涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

昼から良く晴れました

2019-07-12 20:26:00 | 歌舞伎

朝起きると東の山々の一部に雨雲がかかっていました。

 

天気予報に夜と午後は晴れるとか。
で、自転車で出勤です。

職場の植え込みのアジサイ。
まだ昨夜の雨の水滴が残っています。
なぜか、今年は花がついていいない・・・

 

帰る途中、HONDA VERNOのあったところの工事が進んでいて、
コンビニ風の建物。

ここから歩いて5分の距離に、セブンイレブンが2軒、ローソンが1軒、デイリーヤマザキが1軒あるのですが。

 

夜に久しぶりに綺麗な月。

 

新聞記事の整理。

京都国立近代美術館での「トルコ至宝展」。7/29までだとか。

兵庫県立美術館での「ゴッホ展」。東京のあと巡回してくるらしい。
来年の1/25~3/29。

中村雁治郎㊦。

 

 

中村雁治郎も出演する七月大歌舞伎の広告。芝居の写真が出ています。

 

 


吉例當る亥歳吉例顔見世興行 昼の部

2018-12-20 18:00:38 | 歌舞伎

 今日も朝から京都の南座へ。

吉例當る亥歳吉例顔見世興行 昼の部です。

今日の芝居絵の看板。

 

席は三階席の最前列です。

昼の部は10:30開演ですよ~。

一、菅原伝授手習鑑  寺子屋

     松王丸
武部源蔵
戸浪
涎くり与太郎  
春藤玄蕃
千代
御台園生の前

愛之助

中村福之助


秀太郎

夜の「義経千本桜」と「仮名手本忠臣蔵」とともに三大義太夫狂言の一つ。

すし屋では権太が自分の息子を、この演目では松王丸が自分の息子を、
身替りとして差し出すという悲劇を描いています。

涙無くして、観ることはできませんね。


二、鳥辺山心中

     菊地半九郎  
     若松屋遊女お染  
     坂田源三郎
     若党八介
     お染父与兵衛
     若松屋遊女お花
     坂田市之助

孝太郎
右團次
寿治郎


左團次

岡本綺堂作の演目です。
心中の舞台は四条河原。南座のすぐ西側です。 

 

三、ぢいさんばあさん

     美濃部伊織
     下嶋甚右衛門  
     宮重久弥
     同輩の侍
     同
     同
     宮重久右衛門
     久弥妻きく
     伊織妻るん
仁左衛門

愛之助


松之助
高麗蔵
孝太郎

森鴎外原作 宇野信夫柵・演出の演目です。
自分としてはこっ恥ずかしい演目かな~と思うのですが。仁左衛門は愛嬌があってピッタリ。

確か三年前の夏に、松竹座で仁左衛門・時蔵で同じ演目が出ましたね。
8年前の歌舞伎座では、仁左衛門・玉三郎でした。

 

四、恋飛脚大和往来 新ノ口村

     亀屋忠兵衛 
     傾城梅川
     忠三郎女房
     父孫右衛門
藤十郎


鴈治郎

もう何度観たでしょうか。 藤十郎の忠兵衛。
扇雀時代は梅川をやっていましたね。
動きがぎこちなく、声も弱々しくなっていました。

藤十郎と二人息子による新ノ口村。

鴈治郎は元気すぎて、先代仁左衛門のような味は出ていませんが、いろいろ感じることの多い演目となりました。

 

芝居が終わったのは四時過ぎでした。

丹波橋駅のビアードパパでシュークリーム2個買ってきました。

 

やってきた近鉄電車は天理行き急行。
なので大和西大寺駅で奈良行きに乗り換えです。

 

駅に着いて部屋へ向かう途中、頭の上が煩いと見上げてみると、
電線にムクドリが沢山とまっています。

 


南座夜の部

2018-12-10 07:52:51 | 歌舞伎

京都の毎年の風物詩南座での吉例顔見世興行の夜の部に出かけてきました。 

夜の部は午後4時50分開演、終焉が午後9時55分という、遅めの芝居になります。

演目と配役です

義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

  木の実
  小金吾討死
  すし屋

  いがみの権太
弥助実は三位中将維盛
お里
若葉の内侍
主馬小金吾
猪熊大之進
弥左衛門女房お米
権太女房小せん
鮓屋弥左衛門
梶原平三景時
仁左衛門


孝太郎
千之助
松之助
竹三郎
秀太郎
左團次

 

