おはようございます。
週末は、もう一度、秋の旅にでていました。
今回は、茨城・笠間を中心に栃木・宇都宮まで。
メインは城めぐりながら、ついつい欲が出てしまい・・・w
旅は一期一会、
そんな記憶を綴ってまいります。
どうぞ、おつきあいくださいませ。
今回は、2度目の笠間。
宿をとっていたので、
笠間稲荷神社へも、朝一番でお参りしています。
こちらは、日本三大稲荷(伏見、豊川、笠間)のひとつ。
白雉2年(651年)創建と伝えられ、1370年の歴史をを超える、
五穀豊穣、商売繁盛の神様です。
(菊まつり。巨大なご本殿のおキツネさまは、ちょっとコワい)
ちょうど、明治以来続くという「菊まつり」が行われていました。
とはいえ、冷え込んだ朝、7時前の神社は、さすがに人影もまばら・・・
ゆっくりと、おまいりができました。
ふと目に付いた案内が「雪村」の文字。(↑画像右端の黄色い枠)
「雪村って、あの雪村だよね」
「あ、茨城だもん、そうだ、そうだ・・・」
「雪村」とは、雪村周継(セッソン シュウケイ)、戦国時代の禅僧です。
常陸源氏の嫡流・佐竹氏の生まれながら、
武士にならず画僧として生きました。
画業を通じて、我らが小田原・北条氏とも縁が深かったことから、
最近、我が家で注目しているのです。
その雪村、
なんと、笠間稲荷美術館で特別展「雪村」が開かれていたのです。
それはぜひ拝見したい!
残念ながら、そんな心の叫びは封印。
(笠間稲荷美術館の入り口を内側から、下は美術館の庭を撮影。)
美術館の開館時間前なうえ、その後も時間がありません。
なんせ、城ポチ(「ニッポン城めぐり)に夢中の夫がたてた
スケジュールなので・・・余裕がないのです。
「雪村」展に、心を残しながら、笠間稲荷をあとにしました。
旅は一期一会と申しますが・・・
あきらめねばならないことも、ままあります・・・
それも含めての旅の楽しみなのかもしれません。
第6波の不安に加え、新たな変異ウィルスの出現も取り沙汰され・・・
いっそう、旅のひとときが、貴重に感じられました。
旅のあれこれ、また、おつきあいいただければ、嬉しいです。
本日も、どうもありがとうございました。