今週も忙しかったです。特に水曜日。
水曜は某社のキットを使って細胞の実験。初めての実験でしたので、どれくらい培養室を予約して良いか分からず、とりあえず2時間の予約。やっていくうちに2時間では終わらない気がしたので、隣のベンチに移動して継続。結局3時間かかりました。その日のうちに結果が出せる状態でしたので、最後までやりとげましたけど微妙な結果が出てしまいました・・・。ネガコンがうまく働いていないようで、実験条件の最適化が必要な状態かと思われます。
木曜は前日の疲れが抜けず、遅めの出勤。データを整理しつつ、細胞をちょこっと触って終了。今週はもう実験したくない気分(笑)。
金曜。今日のUnit MeetingはDooの当番でした。実はポスドク同士で何をやっているか、未だにつかめないのですが、今日のセミナーでDooが何をやっているかがはっきりしました。いろいろデータを見ていると今のラボで何ができるのかも分かりましたし、これをふまえて自分の実験もいろいろ追加できそうです。細胞は週明けまで触らなくて良さそうなので、電気泳動をしかけてWesternの準備。これも週明けの予定。
そういえば昼食時にWarrenと一緒になったときに、新島襄に話題が及びました。何でも、Warrenの通う教会に新島襄がいたそうで、「日本語のパワーポイントファイルがあるんだけど、翻訳してくれないかい?」と頼まれました。もちろん快諾・・・。でも新島襄って何をした人?歴史で習った記憶がありますけど、曖昧な記憶です。(追記:同志社大学の方、卒業生の方すいません。設立者ですね。新渡戸稲造とごっちゃになっていて、あやうく「武士道」を書いた人ですといいそうになってしまいました)
Scientific Writingの前にちょっとBordersで買い物。以前に述べたClive CusslerのOregon Fileシリーズで、Golden Buddhaを読み終えたのでシリーズ第2作目にあたるSacred Stoneを購入。横にはDirk PitシリーズのTreasure of Kahnがハードカバーで置いてあったのですが、現況では2冊も読めるはずもなく断念。ちょっとだけプロローグを読んでみたところ、最初のシーンは元寇のようでした。Sacred Stoneを読み終えた時点でペーパーバック版が出ていたらそちらも読んでみましょう。
今日のScientific WritingではGrantの書き方。といってもまだGrantを書けるようなデータも無いわけで、まぁ参考にといった感じ。興味深いサイトでCRISPというのを紹介してもらいました。Computer Retrival of Information on Scientific Projectsの略なんですけど、こちらのサイトでは過去・現在進行中のGrantに関してのデータが掲載されています。検索機能もあって、自分の興味がある分野の単語やタンパク質の名前を入力すれば、それらに関するGrantが表示されます。これって実は留学先探し・職探しにも役立つのではないかという気がします。例えば留学を考えているボスの名前を入力して、現在どのようなプロジェクトに関してGrantを取得しているのかが分かりますし、興味のある分野を調べればおのずとコンタクトをとるべき人物も分かります。また、Grantがいつまで続くのかも分かるので、自分が留学したい期間(少なくとも最初の1~2年)がGrantでカバーされていれば、給料をそのGrantから出してもらえる可能性もあります。逆に考えればPubMedで論文だけを見ていては分からないこともあります。論文を出すまでにはギャップがありますので、必ずしもそのラボにおける「最新」の研究ではない可能性があります。筆頭著者が独立してしまったため、既にそのラボでは扱ってない研究内容の論文をもとにCVを送っても良い返事は得られないでしょう。と、今後の留学を考えている方に向けたメッセージ(笑)
CRISP-Quary Form
おまけ。Scienceの論文
PI(3,4,5)P3 and PI(4,5)P2 Lipids Target Proteins with Polybasic Clusters to the Plasma Membrane
いまだにLipidに未練がある私(笑)。もちろんArp2/3関連の話題もフォローしてますよ。この論文は何が秀逸かというとSupplemental Informationの量。調べた全ての低分子量Gタンパク質の細胞内局在を詳細に検討しています。この図だけでも価値があります。
さらにおまけ。
http://www.youtube.com/watch?v=MUaSxZf35O8
http://www.youtube.com/watch?v=iQCbgjbrA_M&NR
何でこんな動画にいきついたのか不思議?でも笑えます。息抜きにどうぞ。
