研究留学ブログ~ボストン~

留学までの準備段階、ボストン留学の記録など

Christmas Eve (Dec. 24)

2006-12-28 12:17:53 | ボストン観光
起床後すぐにPorterへ直行。研究室の皆様に日本風のプレゼントをとTokaiという日本土産物屋で物色。結局「日本風」のカードをチョイス。それからMGHへ。MGHでバスを待っていると、「昨日、今日とバスはみかけてないけど、運行してないんじゃないの?」と親切に言ってくれる人が・・・orz。分かってればNorth Stationまで地下鉄で移動して歩くのに。と、愚痴を言っても始まらないので、MGHから30分、寒風吹きすさぶ中、風邪でしんどい体を引きずってやっと114に到着しました。思った以上に仕事が長引いて、3:45の待ち合わせには普通に行っても間に合わない、ということでタクシー依頼してPark Street Churchまで一直線。

ロビーでJoseとGabyに会って、Yoshioさん夫妻とも一緒に。教会の聖堂でありがたいお話を聴きながら、粛々と式が進行していきました。そういえば聖堂の雰囲気が駒場の900番教室と似ていました。

式終了後に車でJose&Gabyの家まで移動。Gabyが車の中に家の鍵を入れたままガレージを閉めてしまい、Joseが電車で戻ってくるまで外で待機。Joseが窓をごそごそやって進入できたので、みんな家の中に入ることができました。夕食が始まるまでの間、みんなで談笑。一番仲の良いJianbouが年明けにマカオの大学に戻るという話で、しかも旧暦正月の前に結婚するという話。今度ボストンには2009年に戻ってくるつもりということで、それまでボストンに残っていることを約束させられました(笑)。

パーティーのメイン料理はベネズエラ特有のHallaca、Pan de Jamon。Hallacaはとうもろこしの粉を練った生地の中に、肉・野菜・木の実などを入れてバナナの葉で包んで蒸したもの。Pan de Jamonはチーズ、ハム、干しぶどうなどの入った長いパンです。体調も悪いので酒を飲まずにリンゴジュースで我慢。

パーティーのあとはJoseとGabyから聖書のプレゼント。日本人には日本語と英語の併記版を。中国人には中国語で書かれた聖書。中国語の聖書では訳注が充実しているそうで、聖書の言葉の意味を深く読める内容だそうです。日本語のそういった版は出てないそうで、しばらくは日本語と英語の併記で勉強します。

11時前にはお開き。中国人の方たちはお帰りになられましたが、Yoshioさん夫妻と私は残って、前回のThanksgivingパーティーでできなかったUNOをやりました。2組の夫婦vs私・・・。Yoshioさんの奥さんがなかなか勝てずにいたのですが、Yoshioさんのアシストで初上がりできたときは嬉しそうでした。

年明けにはYoshioさん宅で新年会をやるということで招待していただきました。さて、お雑煮はどこの味付けになるのでしょうか?私の実家では出汁と醤油の味付けでしたので、味噌仕立てだけはちょっと・・・。贅沢を言ってる場合ではないんですけどね(笑)

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面倒なので。。(~Dec. 23)

2006-12-24 07:09:20 | 研究留学
省略します(笑)。
途中で何があったか思い出しつつ・・・。

12/20
この日は関係各所へのクリスマスカード書き。といっても、この日記の読者に届くのはごく僅かかと。よく考えたら大学時代のサークルメンバーの住所とか一人として知らない可能性まで。というわけで、高校時代の同級生とか親戚とかアメリカでお世話になってる人たちに。5通がアメリカ国内で、28通を海外発送(27通日本、一枚だけドイツ(笑))。発送に3000円近くかかりました。航空便が一枚¢83だったかと思います。来年クリスマスカードが欲しい方はメールで連絡ください。

12/21
クリスマスモードで人が少ない気がします。うちのラボは全員来てますけど、隣のAndrewとEugeneはクリスマス休暇なのか、みかけません。まぁ、培養室が空いていると実験がやりやすいんですけど。この日は以前にラボにいたChrisが顔を見せにきました。会えない可能性が一番高い彼だったんですけど、これで昨年の面接の際に話をした全員に会えました。実験の進捗具合ですが、あまり芳しくありません。まぁ、4ヶ月(実質3ヶ月)も実験していれば壁にぶち当たることもありますよ。と楽観しつつ、Doraが帰ってくる年明けまでには今の実験のデータをきっちり仕上げないといけません。

