人生において振り出しはなし

公務員試験の記録

特別区の面接

2011-07-18 23:38:47 | 公務員試験を振り返って
は不思議ですね。

もっと倍率の高い面接(それこそ10倍以上)を突破するような人でも、
たかだか1.5倍程の倍率で落ちちゃいます。

今はもう働き始めて4年目ですが、
特別区の面接で落ちたという人にもぼちぼち会います。
しかし今は立派に違う仕事を、それこそ公務員でも民間でも、
それぞれのステージでこなしている人ばかり。
落ちた=ダメでは絶対ない。

でも、結果は出てしまう。

受かれば天国
落ちれば地獄

本当に、両極端な世界だなと、今でも思います。

やれることは全てやって、悔いのないように臨むのが一番。
落ちても何かが財産になっているはず。

今年はもう終わったのかな。日程的に。
結果待ちの間はそわそわしちゃいますが、
前向きに考えつつ、よその試験なり面接の準備に勤しんでください。

面接で思うこと

2008-07-10 23:25:03 | 公務員試験を振り返って
これをやって失敗した

 ・想定質問をずらずら並べ答えを作って暗記する
  →忘れます
 
 ・低倍率だから適当でもなんとかなる
  →なりません

 ・面接関連の本から自己PRなどを拝借
  →ry
 
 ・ビジュアルに無頓着
  →ry

 ・2回目でカバーすればいいや
  →ry

 ・ネクタイを結ぶのが下手
  →当日焦るので毎日練習だ!

 ・喋った内容が文章になってない
  →実は今でもなってないのでなんとかなります・・・なってんのかな・・・




面接シーズン真っ盛りですね

阿呆な俺が何回も思ってしまったことだが、
面接が終わってからじゃもう対策はできない。

時間があるうちは、やれるだけやろう。
自分ひとりで考えず、親家族、友達、大学の人、予備校の人、就労支援施設の人
誰にでもいいから相談して手伝ってもらう。

今はハローワークにジョブカフェにしごとセンターに、よりどりみどり。
自治体でも似たような事業持ってたりする。
既卒の人、親身になって相談乗ってくれます。
行かない手はない。

自分から動かないで落ちたら、後悔して泣く。
泣いた。


内定の電話がかかってきたときも、やっぱり泣いたけどね

試験での問題の解き方

2008-02-18 22:44:41 | 公務員試験を振り返って
昨日今年受験される方何人かと話しをしていて気になったので
簡単にまとめてみます。
こんなやり方で通るやつもいるんだな・・・と参考までにどうぞ。


・教養試験

 先ず知識から解く。
 知識にはなるべく時間をかけず、知能に時間を割くのが理想。
 俺はいつも30分を目安にしてました。

 知識が終わったら、最初に戻って知能を解いていく。

 文章理解はセンテンスごとで区切って、読んでいて重要そうだなと思ったとこを
 □で囲って目立つようにしておく。
 それが書いてある肢があったら大抵それが正解。

 判断・数的は1分ぐらい考えて解けそうならとりあえず手をつける。
 ダメそうなら後回し。
 3分くらい考えてやっぱりダメそうなら後回し。

 空間・資料解釈は焦らずやれば解けることが多いので時間をしっかり残しておく。
 理想は20分以上。
 
 最後に余った時間でパスした判断・数的の問題を解いたり適当にマークしたり。


・専門試験
 
 ひたすら1番から解いていく。
 市役所や国2だと一番最初に行政系科目が来るけどキニシナイ。
 
 次々解いていって時間余らせて見直しする。
 でも見直しするのは経済の計算問題に限定。
 行政とか法律で2択になった問題は最初の直感を信じておいたほうがイイ。


・教養論文

 与えられたテーマから、最初にどんなふうに書くかおおまかにイメージする
 結論までどんなふうに締めるか考えておく。

・専門記述

 暗記したものを再現する。以上。




簿記の勉強、工簿で煮詰まってます。
商簿もやばいんだけど。
勉強するって大変だー

経済原論のススメ

2008-01-21 18:17:31 | 公務員試験を振り返って
ちょうどこの時期、去年だけども、不安なあまり全然勉強に手がついてない頃でした。
1月から3月まではだいたい週4-5でバイト入れてて。
バイトして帰ってきて机に向かおうとしても、やる気出ないんだよね。
そのままのフリーター生活でいいわけないから、なら勉強するしかないのにさ。

