雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

カルチャーナイト2012 文化の夜は輪が広がって

2012-07-12 15:22:21 | 紹介
明日、7月13日(金)は「カルチャーナイトの日」です。この日の夜17時30分~22時まで開かれます。

また「カルチャーナイト10周年メモリアルイベント」は2012年7月14日(土)で、札幌地下歩行空間で行われます。
是非、みなさんも出向いて見ましょう。
参加企業・公共施設は110に及んでいます。
年に一度は子供も夜に楽しんでもらおう。大人も楽しもうと言う企画です。札幌でも多くの企業や公共施設が参加して、その輪が広がっています。一度行って見ると「良かったね、楽しかったね」の言葉になります。多くは企画の催しを行い無料です(格安の公開をしている所もあります)。
代表的な場所は道庁赤レンガ庁舎での催し、知事公館のでの催し、放送局での催しなどです。何せ110団体ものが参加しているのですから、注意をすればそれぞれの催しを見、聞くことが出来ます。
詳しくは、カルチャーナイト実行委員会発行のパンフレット(29P)を入手すると便利です。

幌加内ソバ これは美味しいやめられない

2012-07-12 08:23:30 | 
カムイラビット夫婦は「ソバ」を食べるが大好きです。
かって、道東の「清里町」(斜里町の隣の町)に住んでいた折、斜里岳の麓に(清里町側)「ちろりん村」というところがあり、山の中のそこで「手打ちのソバ」が食べられまのした。素朴な美味しいソバでしたので良く食べに行きました。
5人で行く時、「5人前お願いします」と電話で頼むと、きちっと(?)5人前が打たれていて、作り立てのソバが出てきました。「美味しかったからもう一杯お願いします」と言っても「その用意はしていない」そっけなく言われ、注文する時にもう少し多く作ってもらっておけばよかったと残念がります。
「今もやっているのかなあ」と思います。打ち手が結構なお年寄りのおじいさんでしたので・・、昔の味を思い出しています。
さて、表題の「幌加内ソバ」ですが、新ソバの季節に美深町へ車で出向いた折、幌加内を通りました。ソバを刈った跡は赤く面白い畑の風景で、さすがソバの産地と風景にも感心しました。
街中には何軒ものソバ屋がありました。迷ったあげくある店に入りました。店の名前もなんというか忘れましたが、消防番屋(?)の近くに、むかしの武士の名前のような名のソバ屋に入り食べました。ソバを食べて「これは美味しい」と絶賛しました。土地に出向けば時間をつくってでも食べることをお勧めします。
次の日、帰りにも同じ道を通り幌加内でソバを食べようとラビ妻と話ましながらの旅でしたが、札幌に帰り着くのが夜も遅くなるのが予想され、その日はソバを食すのは止めざるを得なくなりました。食べられなかったことは、今思っても残念に思っています。
「新ソバ」の季節はもう少し後ですが、「幌加内ソバ祭り」も行われ、全道各地から多くの人がやってきます。

別な話になりますが、昨日のNHKの朝の番組の中で、糖尿病について取り上げていました。その予防にマグネシュウムを含む食べ物を食べると糖尿病にかからないなどの話があって、糖尿病防止の食べ物の中に「ソバ」もあり、我が家では糖尿病予防になっていると満足でした。

アイヌ語地名 「オ」の付く地名について 

2012-07-09 19:43:22 | 地名
北海道の地名の大半は「アイヌ語」に起源を持っています。
多くのアイヌ語の中でも、「オ」の付く地名に注目して見て下さい。例えば興部(「オコッペ」)、雄武(「オウム」)、札幌市の平岸の精進川(しょうじん川)の語源の「オソウシ」、長流川(「オサル」川)などで考えて見ましょう。

「オ」は「川尻」(かわじり)のことで、川の最も下流という意味のアイヌ語です。「オ」の意味を理解しておくといろいろ応用できます。
オホーツク管内の興部町は「川尻がお互いにくっついている川」(川尻・結婚=合わさって している)から名付けられた町名です。町に流れる二つの川は離れてはいますが、海岸近くで沿岸潮流で昔はくっついていたのです。

また、同じ管内の雄武(おうむ)町は、オー・ムで「川尻が・塞がる(川)」である事から名づいた地名です。雄武川は「春には沿岸潮流で砂州が川の口を塞さぐ現象の見られた川」(むかし)をよんだアイヌ語から町の名が付けられました。

今日(7月8日)は、カムイラビットが所属している「アイヌ語地名研究会」で、野外巡検を行ないましたが、巡検地の「精進川」には「滝」(ソー)があり、その滝がアイヌ語の「ソー」で、精進川の地名の起源となりました。
河岸段丘の方から流れ出た川が豊平川に流れ出る場所に、精進川の下流に滝(ソー)が(むかし)あったことにより、その場所を「オソウシ」と呼んでいたのです。その後漢字に地名を置き換える時代になり「オソウシ」がなまりになまって「オ」が省略され精進になったのでした。

