鹿児島実、4年ぶり出場=駒苫は準々決勝で敗退-高校野球(時事通信) - goo ニュース
今日は、久々の2本立てです。プクク(* ̄m ̄)ククク
第90回全国高校野球選手権大会の地方大会は16日(水)、全国各地で行われ、鹿児島大会では、鹿児島実業が今年のセンバツ出場校の鹿児島工業を決勝で4-2で破り、4年ぶり16度目の甲子園出場を決めました。組み合わせ抽選の結果、鹿児島実業は第2日(8月3日)の第1試合と決まりました。
南北海道大会では、2004年(平成16年)、2005年(平成17年)に連覇した駒大苫小牧が準々決勝で古豪北海に0-9で7回コールド負けし、6年連続の夏の甲子園出場は、潰えてしまいました。駒大苫小牧は2004年に北海道勢として初の全国制覇を実現し、翌年は田中将大(現楽天)投手を擁して57年ぶり6校目の連覇を達成。おととし2006年(平成18年)は決勝で引き分け再試合の末に準優勝でした・・・。
鹿児島実業は、昨年の鹿児島大会の決勝戦、勝利目前の9回2死から、相手・神村学園に逆転サヨナラ負けを喫し、同校の甲子園・「夏」初出場を許すという、屈辱的な結末をむかえただけに、今大会は、久々に「走・攻・守」3拍子揃った、総合力の高いチーム作りをしてきました。決勝戦での「二の舞」を繰り返さないという強い意気込みで、今大会第一シードで、今年のセンバツで活躍した鹿児島工業に、「勝利への執念」を見せつけた格好になりました。
一方、鹿児島工業は、今大会唯一無失策だった、自慢の守りが試合開始直後から乱れてしまい、「決勝戦」の独特な雰囲気に呑まれ、試合序盤は、自分たちの野球が出来ずじまいだったのですが、試合が進むにつれ、本来の粘り強い攻撃としぶとい打線、本来の堅守が出来、終盤まで「持ち前」の野球を展開したのですが、惜しくも春・夏連続出場は叶いませんでした。
しかしながら、決勝戦を始め、今大会は「僅差」の試合が全体的に多く、大変見応えのある試合が多かったです。奄美諸島にある喜界(きかい)高校が実に10年ぶりのベスト8進出など、地方勢や離島勢の活躍が目立ちました。
鹿児島実業は4年ぶりの甲子園ですが、4年前は初戦で東東京代表の修徳高校に0-1で惜敗しており、甲子園での勝利となると、10年前の第80回記念大会の初戦で、青森代表の八戸工大一高相手に、杉内俊哉投手(現ソフトバンク投手)がノーヒットノーランを達成して以来となるので、久々の「鹿実」の大舞台での活躍に、鹿児島県民の期待が早くも高まっております・・・・。