自分なりに折り合いつけて唯一やっていたのが経済原論。
法律系や行政系は直前にやれば思い出せるけど、経済は勘をなくすと解けなくなる。
1年目は最高に得意科目で得点源だったのが、しばらく離れたらボロボロになってて
経済だけはこつこつやっておこうと決めたんでした。


経済原論って地方公務員の上級職目指すんなら避けて通れない。
避けて通れないなら得意科目にしちゃえばいい。
できない人はできない科目だから、差別化にもなる。

どうすれば解けるようになるかって、それはもう反復あるのみ。
俺大学でちゃんと経済学学んでないけど、公務員試験で出てるのって相当簡単なはず。
簡単なんだ、やってればそのうちにできるんだ、そう思ってれば立ち向かえます。

具体的な勉強法は、ミクロマクロ毎日5問ずつやる。
前日にやった問題も全部復習する。
つまり1日20問解いてました。
考えてもダメなものは潔く答え見て、翌日には解けるようにする。

これで俺の使っていた問題集だとだいたい一ヶ月で1週したので、
本番までに3週はできたかな。

繰り返しやってもできない問題もあるけど、それはもうばっさり切るか、
要チェックしておいて試験前に改めて復習するなりしてました。

ポイントは別の単元から問題選んで解くこと、時間かけないこと。

経済得意だと1次が怖くなくなります

余裕のD判定

2007-12-28 23:20:35 | 公務員試験を振り返って
そういやこんな時期に初めて模試を受けたんでした。
Wセミナーの特別区アンコール模試


結果…

専門11/40 判定D
教養17/45 判定C
総合28/85 判定D



5割どころか4割も取れていないでやんの。。

でもまあこんなんでもなんとかなります。
年明け1月,2月,3月で面白いくらい伸びます。
4月の模試で目指せA判定!

大手だとTACの模試が判定甘いのでおすすめ



今日で仕事収めの人、お疲れ様でした。
先ずはゆっくり休んでください。

公務員試験 使えた本

2007-10-23 22:53:32 | 公務員試験を振り返って
長かった公務員試験生活の中でお世話になった本を載せておきます
主観になってしまうけど、自信をもって薦められます

(10/25追記、修正)


・勉強


「公務員試験行政5科目まるごとパスワード」 実務教育出版 高瀬淳一著

 超有名な本です
 とはいえこれ一冊でおkとかそういう類の本じゃなくて、あくまでもサブ
 こないだ話した方が、
 「時間をおいて行政科目をやったら学者のことを忘れてしまっている」・・と
 嘆かれていたんですが、関連付けて”なんとなく”記憶するのが一番の近道。
 俺は寝る前に5-10分ぱらぱら読むだけでしたが、これで十分役に立ちました


「論文試験頻出テーマのまとめ方」 実務教育出版 吉岡知治著

 これまた超有名な本です
 とはいえ、有名すぎるのと答案例はアクが強すぎて参考にし難くもあります
 俺は自治体の過去の出題例を知るのと、出題内容の分類に用いました。
 具体的には、出題例からその年の問題を予想して、関連するページを読み込んで
 自分でイチから文章書いてました


「3時間でわかる行政法入門」 早稲田経営出版 Wセミナー編著

 行政法は独学でやったんだけど、この科目はとっつきにくい
 今ではなんとも思わないけど当初は本当にしんどかったなあ
 そしてそういう科目ほど、易しく書かれた入門書が大きな力になってくれます。
 俺は理解はさておいて、この本を3回読むとこから始めました
 その後スー過去やり始めたけど、そのときはスラスラ進んだ!

 とはいえ、この本の出来はそこまでいいと思ってないので、
 もしTACの実況中継系の本が出てたらそっちのがいいかも?


