星野カレンダー2018の7月のページから「湖面を渡って夏風が吹いてくる - 暁子の退院を祝って」というタイトルの文昭さんの絵と「夏風の中の散策」という暁子さんの詩を紹介します。
夏風の中の散策
汗ばむ夏に
時おり 配られる アイスキャンデーより
もっと 気持ちのいい
湖面を 渡る 夏風を
暁子に 届けたいと
あなたが 言った
いつもの 散歩コースは
にぎやかな パール街の
コンクリートを 踏むのだったが
湖面を 見ながらの 二人の散策は
どんなに うれしいだろう
風の音を聞き、木々の声を聞き
湖の音を聞き、
幸せの音を 聞くだろう
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