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水曜は某社のキットを使って細胞の実験。初めての実験でしたので、どれくらい培養室を予約して良いか分からず、とりあえず2時間の予約。やっていくうちに2時間では終わらない気がしたので、隣のベンチに移動して継続。結局3時間かかりました。その日のうちに結果が出せる状態でしたので、最後までやりとげましたけど微妙な結果が出てしまいました・・・。ネガコンがうまく働いていないようで、実験条件の最適化が必要な状態かと思われます。
木曜は前日の疲れが抜けず、遅めの出勤。データを整理しつつ、細胞をちょこっと触って終了。今週はもう実験したくない気分(笑)。
金曜。今日のUnit MeetingはDooの当番でした。実はポスドク同士で何をやっているか、未だにつかめないのですが、今日のセミナーでDooが何をやっているかがはっきりしました。いろいろデータを見ていると今のラボで何ができるのかも分かりましたし、これをふまえて自分の実験もいろいろ追加できそうです。細胞は週明けまで触らなくて良さそうなので、電気泳動をしかけてWesternの準備。これも週明けの予定。
そういえば昼食時にWarrenと一緒になったときに、新島襄に話題が及びました。何でも、Warrenの通う教会に新島襄がいたそうで、「日本語のパワーポイントファイルがあるんだけど、翻訳してくれないかい?」と頼まれました。もちろん快諾・・・。でも新島襄って何をした人?歴史で習った記憶がありますけど、曖昧な記憶です。(追記:同志社大学の方、卒業生の方すいません。設立者ですね。新渡戸稲造とごっちゃになっていて、あやうく「武士道」を書いた人ですといいそうになってしまいました)
Scientific Writingの前にちょっとBordersで買い物。以前に述べたClive CusslerのOregon Fileシリーズで、Golden Buddhaを読み終えたのでシリーズ第2作目にあたるSacred Stoneを購入。横にはDirk PitシリーズのTreasure of Kahnがハードカバーで置いてあったのですが、現況では2冊も読めるはずもなく断念。ちょっとだけプロローグを読んでみたところ、最初のシーンは元寇のようでした。Sacred Stoneを読み終えた時点でペーパーバック版が出ていたらそちらも読んでみましょう。
今日のScientific WritingではGrantの書き方。といってもまだGrantを書けるようなデータも無いわけで、まぁ参考にといった感じ。興味深いサイトでCRISPというのを紹介してもらいました。Computer Retrival of Information on Scientific Projectsの略なんですけど、こちらのサイトでは過去・現在進行中のGrantに関してのデータが掲載されています。検索機能もあって、自分の興味がある分野の単語やタンパク質の名前を入力すれば、それらに関するGrantが表示されます。これって実は留学先探し・職探しにも役立つのではないかという気がします。例えば留学を考えているボスの名前を入力して、現在どのようなプロジェクトに関してGrantを取得しているのかが分かりますし、興味のある分野を調べればおのずとコンタクトをとるべき人物も分かります。また、Grantがいつまで続くのかも分かるので、自分が留学したい期間(少なくとも最初の1~2年)がGrantでカバーされていれば、給料をそのGrantから出してもらえる可能性もあります。逆に考えればPubMedで論文だけを見ていては分からないこともあります。論文を出すまでにはギャップがありますので、必ずしもそのラボにおける「最新」の研究ではない可能性があります。筆頭著者が独立してしまったため、既にそのラボでは扱ってない研究内容の論文をもとにCVを送っても良い返事は得られないでしょう。と、今後の留学を考えている方に向けたメッセージ(笑)
CRISP-Quary Form
おまけ。Scienceの論文
PI(3,4,5)P3 and PI(4,5)P2 Lipids Target Proteins with Polybasic Clusters to the Plasma Membrane
いまだにLipidに未練がある私(笑)。もちろんArp2/3関連の話題もフォローしてますよ。この論文は何が秀逸かというとSupplemental Informationの量。調べた全ての低分子量Gタンパク質の細胞内局在を詳細に検討しています。この図だけでも価値があります。
さらにおまけ。
http://www.youtube.com/watch?v=MUaSxZf35O8
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何でこんな動画にいきついたのか不思議?でも笑えます。息抜きにどうぞ。
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