「公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法」 忘れた 忘れた

 こうすれば受かる!こうやったら落ちる!
 なかなかラディカルに言い切ってくれてる本です
 根拠はともかく、断言されるとそうなのかな。。?って思っちゃいますよねw
 でも書いてあることはそう的外れじゃない
 多分誰か有名な人の勉強法を下敷きにしてるんじゃないかな
 最後に読んだのがもう2年前なのでアレだけど、
 bookoffで105円で買えるので結構オススメ


「東大生が書いたやさしい経済の教科書」 インデックス・コミュニケ-ションズ
                          東京大学赤門Economist著

 出版されたのがちょうど堀江社長やドラゴン桜が大人気の頃で、
 東京大学のことがかなり持ち上げられていた記憶がある。
 うまいタイトルですね

 内容は、マクロ経済に関して登場人物が会話形式で学んでいくというもの
 
 何かを難しいと思うときって、たいてい
  ・そもそも書いてあることや用語が理解できない
  ・理論展開についていけない
 のどっちかだと思うんだけど、ことマクロ経済に関しては
 この本はそのどちらもクリアしています。
 
 これほど易しく書かれた経済の本は他に知らないや。
 小説風に読み進められて、あんまり勉強してる気がしないのも○
 読み手が飽きないようにとよく工夫が凝らされてる。
 経済苦手な人にほど是非読んでほしい!文句なしに良書です^^

 完全文型短大生の妹が四大編入のため経済を勉強しなくちゃならなくなったんですが
 この本読ませたらそれなりに?理解してたようw
 マクロだけなのが惜しい!


「物理 橋元流解法の大原則」 学研 橋本順一郎著

 大学受験で物理を使った人にはお馴染み
 (一部で)超有名なハシモト先生の本です
 とにかくわかりやすい!しかも覚えやすい!
 飽きさせない工夫、覚えさせる工夫、イメージで語る工夫
 これも文句なしに良書だなあ
 別にこの本じゃなくても何冊も書かれてるんで、どれでもOK^^
 数式に苦手意識ない人なら、物理やってなくてもオススメ


「そのほか」

 公務員試験のものでも大学受験のものでもいいから、
 講義の実況中継風に書かれたものがお勧め。
 読み易さ、取っ付き易さがまるで違います。
 
 専門の問題集は正直どれも変わらんかな。
 俺は評判の悪いセレクションがメインだったけど、誤植の多さを除けば不満はないし。
 でも独学でやるなら専門科目は文句なしにスー過去がいいですね
 よくまとまっていて勉強しやすい

 教養は東京アカデミーの出たDATA問ってのを使ってました。
 これが問題が多くて安い!
 解答も別冊で使い易い
 ただ解答そのものはあっさりなので、他の何かで勉強してからやるもの

 一般知能はあんまりやっても伸びないと思ったので
 ワニ本を一通りやっただけでした。
 正直難しい問題出たらそれまでだし、やったら確実に点になる専門や知識を
 重視したほうがいいと思ってます。


・面接対策


「絶対内定2008 自己分析とキャリアデイザインの描き方」 ダイヤモンド社
                                    杉村太郎

 民間企業用の就活対策本です
 俺は民間の就活のことは知りませんが、平積みされてる量からして有名な本なんだろうな

 大学4年の9月ごろ、友人と飯を食っているときに冗談ぽく言われた
 「お前は本当に働きたいのか?」という言葉が、実に衝撃的だった。
 正直あのときの俺は、社会人になるのがどこか怖かった。
 働いてやっていく自信がなかった。
 
 そもそもなんで就職ってするんだろうな
 中学高校を出て大学へ行って、卒業したら働くのが一般的だから?
 それが普通だから?
 皆そうしているから?