もうひとつの伊達市の北湯沢温泉郷を流れる「長流(オサル)川」ですが、川尻(オ=下流)にサル(芦原)がある場所に名付けられた地名となります。

この様に「オ」の意味を持つアイヌ語を理解しておくと、アイヌ語地名の一つの理解に役立ちます。

拓銀 たくちゃん貯金人形

2012-07-05 17:39:28 | 昔語り
北海道拓殖銀行(通称「拓銀」)は経営破綻して今はなくなりました。当時北海道一の銀行でしたので、我が家でも付き合って(預金をしていた)いました。
「拓銀」で記憶に残るのは、始めは毎年配られる(今すぐには名も思い出せませんが)道内有名画家の風景画のカレンダーが嬉しくて壁に次々に張り(収集していた)満足していましたが、ある日ラビ妻が大掃除を思い出してか、私に断らず一気に画家の絵をすべてを捨ててしまっていました。「好きな絵だったのに、断らずに捨てた」と腹が立ちましたが、結婚して間もなくでもあり、文句も言えず、我慢に我慢して事を終わらせました。
さて、その後拓銀は「たくちゃん人形の貯金箱」(くまちゃん人形)なるものを預金者に配りました。記憶に残る人も多いのではないかと思います。月替わりのたくちゃん人形は人気で子供だけでなく、大人も集めて喜んでいました。
カムイラビットが記憶するものはわずかな数(20位)ですが、出された数はとても多かったように思います。最初は昭和38年12月に制作されたジャンパーで、何年かはスポーツシリーズで毎月預金者に配られていました。次々に作られて、最後は昭和60~61年のボートの川下り、一輪車などの乗り物シリーズで終わります。出された人形はかわいらしく、小型で手の中に入るような大きさでした。
年の終わりには、大きなくまちゃん人形も出されたりしていました。百円玉を入れて棚に飾っていましたが、ためている百円玉を使わないのになくなるのです。後で気づいたのですが、私の子供のところに遊びに来ていた他の家の子供が取っていたもののようでした。子供は元来悪い事はしないと思っていたのが裏目にでました。
大事にしていた「たくちゃん人形」も転勤を繰り返しているうちに家からすべて姿がなくなりました。
ものごとと云うのは大事にしているものほど、この様になくなるものなのでしょうか。可愛いたくちゃん人形の貯金箱いま手元にあれば、貴重品なのにと思っています。

十勝岳噴火 数十年ごとに噴火繰り返し 

2012-07-03 09:19:50 | 自然
十勝岳の大正火口付近で7月1日(平成24年)未明に噴火の兆候がありました。十勝岳温泉郷では、カミホロ荘の宿泊客など120人が慌ただしく非難しました。前回1988年の噴火は大規模でしたが、その後沈静化し登山客で賑わっていただけに、今回の噴火でホテルなども客が途絶えて経営が困難になることが心配されています。
今回の噴火は、十勝岳連山の富良野岳や十勝岳に登山したことのあるカムイラビットにとっても関心ごとの一つです。今回の噴火(噴火ではないと後に発表)で、富良野岳や十勝岳への上富良野側、美瑛側からの登山路が急遽閉鎖され、登山を計画していた人たちをがっかりさせています。いずれも登山解除の見通しはたっていません。(▲追記 7月6日登山禁止が解除になりました)

★ かつて大正火口は、1926年(大正15年)に死者・行方不明者144人の被害を出しています。

★ 1857年(安政4年)以降、数10年ごとに噴火を繰り返しています。

★ 最近では1988年12月から翌年の3月にかけて計21回の噴火が確認されています。

★ 2004年にも極小規模な噴火も確認されています。

札幌ビール園まつり 晴天でほろ酔い気分

2012-07-02 21:24:23 | 日記
札幌ビール園道民感謝祭(「サッポロビール★道産子感謝Day」)が6月30日(土)、7月1日(日)札幌ビール園で行われました。
友人のケンプ氏を誘って、ラビ妻抜き(大通り公園で行われている花フェスタに友人と出る)の二人でこのお祭りに行きました。アリオ(イトーヨーカドウ)に隣接する煙突札幌ビール園(サッポロガーデンパーク)の広場に全道から集まった地産の店(滝川市、三笠市、江差町、留萌市、むかわ町、函館市など)が数多く出店しており、広場にはテーブル・椅子が設けられ、また沢山の催し物、ヨサコイソーラン、アイヌの踊りなど多くのショーも見れました。椅子は間もなく満席となりまいました。
ビール一杯が200円の安さに引き込まれる様に、沢山の客を集めていました。その一人が我々でもありました。
私より飲みっぷりのよいケンプ氏、それに引きづられて私も何杯ものビールをいただきました。朝11時から午後4時まで話は弾みビールは安いし、良い気分です。
当日会場で、はじめて見た物に「バブルボール」というものがありました。プールの上に空気玉に子供が入ったボールが水上で遊べる珍しいものです。空気玉の中の子供のはしゃぎかたに面白いものが出来たものと眺めました。この値段もよく一回1000円です。
もう何年もサッポロビール園祭に行っていませんでしたが、今年の出店の充実しさに、飲んだり食べたり、話も充分出来て最高の一日でした。韓国の観光客も来ていて、ソウルオリンピックの一年前にわれわれも「韓国に行った」ことなど、話の交換もしたり、サッポロビール園祭りも国際化しているようです。帰りには札苗駅前にある温泉「蔵の湯」に入り、今日一日の汗を流し、友と別れました。
是非来年はこのサッポロビール園まつりに行って見て下さい。