面かぶり

  童子 鴈治郎

 

弁天娘女男白浪

  浜松屋見世先より
  稲瀬川勢揃いまで
 
  弁天小僧菊之助
日本駄右衛門
南郷力丸
鳶頭清次
浜松屋伜宗之助
浜松屋幸兵衛
赤星十三郎
忠信利平
愛之助

右團次

中村福之助

孝太郎
鴈治郎

 

三社祭

  悪玉
善玉
鷹之資
千之助

 

義経千本桜は三大浄瑠璃の一つ。
特に今回のこの場は実家近くが舞台となっています。

何度観ても泣ける話です。
仁左衛門のごんたっぷりがすごくいいですね。
根っからの悪人ではなく、子煩悩で、そして父親への情もある。

維盛は女役が演じることが多いんでしょうか。
自分が良く観たのは先代の中村翫さんです。

 

面かぶり、初めて観ました。
雁治郎の童子、可愛らしい。
どちらかといえばこの人童顔ですね。

 

弁天娘女男白浪、いわゆる白浪物の代表作ですね。

ドラマ「半沢直樹」でオネエ役である黒崎駿一をやった片岡愛之助、
ドラマ「陸王」で村野尊彦をやった市川右團次、
が浜松屋見世先の場で出演です。

今まで弁天小僧菊之助は、菊五郎、菊之助でしか見たことが無かったので、新鮮。

 

三社祭

自分が歌舞伎デビューしたのが昭和最後の京都顔見世興行。
そのときにもこの演目が出ました。
そのときは悪玉を中村富十郎(五代目)、善玉を中村勘九郎(五代目)。
もうこの二人は亡くなられましたね。
今回悪玉は中村鷹之助、富十郎の御子息。そして善玉を片岡千之助、孝太郎の御子息であり、仁左衛門のお孫さん。

若い二人の演じる三社祭は、富十郎・勘九郎の演じたものよりはイキイキ、キビキビですね。
富十郎・勘九郎は円熟した雰囲気のある三社祭。

劇場内には竹馬。

階段の手すりは以前のものを使っていますね。

三階から劇場内。舞台には緞帳、そして定式幕。

天井付近の壁。

天井。

花道の所作台をしまうところ。

三階せきから、釣り灯籠と舞台。

総見の日ではないので舞妓さんはいないかと思ったら、おひとりおられました。


松竹座で七月大歌舞伎 二代目松本白鷗 十代目松本幸四郎 襲名披露興行

2018-07-19 22:30:00 | 歌舞伎

今日の目的は道頓堀の松竹座で開催中の、関西・歌舞伎を愛する会のだい27回公演でもある「七月大歌舞伎」。
二代目松本白鷗、十代目松本幸四郎の襲名披露興行でもあります。

松竹座。

入口正面の左右に芝居の絵看板。

昼の部

夜の部

さらにその両側に役者の名を書いた幟。

ポスターも飾られていますが、ガラス越しなので、いろいろな物が写り込んでいます。

白鵬の河内山宗俊

十代目松本幸四郎の武蔵坊弁慶

十代目松本幸四郎の河内屋与平衛

松竹座二階はロビーとなっていて、その壁に高麗屋のいろいろな画像。

高麗屋三代の隈取。

今回新染五郎は学業のため、大阪での出演はありません。

松竹座三階が劇場一階となります。
入口正面に過去の舞台写真、襲名挨拶の写真、襲名幕の箱、襲名幕の写真。

劇場に足を踏み入れると襲名幕。
暴れ熨斗文、高麗屋の家紋「四つ花菱」、白鷗・幸四郎の紋の「浮線蝶」。
その他、暴れ熨斗には染五郎の紋である「三銀杏」も描かれていますね。

劇場内にはテレビカメラが入っていました。

演目は

昼の部:

一、廓三番叟

     傾城千歳太夫  片岡孝太郎
     新造松ヶ枝   中村壱太郎
     太鼓持藤中   中村歌昇

二、車引

     松王丸     中村又五郎
     桜丸      中村扇雀
     杉王丸     中村種之助
     金棒引藤内   中村寿治郎
     藤原時平公   坂東彌十郎
     梅王丸     中村鴈治郎