12/22
クリスマス前の最後の平日。Doo、Henri、Mary、Camilaからクリスマスカードをもらいました。Coryからはチョコレート・・・。え、職場でクリスマスカード交換?こっちは何も準備してません(汗)。日本にいた頃はそんな習慣は無かったし、年賀状も出さない人でしたので。あ、ちなみに喪中ですので実家にも年賀状は送らないでくださいね。といっても私の実家の住所を知ってる人もいないと思いますけど。

12/23
強引に今日の日付に(笑)。今のところは家で引きこもり中。外に出る予定も特に無し。JRAのホームページを見ながら有馬記念の予想。ディープが勝つかどうかですけど、まぁ勝つんじゃないですか。昨年の有馬記念でのハーツクライのように前でレースをする馬を交わせない可能性もなきにしもあらずですけど、ダイワメジャー、ドリームパスポートといった人気どころしか浮かんでこないですから・・・。サイン読みだと松坂「大」輔が「メジャー」リーグ、海外挑戦の夢ということで「ドリーム」「パスポート」なんかも鍵かもしれません。毎回サインで決まってたら苦労しないですけどね。シンプルに「サヨナラ」で3-4-7ってのはどうでしょう。3連単か3連複かはあえて宣言しません。こっちの時間では発走は夜中の1時半頃でしょうか、明日の午前にでもJRAのページからレース映像を見たいと思います。

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松坂投手とRed Soxが契約 (Dec. 15)

2006-12-21 16:56:02 | ボストン観光
なかなか現実の日付に到達しません・・・。これを書いているのは12/21ですし。

さて、松坂投手がついにRed Soxと契約を結びました。6年総額$52万という内容で、いろいろオプションもつけてもらってるようでした。羨ましいのは家族の日本=ボストンの往復航空券代10回/年というもの・・。ファーストクラスでしょうなぁ。10回も帰りたいと思わないですけど、ファーストクラスで往復できるなら年1で私は満足です。いくらかかるか知りませんけど(半年分ぐらいの給料?そこまで高くないか?)。

記者会見のあった翌日、懲りずにまた新聞を買い込みました。テレビが無いので記者会見の様子とかみて無いんですけど、なんか通訳が酷かったらしいですね。こっちの新聞でも"Lost in Translation"とソフィア・コッポラの映画タイトルをもじった皮肉の見出しもありました。内容を読むと、「松坂がしゃべった長さに比べて通訳が話した内容が短い。日本語のわからない私でさえ、松坂がもっと多くの言葉で私たちに語りかけていたことは容易に想像できる」とありました。どんな通訳だったんでしょうか、会見の対比ができると面白いんですけど、日本語サイトで会見全文が掲載されてるところはないでしょうかね。英語の新聞なら一杯あるので、そこから比べてみたいです。

他の新聞では日本人ファンが「ボストンへようこそ」と書いたボードを持ってFenway球場で待ち構えていた写真とか、松坂の個人情報(夫人が柴田倫世・元アナウンサーであるとか、日本にいた頃に乗ってた車とか)、これまでアメリカに鳴り物入りで来て失敗した例とか、様々な面から松坂特集が組まれていました。Red Sox側も松坂を売り出すために、本拠地開幕試合での登板を既に予定しているとか。デビューはアウェーでの試合になりそうですが、本拠地開幕戦の対戦相手がシアトル・マリナーズでいきなりイチローと対戦するという日本人にとってはプラチナ・チケット。まぁ、公式サイトでは既に売り切れているわけで、今後いくらでも日本人相手には高値で売れそうです。でも3連戦の残り2戦はまだ買えるみたいでした。4月のヤンキース戦も売り切れてます。本拠地開幕戦やヤンキース戦といった特別な試合なので、ここは松坂に関係ないところでしょう。それでも他の試合のチケットが買えるのは意外でした。なんとか登板間隔を調べて、松坂登板の機会に的を絞ってチケットを買えればと思います。あ、でもRed Soxのユニフォームは背番号40を買ってみようかと画策。18だと面白くもなんともないし。

