研究留学ブログ~ボストン~

留学までの準備段階、ボストン留学の記録など

実験スタートしました(Sep. 27 )

2006-09-28 09:22:17 | 研究留学
朝から喉が痛いです。前日から痛かったので、寿屋でのど飴を買ってなめています。夜寝るときもバスタブと洗面台に水を張って、少しでも乾燥から喉を守るようにしつつ、風邪薬も早めに服用してます。

今日の午前中は"How to Give a Good Talk"というセミナー。要するにいかにうまくプレゼンテーションをするかというワークショップです。なるほど、改めて聞いてみると何が良くて何が悪いのかが分かります。これまでに受けた様々なプレゼンを思い出すと、印象の悪いプレゼンと印象の良かったプレゼンの原因がはっきりとします。聞き手の立場になってプレゼンを作るというのが一番大事なのでしょう。専門家が多い場合は少しぐらい難しくなっても話の内容をfollowできますけど、学会など専門分野が多岐にわたる場合には、難しい内容の話をダラダラ話すよりシンプルにまとめてゆっくり話すことが大事になってきます。会社などのプレゼンとはまた違ったスキルが必要なのでしょう。

午後は自分用の培地作製と細胞起こし。「細胞を起こす」って英語で何ていうんですかね。Wake upで通じましたけど、もっと良い表現があるのかもしれません。無事に実験を終えて、あとはコンタミしないのを祈るのみ。

夕方は近くのShaw'sで買い物。店に入る前にEugeneとMaryが車で通りかかりました。Eugeneは向かいのベンチを使っているUnitのメンバーですけど、英語がうまいところを見るとアメリカで生まれた韓国人なんでしょう。非常にNice Guyで、Unit全体でのアイスホッケー観戦の企画を立ててくれたりしています。11月はじめには私も行く予定でいます。2人ともこの近くに住んでいるらしく、他のUnitメンバーも何人か住んでいるそうです。Maryは非常にいい子で、明るい性格の持ち主です。Dooの下で実験をしている関係上、私の面倒をよく見てくれてます。Dooが忙しいときは彼女に実験の質問をしています。なかなか自分から話かけるというのは難しいですけど、そのうち世間話でもできるようになるのでしょうか。

さて、こちらのテレビ番組ではNFLやMLBに負けず劣らず、スポーツチャンネルでポーカーの試合をよく放映しています。日本でポーカーというと5枚のカードを配って、1回だけ手札の中から交換するというのが一般的かと思いますが、こちらのポーカーはTexas Hold'em(テキサス・ホールデム)というルールで行われています。詳しいルールはネット検索していただくとして、ジョーカーを除く52枚のカードで、自分の手札2枚と共通場札の組み合わせで役を作ってその優劣を競うというのが簡単なルールです。手札を2枚見た段階、3枚の場札が開示された段階、4枚目の場札が開示された段階、5枚目の場札が開示された段階でそれぞれレイズができるので、非常に駆け引きが大事になるゲームです。チップ額が多い人が大量に賭ければそのレイズに付き合えないプレイヤーが出てくるので、ルールとして最下位の人のチップ以上は賭けないようになっているのかと思います。ALL INといって自分の持ちチップ全てを賭けた場合は、それ以降のレイズは省略されて手札を開示した状態で場札が開示されていくようです。

世の中にはまだまだ知らないゲームやスポーツが多いですね。存在は知っていてもルールは全く知らないとかよく分からないものとか。ハイアライ、オージーラグビー、クリケット、スヌーカー・・・。香港に滞在中にTV中継でオージーラグビーを初めて見たときは何かよく分からんけど、激しい試合だなぁと思った記憶があります。