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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

これは難しい 「難読植物名」

2018-06-27 15:50:40 | 草花

「14の難読植物名」

野の植物を漢字で書く事はまず無いと思いまが、植物名を漢字書きすると学がありそうにも見えますし、また一方で、わざわざ漢字書きにしなくても良いのではと思う人もいます。

漢字書きはそれなりの訳があって添えられていますので、一通り読めると良いかなと思ったりします。

★ 今回は「18個の難読植物名」に挑戦してみてください。

  ① 糊空木                         ① ノリウツギ   ユキノシタ科

    別名サビタとも言われ、夏の阿寒湖畔を彩ります。遊覧船から見るサビタの景色は旅情をかもしたてます。

  ② 蝦夷接骨木                       ② エゾニワトコ  スイカズラ科

    夏に入ると実が赤く色づきます。小鳥たちの餌になります。

  ③ 独活                          ③ ウド      ウコギ科

    春山菜の王者です。

  ④ 奧車葎                         ④ オククルマムグラ アカネ科

    クルマバソウにそっくりです。匂いで区別できます。

  ⑤ 朴の木                         ⑤ ホウノキ    モクレン科

    

    花の匂いが良く、遠くからにおってきます…

  ⑥ 蝮草                          ⑥ マムシグサ   サトイモ科

    別名コウライテンナンショウと言います。秋の赤い実が魅力的です。

  ⑦ 宝鐸草                         ⑦ ホウチャクソウ ユリ科

    新芽は毒があり食べられません。

  ⑧ 大甘野老                        ⑧ オオアマドコロ ユリ科

    この新芽はたべられます。

  ⑨ 蔓樒                          ⑨ ツルシキミ   ミカン科

  ⑩ 大花独活                        ⑩ オオハナウド  セリ科

    6月初旬白い花が景色をつくります。

  ⑪ 三柏                          ⑪ ミツガシワ   ミツガシワ科

    特別な所でしか見る事ができません...

  ⑫ 筆竜胆                         ⑫ フデリンドウ  リンドウ科

    小型の竜胆です。

  ⑬ 車葉衝羽根草                      ⑬ クルマバツクバネソウ ユリ科

    花は目立ちませんが、良く見ると魅力的な植物です。

  ⑭ 羽団扇楓                        ⑭ ハウチワカエデ  カエデ科

  ⑮ 捩花                          ⑮ ネジバナ    ラン科

    

    襟裳岬で沢山見つけました。

  ⑯ 木天蓼                         ⑯ マタタビ    マタタビ科

    葉の半分が白かっりするので、遠くからでも見つけることが出来ます。 

  ⑰ 楤の木                         ⑰ タラノキ    ウコギ科

    棘があるので要注意。見つけたからと言って全部の芽を取らない様にしましょう。

  ⑱ 岩絡                          ⑱ イワガラミ   ユキノシタ科 


あなたは 「カブ」 なの 「ダイコン」なの 二十日大根の話 

2018-06-27 15:03:26 | 

「ラディシュ 二十日大根の話」 ※ アブラナ科アブラナ属

根が赤いのでカブに見えますが、実はカブではないのが「二十日カブ」です。

根は丸くカブの様に思われるので「二十日カブ」と思っていました。

種袋を見ると、なんと「ハッカダイコン」と書かれてあるではないですか。ダイコンだったのです。

育ちが早いので、春一番に菜園に種を蒔く野菜は二十日大根となります。

種子を蒔いて20ほどで食べられますので、野菜として最も手っ取り早いのです。

我が家でも種まきは遅かったのですが、先日採ってきて食べました。まだ小粒でしたが「これは美味しい」とラビ妻と満足の会話をしました。

私の好みは二十日大根をスライスして付けた酢漬けです。出来上がるとピンク色に色づいたダイコンの肉の食感もよく、食をそそります。

種子は時季をずらせて畑に蒔いた方が良く、長い時季ラデッシュ(二十日大根)を楽しむことが出来ます。

夏の高温時期は、根が暑さのため負けて、見栄えの悪いものになります。春と秋に形良いハッカダイコンが採れます。

根ばかりでなく、葉にもビタミンやカルシュウムなどの栄養分が多く含まれ、塩もみしておしんこにしても良く、えぐみが少ないのでおひたしやあえ物にも使えます。

刻んでパセリの代用にもなります。

皮を剥(む)いて使う人はいないと思いますが、スライスすると紅白のコントラトが美しく、サラダにぴったりです。

近年はいろいろな二十日大根が作られ、赤い丸い形の昔ながらのカブやら、細長い物、大根のミニチュア版のようなものまであります。

赤が定番ですが、白、ピンク、紫など様々です。