魚価はまちまち=休漁当日の築地市場(時事通信) - goo ニュース
昨日15日(火)は、原油高騰と魚の消費低迷にあえぐ、全国の漁協関係者が、怒りの「操業ボイコット」に踏み切りました・・・・・。
岡山県漁連では、一昨日14日(月)から、2日連続の「休漁」を決め、国民や政府に、漁業を取り巻く現在の窮状を強く訴える姿勢に出ました。
ニュース記事によると、全国の漁船が一斉休漁した昨日15日(火)、東京・築地市場での主要魚種の卸売価格はまちまちだったそうで、市場で取扱量の多い10魚種のうち、前日に比べて値上がりしたのはサバやマイワシなど3種のみ。カツオやサンマなど5種は値下がりし、イサキとキンメダイは変わらなかったそうです。
取扱数量にも目立った落ち込みは見られず、水産庁は「前日の水揚げ分が取引されたので、まだ休漁の影響は出ていない。あすは取扱数量の減少が予想される」としているとのことです。
今回は、休漁期間が1~2日程なので、さほど「混乱する」事態ではなく、市場に大幅な影響はないそうですが、今後このような「抗議行動」を漁協団体では、来月以降も計画しており、また「操業」自体の自粛も検討されている様相で、徐々に日本の食卓から「魚」が消えるのは、時間の問題になってくることが、現実のものとなってきました・・・・。(_ _;)... ウゥ
このような「抗議行動」は、すでに世界各地でも起こっており、庶民の食卓を支える魚介類の「枯渇」状況は、まさしく生存問題に関わり、また政府関係者は、「漁業」に関しての最近の原油高騰に対する施策が十分行われなかったことが、要因のひとつですので、「魚の食文化」を絶やさない為にも、緊急援助策を施行して頂きたいし、消費者である我々も、「魚介類」をより積極的に消費する行動を起こさねばなりません。
自分は、「魚介類」が大好きなので、今回の事態はとても他人事のようには思えません。原油高騰に加え、食料品価格の相次ぐ値上げに正直、疲弊する毎日ですが、日本が古くから守ってきた「食文化」を自分たちの世代で絶やさぬよう、自ら何か「模索」せねばならない必要性を感じた、今回のニュース記事でした・・・・。