研究室忘年会? (Dec. 13)

2006-12-20 12:20:48 | 研究留学
今日はラボ全員で昼食会。金曜にはDoraが休暇に出かけるので、その前に一年の締めくくり(日本でいえば忘年会?)をば。実は昨年にも同じような会に参加させてもらっていて、そのときはギリシャ料理の店でした。

今日の場所はCopley Square近くのアジア料理の店。メニューは英語(アルファベット)で統一されていますけど、寿司の欄には「Kappa roll」とか「Uni」とか日本語のメニューも。他に韓国料理、タイ料理も含まれて、いろんなジャンルが楽しめそうです。私はあえて石焼ビビンパをチョイス。「Nabeyaki Udon」とかもあったんですけど、ハズした時のダメージがハンパ無いと思ったので、日本料理系は除外。Doraはベジタリアンなんですけど、味噌汁を注文してましたねぇ・・・。前から疑問だったんですけど、ベジタリアンってどこまで食べる範囲が許されるのでしょうか?肉、魚そのものは確実にダメだとしても、たとえば卵ってどうなんでしょう?それから牛乳や乳製品(バター、クリーム、チーズ)の類はどうなるのでしょう。そして最も疑問なのがスープを取る際に使う肉・骨はOKなのでしょうか?厳密な精進料理の場合、昆布しか使わずに出汁をとるみたいですけど、日本料理のほとんどは鰹節、昆布からの出汁ですからねぇ・・・。日本旅行の際には注意してもらわないと。

昼食後、ラボに帰ると3時過ぎ。それからも黙々と実験。今はいろんな可能性を探れる段階ですから、いろいろ試してテーマを広げることも大事。「これは!」と思えるものが出てくれば、そこに集中するのみです。それでも土台をいくつか持っていたほうが、一つのテーマが行き詰った際の保険にもなりますし。どっちも一緒に進めると二兎追う者何とやらですので、確実に一つ一つ仕留めていければと。

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Mohegan Sun (Dec 9)

2006-12-19 11:55:54 | ボストン観光
大学時代の友人(Bob)とカジノへ。彼はNY在住で、今回待ち合わせに選んだMohegan SunはボストンとNYの中間地点。

ボストンからはチャイナ・タウン発のバスが出ているのですが、チケット取り扱いの場所を探すのに一苦労。朝9時前にチャイナ・タウンに到着したものの、事前に調べた家具屋が10時開店で、どう見ても9:30のバスには間に合わない・・・。近くの旅行代理店らしきところで「Sunshineバスは取り扱ってるか?」と尋ねると、「ここではないけど向こうの店だよ」と言われ、中国人ばかりの旅行代理店へ。あいにく9時半発のバスが満席で、仕方なく10時半のチケットを購入。余った時間はボストン・コモンわきのダンキンでコーヒーを飲みながら読書。

バスはチャイナ・タウンはずれのしゃぶしゃぶ屋前から出発しています。大半は中国人で、バスガイドさんもまずは中国語で説明。長くしゃべった割には英語での説明が短かったような・・・。バス内では中国ドラマの放映。英語の字幕ではなく、中国語の字幕(爆)。寝ているうちに湖近くのリゾート地へ到着しました。Bobは既に到着済みで、まずはMohegan Sunカードを作製しカジノへ突撃。

ディーラーが多くいて、テーブルゲームが盛んというイメージとはうらはらに、スロットマシンばかりでテーブルゲームは隅に追いやられていました。多くのテーブルが$25ミニマムで、安いミニマムのところは中国人に占拠されていました。最初は日本のゲーセンにあるようなビデオ・ポーカーで軽く$40ぐらい失って、クラップスへ。やっていくうちにルールもわかってきて、コツをつかんだところでサイコロをふる番が回ってきました。最初は4を出して、すぐに6と8にベット。何回かふる間に自力で6と8を何度も出し、大幅プラス。最後には4を出して、賭け金を回収。次のターンでも10を出して6と8に同様にベット。ここでも7を出さずに他の目を効率よくだして、また10で勝ち。最後は6が出てからす数回ほどで7が出てしまい終了。ビデオポーカーで失った$40を取り返しただけでなく$50近いプラスになりました。Bobはその後ブラックジャックに移動、あいにく席が満席だったので私は不参加でした。その後はビュッフェで食べ放題、このクーポンもチケットに含まれているので、タダ同然でした。