 当たり前のことだけども、面接対策の本ってどれもこれも
 就職して働く意思が明確にあることを前提に書かれていると思います。
 
 自分のしたいことを、あるいは今なぜ働くことを選択するのか?という問いに
 明確に答えられなくても、自分は働きたいんだと自分に暗示をかけてみる。
 面接対策本を手にとって、自己分析してみて、面接受けて、社会人になってみる。
 もうこの時点で早期離職の準備は整ってしまっているのかもしれない。

 この本は、なんで今就職するのか、本当にそれでいいのか
 その時点から始まります。
 そして、その業界でいいのか、その職種でいいのか、その仕事でいいのか…へと。
 自分に、本当によく適した本でした。

 内容的には、自己啓発と、半端無い分量の自己分析シートみたいなもの。
 シートの量は本当に凄まじくて、普通にやったら一週間はかかる
 
 面接を突破するためには
  1 面接で話すことの下準備
  2 会話内容以外に評価される部分の下準備
 が必要だけど、1に関してはこの一冊で十分に事足りた。
 
 分厚いのと暑苦しいタイトル、内容から手を伸ばしにくいとは思うけど、
 面接が苦手、失敗したひとに是非薦めたいな。
 この本には本当に世話になりました!

勉強をする前に・・

2007-09-28 13:11:13 | 公務員試験を振り返って
しておくべきと思うことがあります。

受験先をしっかりと想定すること。
捨て科目を決めること。
勉強する範囲を決めること。

俺の場合、試験勉強に集中的に取り組み始めたのが12月に入ってからとやや遅く、
試験に受かるために戦略を考えるのは必然的に必要なことでした。



・捨て科目について

手始めにやるのは、志望先の出題内容を把握すること。
俺の場合C日程市役所が第一志望だったけど、試験が行われる時期が遅く、
便宜的に一番早い試験である東京都特別区を目標に据えました。

出題を見て目についたこと。
経済系科目が15問も出るのに対して、民法が4問しか出ない!

経済系と括っているけど、ミクマクと財政学は出題内容が8割方同じなので
問題集2冊+ちょっとをこなせば大丈夫。
対する民法は、4問の出題のために、やはり問題集2冊分の分量をこなせねばならない。


この段階で、経済に力を入れ、民法を捨てるという自分の勉強の大筋が決まった。


公務員試験の世界では、経済・民法・数的捨てたら不合格一直線・・と言われる。
でも、苦手だからじゃなくて、費用対効果で切るのはまた別。

裁判所事務官は無理でしょうが、でも同じく必須の国税や地上であれば、
民法無くても他で稼げば合格できます。

他で稼げば、っていうのは他主要科目全てを得点源にするってことです。
大変そうだけども、反復しているうちに次第にどれも得意になってきますよ。

俺にとってあの民法の分厚いテキスト&問題集 2冊ずつをやらなくていいってのは、
精神的にだいぶ楽でしたw


また教養についても、同じように出題を見て取捨選択を行う。
出題の少ない人文科学は苦手意識の少なかった地理だけを勉強。
出題の多い自然科学は万遍なく手をつける。
こんな具合にね。



・勉強する範囲について

これがものすごく大事です。
膨大な範囲から出題される分野は、実に限定的だったりすることも。

そこで使うのが受験ジャーナル。
毎年年明けごろ出版のに、過去5年の各職種出題内容特集記事が掲載されます。
これを自分の受験する職種で出される分野だけをチェックしていくと、
出るところと出ないところに傾向がハッキリ出ます

これが特に生きてくるのは勉強に時間を割けない科目。
比重の低い専門科目(社会学、経営学、労働法、刑法、国際関係など)と一般知識全て。

出る範囲を絞ってやることで、時間を掛けられなくても得点源になります。
特別区に関して言えば、社会学・経営学・労働法は相当勉強範囲絞ってやったけど
本番では非常に心強い科目でした。


まとめると、勉強始める前に自分なりに戦略立てるべきだということですね。
経済も民法もその他科目も、出題されるもの全部大事なものだけど、
真っ正面から取り組んでいくとどれだけ労力が必要なのか。

一日勉強に費やせたり、長期間勉強に集中できる受験生ばかりではないだろうから、
時間がない人こそしっかりと計画を持って勉強していきましょう!

