえず明治古都館の南側の細い道を東に向かって歩いてゆきます。

途中白梅が咲いていて、

さらに坂を上ってゆくと小さな空き地があって、そこに小山と沢山の石像。
「李朝墳墓表飾石像遺物」とありました。

 

ここを左に折れると茶室です。
「本日公開中」とあったので中へ入ってみます。

庭には椿や馬酔木や梅。

茶室を出て、平成知新館を目指します。

先ほどの空き地を横切って、先ほど昇ってきた坂のさらに南の細い道を降りてゆきます。

途中、大きな穂の植物があったり、

椿も咲いていて。

元来た博物館入り口のところまで戻ってきました。
東北の比叡山はもちろんのこと、西北の愛宕山にも積雪。

明治古都館

ここは今はほとんど使われていませんが、3月21日から24日まで特別公開されるようです。

平成知新館。今はここだけが使われてていますね。

以前、チラシは紹介したのですが、今特別企画として開催されているのは、「中国近代絵画の巨匠 斉白石」。

そして、この前新聞記事で紹介した「初公開!『天王の即位図』」が特集展示。

博物館で立派なちらしをゲットです。

その他名品ギャラリーでは、「中国と日本の銅鏡」、「日本の彫刻/中国の仏像」「江戸時代の蒔絵 動物編」、
「豊臣秀吉と後陽成天皇」が、この時期限定で開催中です。

とにかく見るものが多く、これらを見るだけでかなり時間がかかりました。

帰る途中、東大寺の大仏殿前の八角燈籠のレプリカがあるので、それを見てきました。
周囲に梅が咲いています。

 

う~ん、この後の時間を考えると、承天閣美術館は無理なので、今回は断念。

京都国立近代美術館で終わりにします。


再びの龍谷ミュージアム

2019-02-10 11:15:05 | 美術館・博物館

朝の朝刊の奈良版に、昨日訪れたなら瑠璃絵の記事。

 

朝から再び龍谷ミュージアムへ。

「いきものがたり」は前期・後期に分かれていて、今日から後期と予定表に書いてあったのですが、
後期は2/16からでした・・・

車窓から平城宮跡大極殿。
あれ?南門復元工事の足場にこんなスクリーン。

京都駅に到着して改札を出て駅北側への通路を進むと、
この前まで工事中だった場所にこんなものができていました。

駅から市バスで向かうという手もあるのですが、歩いても15分ほど。
ブラブラ歩いてゆくことに。

京都タワー。

民家の軒先にナンテン。難を転じるから縁起物とされていますね。

京漬物の西利の店舗の前に紅梅。

道路脇の植え込みに黄色いバラ。

西本願寺が見えてきました。その境内に梅らしい花が咲いています。

 ミュージアム近くの植え込みにも梅。
梅越しに西本願寺。

 ミュージアム前から西本願寺。

龍谷ミュージアムです。

特別陳列「釈尊絵伝」。前回はこれを見逃していたのに気づきました。

まだ準備中ですが、龍谷大学農学部による無料のあずき粥の提供があるようです。

ミュージアム内には撮影スポットが沢山。

エレベーターで3階まで上がったところの撮影スポット。

2階のエレベーター前の撮影スポット。

 

「釈尊絵伝」、確か以前どこかで観たことがあると思って図録を調べると、
去年宇治の平等院で、この作品を修復後初めて展示したものでした。

拓誕

降誕

出城

牧女の供養

成道

転法輪

涅槃

 

美術館を出ると、まだあずき粥の提供に間に合いました。
三種類の漬物も、学生さんたちが育て、漬けたもののようです。

次の目的地は京都国立博物館。

七条堀川からは206系統か86系統ですね。
これだとここからは空いているので座れます。
そして京都駅からは大混雑となりますね。