Bobが5時15分のバスでNYへ出発した後、自分の6時発のバスまで時間があったのでRace Bookというコーナーへ。ここでは馬券・犬券の発売をしているだけでなく、個別の席にはモニターが設置されていて、どこのレース場でも見て買えるようでした。オッズだけで馬券・犬券を買おうとも思いましたけど、何もせずに退散。余った時間で¢25のスロットマシンへ。最初に$20入れて、コツコツと倍にしたところで退席。別のスロットマシンでそれを元手にして勝負したところ、色違いの7が揃って大当たり。単なる7揃いは20倍で3枚掛けなので60枚換算。ここで揃ったのが「トリプル」を2つ含んだ7揃いだったので60×3×3で540枚。つまり540×¢25なので$135になりました。ということで、トータル$200近い勝ちで終了。バスにも間に合って、帰りもゆっくり睡眠。

たった$10のチケットで2時間弱の旅。一日がかりですけど、ボストンからでもカジノに行けます。

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クリスマス・パーティー (Dec. 8)

2006-12-13 12:55:49 | 研究留学
先週から全く更新できず・・・。忙しいわけではないですけど、家でダラダラ他のことをしていると更新するまでには至らないという日々です。

金曜日。この日は以前からUnitのX'masパーティーがあるということでしたが、あらかじめ「英語のクラスがあるから」と幹事の人にだけメールを返信していました。他のメンバーには内緒で、こっそりラボから抜け出してしまおうと画策していたのですが・・・。シャトルバスが出るまでの間、ラボのオフィスで論文読みをしていたらLarsがやってきて"Stop your work right NOW! Come to my office and enjoy pre-X'mas party!"と脅されました(笑)。Larsのオフィスはたまに秘密のパーティーが開催されているのですが、今回は初めて呼ばれました。HenriとMaryとCamilaも既にいて、だいぶ出来上がっていました。そこで今日のパーティーに行かない旨をみんなに伝えると、総スカン!・・・ということで強制連行されました(爆)。

パーティーはフェンウェイパーク横にある店の一画を借り切ってのパーティー。多くのUnit Memberがいる中、奥さんや旦那さんを連れてきている人もいました。食事をしながら、他のメンバーと会話。といってもこちらから話かけるのではなく、むこうが興味を持ってくれて話しかけてくれるのを待つばかりなのですが(汗)。クリスマス・パーティーといえばプレゼント(←そうなのか?)、一番盛り上がったのがプレゼント交換会でした。プレゼント交換の方法なのですが、テーブルの上にみんなからのプレゼントを並べ、クジを引いて出た番号順に自分の好きなものを選ぶという方法でした。ただ、後から引いた人は自分のプレゼントが気に入らなければ、それより前に出たプレゼントと交換できるというルール。私は最初にスターバックスのギフトカードを引いたんですけど、モネの画集と交換されてしまいました。

え?急遽参加を決めたのに、どうしてプレゼントを持ってたかって?それはMaryたちが急いで「作って」くれたからです。Rudy(部門長のDr. Tanzi)が昔ミュージシャンだったので、その無料コンサートチケットを1~2分で作成して、「これ持っていけば大爆笑だから!」と渡されました。あとは何とかしてこれをRudyに押し付けるかが鍵でしたけど、Camilaが封筒に"The Best Present EVER!"と書いたのが功を奏してRudy自らその封筒をチョイス、中身を知ってる一部の人は既にこの段階から笑いをこらえるのに必死でした。開けてみて中身を確認、周りは大爆笑。ちょっとジョークの度が過ぎましたかね?でも私は悪くないですから(笑)

帰りはBryceと一緒にGreen LineとRed LineでCentralまで。英語のクラスも大事でしたけど、今回のパーティーに参加したことでみんなと顔見知りになれたのが一番大きかったです。