公務員試験の模試

2007-09-13 10:24:02 | 公務員試験を振り返って
模試は無理に受ける必要はない。

本番の雰囲気に慣れるんなら、一年前の本試験解けばいいし。
模試で出る問題も大した意味がない。
模試で出たのと似たような問題も本試験で出てるんだけど、
そんなん教養専門合わせて一つの試験辺り100問あるんだから当たり前。
何よりも問題が難しすぎる。
ぜんぜん解けなくて、自信喪失しちゃう人もいることでしょう。


でも俺はそれでも、模試は受けたほうがいいと思う。


[模試を受ける利点]

・職種ごとの模試だと、志望者の中での自分の相対的な位置が見える。
 但し模試を受けてくるような人はかなり本気で公務員試験を受けてる人だけなので
 順位や判定はそこまで気に留めないこと。

・そんでもやっぱりいい点、順位、偏差値をとりたい!
 →模試前に集中的に勉強する
 
 これが何よりすごく大事。一気に伸びます。
 都庁や特別区だったら、4月の模試時点での完成を目指して勉強すると、
 本試験をピーク状態で迎えられますよ!

・論述が当たる
 択一は大して意味ないってのは最初に書いたけど、記述は話が別です。
 予備校講師が意地で当てにくるので乗っかっちゃいましょう。


[模試を受ける上での注意点]

・模試マニアにならないこと
 公務員試験って母集団のレベルが似たりよったりなので、地頭が良かったり、
 得意分野だと、大学受験じゃ有り得ない偏差値が出たりします。
 (85を見たことがあります。 )
 これが楽しいのか、なんか無闇やたらに受けまくる人がいます。
 かつてここにいましたヽ(´▽`;)/
 月イチ程度に、志望職種のみ受けるのがベスト。

・復習。
 これは本試験でもそうだけど、受けた日のうちにやる。
 長丁場なんで終わったあとにやるのはしんどいけど、
 日が経てば経つほど復習で得られる効果が薄まるので。
 専門で間違えたものを見直しておくと、本試験が簡単に思えます。
 


模試の傾向も専門学校によって変わってきます。
以下完全に俺のイメージ。

LEC → 一般知能が凶悪。こんなん誰が解けるんだよ!って問題がでる
       専門はひっかけ問題が多い
TAC → 経済系がやや難しいが、全体的に本試験よりほんのり難しい程度
       問題・解答冊子が多職種の共有なので、復習しにくい
セミナ → 伝統的に行政系科目で、誰も知らねーようなマイナー学者を出してくる
       LECと並んでひっかけ問題が多く全体的に難しい
       記述解答には力を入れており、答案冊子は重宝した


何度も書いてるけど、模試の問題は本当に難しい。
本番では模試の点数に10~20点くらい加算されるから、
点数と判定に惑わされないようにしてください。
そのうち今までに受けた模試の点と判定と、本試験の成績を纏めてみます。


模試は使い方次第で自分を一気に育ててくれる魔法のツール。
専門学校のお客さんにならないよう気をつけて、目一杯活用しましょう!

専門学校と独学

2007-09-10 22:40:54 | 公務員試験を振り返って
昨日公務員を目指していた人・目指している人の集まりに参加してきました。
んで、来た人全員が公務員になるために専門学校に通っている(いた)という。

LEC・TAC・Wセミナー・クレアール・大原
主要なとこは全部いたかも?w

俺自身、大学3年から4年にかけて、Wセミナーのいわゆる「地上・国2コース」に
通ってました。



「公務員になるためには専門学校に通ったほうがいいのか?」

よくこの質問を目にするけど、俺の経歴からも経験からも、通う必要はないというのが
試験を終えた今の正直な感想です。


俺の場合でいえばWセミナー
26万も払った記憶があるが、高費用に見合った授業を提供して頂けたと思うのは、
経済原論を担当されていた森嶋宏一先生の講義だけですね。
特に主要科目のひとつである行政法は、講義の質があまりに悪すぎたので
完全に独学でやっていたくらいだし。

公務員試験は近年始まったばかりの試験じゃなくて、長年の蓄積があります。
その分優秀な参考書・問題集は本当にたくさん出されているので、
プロの講師の講義は合格には必要ありません。



