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「侍ジャパン、世界一への挑戦」展(野球殿堂博物館)

2023年12月31日 | 野球関連


 侍ジャパン、世界一への挑戦


 野球殿堂博物館で開催中のWBCの展示会「侍ジャパン、世界一への挑戦」。

 本展は4月23日(日)までの予定でしたが、優勝記念特別編として新たに展示品を追加し、7月9日(日)まで会期が延長されました。

 WBCで選手が使用した野球用具などが一挙公開されており、写真撮影も自由なので、来館できない方たちのために紹介させて頂きます――。






  企画展示室



 WBCの展示会は、階段を下りて右手にある企画展示室で開催されています。

 第1回、第2回のWBC優勝トロフィーやウイニングボール、選手が着用したユニフォーム、スパイク、バットなどが展示されています。

















【第1回、第2回WBC優勝トロフィー】




























【第1回WBC / 2006年】






































































【第2回WBC / 2009年】



















































 イベントホール



 企画展示室前にあるイベントホールでは、第3回と第4回WBC関連の展示がされています。

 大谷選手の着用済ユニフォーム、岡本選手、牧選手、牧原選手の使用済バットが展示されていました。

 現在は、ダルビッシュ選手やヌートバー選手の着用済ユニフォーム、ベンチで使用したペッパーミルなどが追加されているようです。


【第5回WBC / 2023年】


























【第3回WBC / 2013年】























【第4回WBC / 2017年】























 野球殿堂コーナー



 野球殿堂入りした選手のプレートが飾られている部屋に、第5回WBCのウィニングボールやメダルなどが展示されています。














































・野球殿堂博物館 (東京ドーム21ゲート右)
 開館時間:10時~17時
 ※東京ドームでプロ野球が開催される日は18時閉館
   (入館は閉館時間の30分前まで)。

 休館日:月曜日、年末年始(12月29日~1月1日)
 ※祝日、東京ドーム野球開催日、春・夏休み期間中は開館

 入館料:大人 600円 (65歳以上400円)
      高・大学生 400円
      小・中学生 200円



 編集後記



 今回の企画展で、第1回と第2回のWBC優勝トロフィーを初めて間近で見ました。

 第1回WBCの優勝トロフィーはかなり大きく、丸い部分には地球儀の緯度と経度を現す線と、ボールの縫い目をあしらった模様がついていました。

 それらの模様は第2回WBCのトロフィーにもありましたが、今年の第5回WBCのものには無かったのが印象的でした。

 第1回目のWBC優勝トロフィーは構造も複雑で、初開催だった野球世界大会にかける意気込みが伝わってきました。





 企画展示室では、「'09 WORLD BASEBALL CLASSIC 日本代表 V2への軌跡 」がリピート再生されています。

 全球放送なので、決勝戦の終盤になると自然にテレビの前に人だかりができてきます。

 年月が流れ過ぎて、ダルビッシュが最後にスライダーで三振を奪うシーンの記憶しか無くなっているので、リアルタイムで観ているかのような錯覚に陥りました。

 画面の中でイチロー選手が掲げているWBC優勝トロフィーが映像コーナーのすぐ横に置いてあるので、現実感がバグりそうにもなりました(笑)





 ウイニングボールの展示コーナーでは、テレビで観ていた伝説の試合のボールが目の前にあるという現実に感動すると同時に、不思議な感覚になりました。

 ここ数年、少子化やプロスポーツの多様化などで野球人気や野球の競技人口の低下が問題視されています。

 そういったご時世なので、「ウイニングボールやWBC関連資料もWBC優勝トロフィーのように全国巡回展示すればいいのに」とも思いました。

 もし、自分が今、野球部に入っていてこれらの展示品を見たら、野球を続ける強烈なモチベーション(部活に入る前だったら野球部に入るきっかけ)になると思います。

 なお、現在はメキシコ戦の9回裏に二塁打を放った大谷選手がかなぐり捨てたヘルメットや、ヌートバー選手着用のユニフォームなども追加展示中とのこと。





 今回、初めて野球殿堂博物館に来館しましたが、野球殿堂入りした選手に関連するものだけ展示されていると思っていた先入観が根底から覆りました。

 殿堂入り関連の展示はおまけみたいなもので、日本の野球の歴史に関する展示と紹介がメインの“”野球歴史博物館”のようでした。

 世界記録となった王選手の756号目のホールランボールとその時のバットや、一本足打法の練習で使っていた真剣なども普通に展示されていて驚きました。





 野球というスポーツが誕生した経緯について年表入りで詳しく説明されているコーナーもあり、勉強にもなりました。

 軟式野球のコーナーもあり、小学校の時に野球部に入っていた立場の人間として「野球の歴史の一部に携わっていたんだなぁ」と感慨深くなりました。

 また、高校野球、社会人野球、オリンピックに関連した資料や野球道具も展示されているので、居ようと思えば何時間でも居れる空間でした。

 これだけ充実した資料や展示品を見れて、入館料がたった600円というのもお得以外の何物でもありません。

 なお、5月7日(日)の夜7時からテレビ朝日で、緊急特番「侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」が放送されるので要チェックです――。



    


【出典】「侍ジャパン、世界一への挑戦


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