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週末 (Dec. 3)

2006-12-07 13:44:56 | ボストン観光
12月ですよ。アメリカに到着して3ヶ月。最初の面接から既に1年が経過・・・。「留学までの準備段階」を記す予定がほとんど進んでない(笑)。まだ面接にすらたどり着いていないし。

さてさて、土日はホースメンのS先輩と一緒に行動。土曜はPorterで夕食。PorterといえばBlufin。刺身定食で久々の刺身。この店、最初に日本語で注文しないとずっと英語で対応されそうですから、最初が肝心。日本人だけでなくアメリカ人にも人気で、多くの人が並んで待ってました。夕食後は先輩のホテルがあるHarvardまで移動して雑談。重力波に関するちょっとした講義をしてもらいました。

日曜。前日は先輩の体調が良く無さそうでしたので、市内で買い物ツアーというプランもあったのですが、当初のS先輩の計画通りにWinter Wonderlandに行くことに。何があるのかあえて調べずに先輩に従って行動。South StationからCommuter Railに乗って郊外のNatickまで。駅はもちろん無人、駅前がかろうじて発展しているものの田舎の一駅といった感じ。RosemontやBryn Mawrを思い出しました。そこからLookout Farmという農場に行くのですが、タクシーを捕まえようにもタクシーが一台も通らないで先輩の地図を参考に徒歩。その昔に新大阪からタクシーで園田競馬場まで行こうとして(東京大賞典の馬券購入&中継観戦目的)、一台も通らなかったから結局徒歩で競馬場まで歩いた記憶がよみがえりました(ちなみに園田競馬場からさらに実家まで徒歩で帰省。∴新大阪から実家までは徒歩可能圏内)。到着したのが昼過ぎでしたけど、客はまばら・・・。何がWonderlandなのか意味不明の単なる農場。果物の木が一面に広がる「だけ」で、観光客用のしょぼいプレハブの建物で土産物なぞを細々と売っていたり。秋の収穫シーズンには賑わうのでしょうけど、果物もなければ葉も茂っていないただの「果樹」。


何もないし・・・


農場の入り口付近にあったスーパーで食事を購入して寒風吹きすさぶ中の昼食。特にやることもなくひたすら暇つぶし。プレハブ小屋で放映されていたホームアローン2のさわりを見たり、農場内をあてもなくぶらぶらしてみたり、子供向けの絵本読み聞かせ会をそばで見守ったり、コーラス好きのおばさんが歌うクリスマスソングに耳を傾けたり・・・。


奥まった場所でひっそりと暮らしていた親子の牛


そうこうしているうちに夕方になって、周囲も暗くなり始めた頃にお客さんが増えだしました。外を見ると今まで何もなかった農場内に様々なイルミネーションが点灯していました。プレハブ小屋前から農場内を回る列車に乗って、農場の奥まで行くと、そこにはサンタクロースがいる一軒家があって、家族連れで来ていた人たちは記念撮影をしていました。


画像が荒いですけど、本当は『もう少し』綺麗



その後は事務所で電話を借りてタクシーを農場まで呼んで帰路へ。1時間歩いた距離がタクシーだとあっという間に到着。タクシーが呼べなかった場合を考えて電車が来る1時間前にタクシーを呼んだので、1時間持て余すことになりましたが、タクシーの運転手さんが勧めてくれたイタリア料理の店で夕食。係の人に「電車があるので急いでいます」と言ったら最優先で作ってくれたみたいで、あっというまに出てきました。肝心の電車が10~20分遅れで到着したのはご愛嬌(笑)。

その後はHarvardで再びお茶しながら雑談。最後まで別れを惜しみつつ(笑)、帰宅。久々に日本語で長時間の話ができて楽しかったです。こっちで日本人の知り合いもいますけど、なかなか「突っ込み」や「ボケ」をかますほど親しくないので、先輩の訪米はありがたかったです。今週末はMohegansunだぁ~!