でもまあ、試験を受けるうえで一番もったいないなと思うのが、
「一年目独学で受けて失敗したので、二年目から専門学校に通う」こと
これを避けるためには一年目から通うほうがベターなんですよね。

専門学校に通うメリットは

・勉強場所が確保できる
・最も大切である勉強計画を、講義に沿って立てられて非常にやりやすい
・がんばっている人を目の当たりにすることでやる気になれる
・職種、科目ともに情報が煩雑過ぎる公務員試験について理解しやすい
・分からないこと、質問・疑問・悩みなどへのサポート体制ができている
・独学だと対策しにくい論文や面接、討論のデータが非常に豊富


通うか独学でいくかは、お金と時間と相談して決めるといいと思います。

Wセミナーで費用がだいたい25-40万だったけど、他の予備校でも同じくらいかな。
独学でやればせいぜい5万程度で収まるから、この差はあまりに大きい。

次に時間。
学生や既卒の公務員専願なら時間は腐るほどあるけど、
働きながらや他の活動をしながらだと、講義の予習・復習、問題演習までは
とても手が回りきらないと思います。
専門学校の講義は時間枠に嵌めようと冗長に丁寧に喋ってくれるので、
一人でテキスト読んで勉強していくよりもどうしても時間がかかる。
つまるとこ無駄が多い。

TACの超有名な講師の至言ですが、"受験生は少ない労力で合格したい"。
でも、専門学校に通うことで、少ない労力で合格できるようになるわけでもない。
勘違いしてしまいやすいところだと思っています。



結局のところ、公務員になるのに専門学校に行く必要はないけど、
最終合格への近道になってくれる可能性もある。

大学受験のとき予備校や塾のカリキュラムに従ってやってきた方であれば、
専門学校の良さを最大限生かせると思うので、ドンドン活用してください!


独学でやる方は,,

・勉強計画をしっかり立てること。
 俺は1日を午前・午後・夜に分けてみっちり立てました。
・自分の不得意分野と勉強の習熟度を把握するために、月1程度で模試を受けること
 これ以上受ける必要はないですし、D判定でも気にしなくていいので、
 自分が解けない科目と分野を理解する機会なんだと捉えてください。
・一人で勉強しないこと
 独学なのにヘンな話ですが、blogでもmixiでも2ちゃんでも何でもいいので、
 切磋琢磨できる相手を探してみてください。
・予備校を活用する
 これまたヘンな話ですが、自習室が借りられるようであれば借りる
 模試、模擬面接、単科などオプション講義を受けてみる
 やはり専門学校はその道のプロなんで、本科生でなかろうが
 利用できるところはトコトン利用してください! 
 向こうも合格実績が伸びるので、どんなカタチでも歓迎されると思います(´-`)

合格体験記って・・

2007-09-08 23:35:29 | 公務員試験を振り返って
今日所用で大学に行き、その帰りに大学から歩いて5分の
現役時通っていたWセミナーに足を伸ばしてきました。

休憩室のラックにあったフリー情報誌「シビルニュース」やパンフレットを
ぱらぱらと眺めてみる。

当たり前だけど、こういうのに乗ってる合格体験記って
専門学校をヨイショするためだけのものなんですよね。
書いてあることも似たようなのばっかで、その人がさっぱり見えやしない。

ところでT○Cは新卒・既卒や大学名に関わらず、実に幅広い方の体験記を載せるが、
Wセミナーは、8割方新卒で有名大学から人気職種にいった人の体験記ばかりが並ぶ。
営業戦略の違いなのかな。

でも、この営業戦略に乗った体験記でも、勇気ややる気を与えてくれるものはある。

俺の場合は、初めて読んだシビルサービスに載っていた、特別区に内定された
ある女性の方の体験記の締めの言葉が、今でも強く強く印象に残っています。
生涯忘れることはないでしょう。

これから公務員試験を迎える方も、ぜひ自分の目標とする人を
見つけてみてください。
合格体験記でも、実際の職員さんでも、単に試験に受かっただけの人でもいいから。
勉強するのが辛くなったときに、きっと助けになってくれると思います。