9月13日
お兄ちゃんの誕生日でした。
カナダでも有名なテリーフォックスさんの
チャリティーマラソン期間中のある金曜日、
1時間だけ学校の敷地内を走る、
テリー・フォックス・マラソンがあった。
一人2ドルの募金をする。
ベンはベンのバディ(電車君と高い君)と一緒に走ってる。
ここでバディ・システムのお話。
幼稚園の頃から、園児一人につき、上級生一人か二人が組になる。
これは年間行事通して、何か行事の時にお世話を、するされる。
1年間、同じ組み合わせ。
5日前、テイは同級生のケント君のお兄ちゃん、6年生のハヤト君と組になれてウキウキ。
2日後、(マラソンの前日)
ベンはバディのいる6年生のクラスへ入って、
今年のバディと初対面した後、大泣きだったそう。
迎えに行った時、すぐに先生が来て
「ベンは動揺して20分泣き止まなかった。本を読んでも
絵を描こうと勧めても、泣き続けてた。
もし、明日もこの様子だったら休んで構いません。」と言われた。
すぐその場でベンに理由を聞いたら、
「大勢のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいて圧倒されて怖かった」って。
先生も心配そうに見てるから、「明日は大丈夫です。」と伝えた。
落ち着いてからベンと2人きりになって本当の理由を聞いた。
二人の容姿がいけてない子だったからです。
一人は白人の中でも白くて、にきび面の子。
もう一人はインドか、パキスタン出身の肥満の子。
これは困ったことだ、既に人種で対等にみてない。と言う事で
放課後公園でも、夜寝る前も、ブラッドからも、
ゆっくりやさしく解りやすいように話した。
「よく解ったよ。」
と次の日ルンルンで出て行き、
マラソン中も、それを見に行った母の前走る時は、ダッシュ!
みたいなポジティブで、
「今日バディと友達になったよ。」って帰ってきた。
コロッと変わっちゃうからね。
子供って面白いわ~。
一方、テイは。
友達のハヤト君がバディでウキウキのはずなのに、
前の日から風邪っ引きで調子悪そー。
走らないで歩いてた。
帰ってきてからも元気がなかった。
鼻詰まりと少し熱。
薬飲ませて夜は早めに寝かせた。