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一週間まとめ (Dec. 1)

2006-12-03 03:31:16 | 研究留学
今週も忙しかったです。特に水曜日。

水曜は某社のキットを使って細胞の実験。初めての実験でしたので、どれくらい培養室を予約して良いか分からず、とりあえず2時間の予約。やっていくうちに2時間では終わらない気がしたので、隣のベンチに移動して継続。結局3時間かかりました。その日のうちに結果が出せる状態でしたので、最後までやりとげましたけど微妙な結果が出てしまいました・・・。ネガコンがうまく働いていないようで、実験条件の最適化が必要な状態かと思われます。

木曜は前日の疲れが抜けず、遅めの出勤。データを整理しつつ、細胞をちょこっと触って終了。今週はもう実験したくない気分(笑)。

金曜。今日のUnit MeetingはDooの当番でした。実はポスドク同士で何をやっているか、未だにつかめないのですが、今日のセミナーでDooが何をやっているかがはっきりしました。いろいろデータを見ていると今のラボで何ができるのかも分かりましたし、これをふまえて自分の実験もいろいろ追加できそうです。細胞は週明けまで触らなくて良さそうなので、電気泳動をしかけてWesternの準備。これも週明けの予定。

そういえば昼食時にWarrenと一緒になったときに、新島襄に話題が及びました。何でも、Warrenの通う教会に新島襄がいたそうで、「日本語のパワーポイントファイルがあるんだけど、翻訳してくれないかい?」と頼まれました。もちろん快諾・・・。でも新島襄って何をした人?歴史で習った記憶がありますけど、曖昧な記憶です。(追記:同志社大学の方、卒業生の方すいません。設立者ですね。新渡戸稲造とごっちゃになっていて、あやうく「武士道」を書いた人ですといいそうになってしまいました)

Scientific Writingの前にちょっとBordersで買い物。以前に述べたClive CusslerのOregon Fileシリーズで、Golden Buddhaを読み終えたのでシリーズ第2作目にあたるSacred Stoneを購入。横にはDirk PitシリーズのTreasure of Kahnがハードカバーで置いてあったのですが、現況では2冊も読めるはずもなく断念。ちょっとだけプロローグを読んでみたところ、最初のシーンは元寇のようでした。Sacred Stoneを読み終えた時点でペーパーバック版が出ていたらそちらも読んでみましょう。

今日のScientific WritingではGrantの書き方。といってもまだGrantを書けるようなデータも無いわけで、まぁ参考にといった感じ。興味深いサイトでCRISPというのを紹介してもらいました。Computer Retrival of Information on Scientific Projectsの略なんですけど、こちらのサイトでは過去・現在進行中のGrantに関してのデータが掲載されています。検索機能もあって、自分の興味がある分野の単語やタンパク質の名前を入力すれば、それらに関するGrantが表示されます。これって実は留学先探し・職探しにも役立つのではないかという気がします。例えば留学を考えているボスの名前を入力して、現在どのようなプロジェクトに関してGrantを取得しているのかが分かりますし、興味のある分野を調べればおのずとコンタクトをとるべき人物も分かります。また、Grantがいつまで続くのかも分かるので、自分が留学したい期間(少なくとも最初の1~2年)がGrantでカバーされていれば、給料をそのGrantから出してもらえる可能性もあります。逆に考えればPubMedで論文だけを見ていては分からないこともあります。論文を出すまでにはギャップがありますので、必ずしもそのラボにおける「最新」の研究ではない可能性があります。筆頭著者が独立してしまったため、既にそのラボでは扱ってない研究内容の論文をもとにCVを送っても良い返事は得られないでしょう。と、今後の留学を考えている方に向けたメッセージ(笑)

CRISP-Quary Form

おまけ。Scienceの論文
PI(3,4,5)P3 and PI(4,5)P2 Lipids Target Proteins with Polybasic Clusters to the Plasma Membrane
いまだにLipidに未練がある私(笑)。もちろんArp2/3関連の話題もフォローしてますよ。この論文は何が秀逸かというとSupplemental Informationの量。調べた全ての低分子量Gタンパク質の細胞内局在を詳細に検討しています。この図だけでも価値があります。

さらにおまけ。
http://www.youtube.com/watch?v=MUaSxZf35O8
http://www.youtube.com/watch?v=iQCbgjbrA_M&NR

何でこんな動画にいきついたのか不思議?でも笑えます。息抜きにどうぞ。

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