三、河内山

     河内山宗俊   幸四郎改め松本 
     高木小左衛門  坂東彌十郎
     宮崎数馬    市川高麗蔵
     腰元浪路    中村壱太郎
     北村大膳    松本錦吾
     
松江出雲守   中村歌六

四、勧進帳
     武蔵坊弁慶   染五郎改め松本幸四郎
     源義経     片岡孝太郎
     富樫左衛門   片岡仁左衛門

夜の部:

一、御浜御殿綱豊卿

     徳川綱豊卿   片岡仁左衛門
     富森助右衛門  中車
     中臈お喜世   中村壱太郎
     小谷甚内    片岡松之助
     上臈浦尾    上村吉弥
     御祐筆江島   中村扇雀
     新井勘解由   中村歌六

二、口上

     幸四郎改め松本 鸚  染五郎改め松本幸四郎  坂田藤十郎  幹部俳優出演

三、女殺油地獄

     河内屋与兵衛   五郎改め松本 幸四郎
     七左衛門女房お吉 市川猿之助
     山本森右衛門   市川中車
     芸者小菊     市川高麗蔵
     小栗八弥     中村歌昇
     妹おかち     中村壱太郎
     刷毛の弥五郎   大谷廣太郎
     口入小兵衛    片岡松之助
     白稲荷法印    橘三郎
     皆朱の善兵衛   澤村宗之助
     母おさわ     坂東竹三郎
     豊嶋屋七左衛門  中村鴈治郎
     兄太兵衛     中村又五郎    
     河内屋徳兵衛   染五郎改め松本幸四郎
     
この松竹座での「女殺油地獄」は2007年平成19年のやはり七月公演が思い出として残っています。
当初は市川海老蔵が河内屋徳兵衛を演じていたのですが、
負傷のために急遽片岡仁左衛門が代演となりました。
海老蔵での舞台を観ていた自分はそのニュースを見て慌ててチケットを取って観にきました。
 
海老蔵も仁左衛門の薫陶を受けていたとはいえ、やはり仁左衛門の徳兵衛とは格が違いました。
同様今回の幸四郎にも同じようなことが言えるように感じました。
 
そしてもう一つショッキングなこと。
坂田藤十郎、あまりに急に衰えをみせています。
今回は口上にのみ舞台に出たのですが、床に手がつかず、呂律も回らず、
片岡我當さんが同様に口上にのみ出演された様子によく似ています。
 
演目でいうと、河内山、御浜御殿、何度見ても琴線に触れません。
 
さて舞台が終わったのが午後8時45分。

道頓堀の万灯祭を観に行ってみました。

夜のグリコの看板。

万博誘致のモニュメント。

帰りは御堂筋まで出て、近鉄大阪難波駅へ。

道頓堀沿いの金龍ラーメン。

部屋に戻ったのは午後10時。生駒山の上低くに半月。


なんとか小雨ですんだ一日

2018-06-11 23:00:00 | 歌舞伎

朝目が覚めたのがいつも通り5時半。
寝室の窓から外をみると青空がのぞいております。

シャワーを浴びて、週末に溜まった洗濯物と一緒に洗濯。

朝食を済ませて洗濯が終わってベランダに干そうとすると、なんとこんな様子。

洗濯もしたことだし、とりあえず干してみました。

ミニトマト青いですが5個生っています。

出勤時の西の空。
どうも西の空は青空で、東のそらは晴れているようです。

仕事を終えて帰ってくると郵便受けに松竹歌舞伎会から封書。

大阪の松竹座での七月大歌舞伎のチケットでした。

今回は松本幸四郎→二代目松本白鷗、市川染五郎→拾代目松本幸四郎 襲名披露を兼ねています。

今回の昼の部
「勧進帳」の弁慶は十代目幸四郎ですね。源義経は孝太郎、富樫は仁左衛門。
「車引」の松王丸は又五郎、桜丸は扇雀、梅王丸は鴈治郎、藤原時平は彌十郎。

夜の部
「御浜御殿」の徳川綱豊卿を仁左衛門。
「女殺油地獄」は河内屋与平を十代目幸四郎、豊島屋七左衛門を鴈治郎、女房お吉を猿之助、
河内屋徳兵衛を歌六、女房おさわを竹三郎。

上方、江戸の役者のアンサンブルを楽しめたらと期待しております。

 

洗濯物は雨に濡れず乾いておりました。