研究留学ブログ~ボストン~

留学までの準備段階、ボストン留学の記録など

一週間の終わり

2006-11-12 09:06:21 | 研究留学
朝、少し遅れ気味にラボに到着。Henriは既に到着済み。昨日のことを少し話してから金曜朝のUnit Meetingへ。昨日のメンバーのうち、EugeneとAndrewが不在、他のメンバーは疲れた顔で登場しました。Andrewは今日は来ないという話(笑)。

Unit Meetingの後でも疲れが抜けませんでしたけど、黙々と実験をこなして良好な実験結果。今はγ-secretaseの4つの複合体とAPPを過剰発現させた細胞(from Dr. Selkoe)を使っていて、それらがきっちり過剰発現しているかどうかの確認作業中。こちらは一応終了して、実験に使えるということになりそうです。問題になるのは「そのγ-secretaseが機能しているか」という点。Westernを見る限りAPPを単独で発現させた場合と比べてそれほど機能が亢進しているようには見えないのです・・。Dooには「それほど劇的に変わるわけではないと思う」と前もって言われていましたけど、それにしても変化が認められません。ここはちょっと微妙なところ。

みんな今日は早めの帰宅。5時前にはすっかり静かになったラボですが、今日はLauraが来ることになっていたので少し長く待つことに。LauraはCoryの前の技官で、ラボ内の雑用をいろいろとやってくれていたそうです。以前に面接に行った際にも話をしましたし、あの当時のメンバーでまだ会っていなかったのがLauraだけでしたので、会って話しをしたいなぁと思っていました。英語のクラスがあるのであまり長くは待てず帰ろうとしたところ、ロビーで守衛さんと話をしているLauraと会えました。彼女は7年ラボにいたそうで、今はMerckに勤務中だそうです。本来なら僕が4月スタートという予定でしたから、Lauraとも一緒に過ごせるはずだったのにそれができなかったので心配してくれていました。

英語のクラスの前にちょっとBordersへ。買う本といえばClive Cusslerの本と相場が決まっているのですが(笑)、新作のSkeleton Coastを読み終えたのでこのシリーズ(Oregon files)第1作目に戻ってGolden Buddhaを購入。このOregon filesは日本では刊行されていないようで、洋書でしか読めないようです。Scred Stoneというのが2作目にあたるので、これも手に入れたいところです。

Bordersを出て英語のクラスへ。相変わらず早い時間についてしまう・・・。7時開始でいつも6時半に到着という「こいつ暇なのか?」と思われるぐらいの到着時刻。授業開始まで待っていると、3人の日本人学生がクラスに参加したいとGabbyと話をしていました。さすがにここまでクラスが進んでいるとこれからの参加は難しいということで、このクラスへの参加は見合わせるという話に。彼ら(男2、女1)は金沢大学からの交換留学生で、来年の5月までこっちに滞在するそうです。その間にTaffts Univ.の授業をいろいろ受けるそうなのですが、ESLのクラスが無いということで探しているそうです。

英語のクラスの後で2日連続で飲み。今日はアパートのメンバーでダウンタウンに繰り出そうということになっていたので、みんながどこにいるのか確認。結局みんなCentralにいるということで、Centralで降りて店を探しました。店に入ると店員さんが「誰か探しているんですか?あちらに何人かいらっしゃいますけど」と日本人(中国人?韓国人?)らしき集団がいるテーブルを教えてくれました。いえ、違います(笑)。テーブルを探し出して着席。この会を企画してくれたSigardとは既に面識がありましたし、隣に住むMartinとも喫煙仲間。他に4人の男性がいて、全員の名前が覚えきれません・・・。隣に座っていた男性はJamesで彼はアメリカ人。スポーツの話で、彼の好きなチームがドジャースということで斉藤隆投手の名前が挙がりました。向かいの席に座っていたのはMarkでイギリス人。日本に滞在したことがあるらしく、どこに住んでいたのか聞いたところ"Shibuya-ku, near Meguro"という話。えー、こういう言い方をする場合ほぼ確実にあの大学になるわけで、確認したところやっぱり駒場キャンパスへ留学していたそうです。

11時前には退散。金曜の夜ということで店も混雑していましたが、アパートのメンバーとも知り合えて良かったです。今回のはテストケースで、次からはダウンタウンに繰り出そうということになりました。面白かったのは、今回のメンバーで誰もテレビを持っていないということ(笑)。確かに家具つきで全てが揃っていて、テレビは自分で買いなさいということになると躊躇しますよね。テレビ無しで過ごす時間が長いほど、なくても困らないという感じになってそのうち購買意欲も失せるのでしょう。

さて「松坂問題(問題なのか?)」ですが、複数のサイトで松坂の入団先がRed Soxになりそうだという嬉しい報道。現在は大リーグ機構から入札金額が西武へ通知されただけで、チーム名は明らかにはなっていません。入札金額も明らかになっていないので、自分のチームが落札したできたかは大リーグの各チームも知りません。それでも情報はいろいろ飛び交うもので、4500万ドル(約53億円)で入札したRed Soxが交渉権を獲得するだろうというものを筆頭に、3000万ドル(約35億円)で落札したと報じられたRengersの入札金額が実は2200万ドル(約26億円)に過ぎなかったというもの、落札額が予想を大幅に下回る1300万ドル(約15億円)だったという報道まであります。ニューヨークのYankeesとMetsが獲得できなかったという報道もあります。岩村も入札締め切りで、Red Soxもそれに入札したという話がありますけど、まさかびっくりの日本人同時獲得でしょうか?岩村に関しては三塁手の補強が必要ということからパドレスが本命視されていましたけど、若手の三塁手をトレードで獲得したということからそれほど必要性がなくなったのも事実。ただ二塁も守れる岩村に興味があるそうですし、控えの三塁手としても使えるということで獲得に前向きであることは確かです。これでRed Soxが落札していたら驚きです。

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