雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

北海道医療大学里山 6月初旬の植物たち

2018-06-05 20:43:15 | 草花

「里山の植物たち(6月3日)」

6月3日、漢方・薬用植物研究講座④ の昼からの里山講座で、出会った植物たち14点あまりを紹介します。

北海道医療大学の里山は豊かな森です。春ゼミが盛んに鳴いていました。

この季節、結実の季節で、多くの花たちは静かに実を結んでいます。

朴ノ木 これは蕾ですが。上の方では花が咲いていました。

オオハナウド 花の下から撮影すると奥ゆかしい姿を見せてくれます。

クサノオウの群落

オオアマドコロの花 秋には黒紫の実を付けます。

アイヌネギの花 正式名はギョウジャニンニクと言います。

この季節を写真は切り取ってくれました。

クルマバソウ

マムシグサ コウライテンナンショウとも言います。

タケシマラン 今年初めて里山に出現驚いています。珍しい花の咲き方です。

シユリザクラの花 高い木の上の方に花咲いていました。

ユキザサ 接写してみると雪のような花がいっぱい

ニンジンの葉のような葉を付ける植物「ヤブニンジン」、もう実を付けています。札幌に来て始めて出会いました。

延齢草の実

カタクリの種子

クルマバツクバネソウ

 里山にはまだまだ多くの植物が生きています。都会近くにあってこれほど豊かな森があるのはありがたい事です。

多くの人たちに癒しの空間を与えてくれています。

 


桑の実 桑の木 北海道でも話題に!

2018-06-04 20:46:26 | 草花

「桑の木」

養蚕の盛んな本州では、一年間に2度、3度とお蚕(かいこ)さんを育て繭を出荷していました。

「蚕(かいこ)」と呼び捨てにせず、「お蚕さん」と呼んで大事に育てました。

養蚕は農家の生活の主な収入源となっていました。本州の養蚕業の農家の家は家屋の真ん中の一部が突き出て吹き抜けになっているのが特徴です。

蚕で得られた絹糸は貴重でしたので、戦時中には北海道でも養蚕農家が見られるようになりました。

札幌に「桑園」と言う地名があるのは、札幌でも養蚕業が行われていたことの証しです。

北海道開拓の村の農村の展示場にも、養蚕農家が昔ながらに移転され、むかしの姿を知らせています。

〇我が家の庭に結構大きな桑の木がありますが、鳥の糞に交じって我が家の庭に生きぶいたものと思われます。

あの小さな桑の種子がこれまでの大きな木になるのは不思議に思えるのです。

  

今年も桑の木が花を咲かせました。昨年も同じに花を付けたのですが、桑の実は付けませんでした。

「桑の実」

戦時中当時は食料も十分でなかったこともあり、子供たちは野山の桑の実を食べに桑の木に登りました。

実は熟すると濃い紫色をし、甘さがあり子供たちの小袋を満たしました。食べると口の中まで真紫になり、家の人にも桑の実を食べに行って来たことがばれました。

  

今でも札幌の郊外に出ると桑の実を見つけることが出来ますが、貴重な木の実となっています。焼酎漬けにも良いと聞きますが、まだ漬けたことがありません。

桑の実の季節はこれからです。いつもワラビ採りの季節と同じです。

はじめ実は白色で、次に赤くなり、そして紫色になり食べごろとなります。

 

 


サボテンの魅力 見事な写真が撮れました

2018-06-02 21:52:38 | 草花

「サボテンの魅力」

この頃、女性の方にサボテン好きな方が多くおられます。

サボテンは瞬時に咲いて散るのが、魅力と言えます。

長い間花を咲かせないのです。

先日、百合が原公園(札幌市北区)に出向きましたら、サボテンの展示会がされていて、その瞬時の魅力にとりこになりました。

 


「マイヅルソウ」 鶴の舞う姿から名付けられる

2018-06-01 20:37:31 | 草花

「マイヅルソウ」

 我が家の庭の通路沿いに、いまマイヅルソウが白い花を咲かせています。小柄な植物で、年々株を増やし条件が良ければ範囲を広げていきます。

    

マイヅルソウの花の接写はなかなかうまく写せません。

春は白い花を咲かせ、「鶴が舞う姿に似ている」ところから「マイヅルソウ」の名が付けられたといいます。まこと鶴の姿と関係つけて見れば鶴が舞っている姿に似ています。

葉がハート型、小柄なところから庭の一角にあっても好まれる植物です。

夏を迎えると、小粒の5・6粒ほどの実を付けますが、薄い緑一色ではなく、ウズラの卵の様に縞がかっています。

見どころは秋に向かうと赤い可愛げな実を付けるので、見ごたえがあります。

種子で広がるのか、根から広がったのか繁殖力のある植物です。

雪が降り、雪の中に赤い実が顔を出す姿も魅力的です。

 ● ユリ科 高さ10~25㎝ 花5月中旬~6月上旬 実8~11月。

★ 6月に入りました。カッコウが二匹近くを飛んでいきます。恋の季節に入ったようです。