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笑う負け犬の生活

日常生活に関する超主観的な雑記

7/11 ~チャナンを作る

2006-07-25 | 旅行/'06.07 Bali
いつもバリでの楽しみは、踊りを見る事とショッピング。
今回はそれに「現地で花を買ってレイを作ってみたい!」が加わったのだけれど
ホテル選びをしている時に、偶然チャナンを作るアクティビティプランを発見!
レッスンを受けてみたいというのもこのヴィラを選んだ理由のひとつだった。

バリへ行った事のある人はご存知と思うけれど、バリでは日に何回も
家や店の神棚や祠、庭などいろんな所にチャナンという花と食物をのせた
お供えを供え、線香をあげてそれぞれの神様にお祈りをしている姿を見かける。
このチャナンがとってもキレイで、以前から作ってみたかったのだ。

前夜スタッフに「チャナン作りのレッスン受けたい」と言うと
なぜか不思議そうな顔で「え?チャナン作りたいの?どこで?」再確認される。
どこで?ってここでやってるんじゃないの・・・?しばし、あーでもないこーでもない
拙いイネ語と英語を駆使して説明した結果、スタッフが凄く嬉しそうな顔で
「20$だけどいいの?OK!じゃ明日10:30ここへ来てね。」「解ったー」
うーん・・・なぜそんなに驚くやら喜ぶやらなんだ?

指定時間に行くと、スタッフの女性2人と美しいご婦人と小さな女の子が。
美しいご婦人はオーナーの奥様とかで、どうやら様子を見に来ただけらしい。
4歳のオーナーのお嬢ちゃんも「やりたい~」という事で一緒にレッスン開始~





こんな材料を使って作ります。



バナナの葉をカットして作ったベースに、色づけしたご飯をのせ
その上にショウガと赤いミニタマネギのミジン切りを載せて完成!
色によって、○○の神様のためと意味があるらしいけれど
メモを取るのを忘れてしまいました・・・
こういうタイプは初めて見たので、どこへどう使うものなのか??
葉っぱをカットするのに果物ナイフのようなナイフを渡されたのだけれど
ナイフの使い方がインドネシア流なのか、思うように切れず
スタッフに苦笑されまくり・・・作り方はいたって簡単だった。



次はよく見るタイプのチャナンのベース。
ヤシの葉をカットしたものを重ねて細い竹ヒゴみたいな棒で止めて作る。
左側の若干イビツな方が、私が作ったもの(恥;)



次は若干ゴージャスなタイプ。
時間の都合か、予め葉をカットしたものを渡してくれるので
自分では止めて形を作るだけなのだけれど、止める棒が上手くささらなくて
ポキポキ折れてしまい、またまた苦笑されまくり・・・



ふと見るとお嬢ちゃんはホッチキスで止めているー!
「あなたもこれ使えば?」スタッフにそう言われたけれど、昔ながらの方法で
作りたかったので拒否して唸りながら続行。まあなんとか形になりました。



カゴの底に何かの葉を丸めて干したもの(上写真のダシ昆布みたいなもの
これが何か意味を持つモノらしい)を置き
その上に好みの花を適当に飾りつけ、その上に何かの葉をきざんだものを
載せて完成!(何かの葉=ヤシの葉のような長い葉だった。追って調べねば~)
売っているものや普段家庭で作るものは、こんなに花テンコ盛りではないけれど
レッスンなのでふんだんに使わせていただきました(笑)



完成したチャナンいろいろ。
すごく楽しく1時間はあっという間で、もっと作りたかった~


7/10 ~嬉しい事いっぱい♪

2006-07-24 | 旅行/'06.07 Bali
まったりマッサージ終了後、お友達に頼まれていた買物もあったので
デルタデワタ(スーパーマーケット)へ。
ウブド内では1番大きなスーパーマーケットでこじんまりしているけれど
一通りのものはここで買う事ができる。

入り口のケース内にあったスゴイ色使いのデコレーションケーキ。
冷蔵庫じゃないので懐かしいバタークリームケーキでしょう。

ささっと買物を済ませ、市場方向へ向かう途中Warung Igelancaという
小ギレイなワルンを見つけたので遅い昼食を取る為に入ってみる。

食べやすい味のナシゴレン&お茶で15000RP(180位)安い~

滞在中はサロンで過ごすため、いつもサロンを買いに行く市場内のお店へ行くと
お店のお姉さんが突然アレ?というような表情で「あなた友達!元気~?」
ちゃんと覚えていてくれたらしい(笑)
暖かく迎えてくれたけれど欲しいものがないので、違う店で買って市場を出ると
サレン・アグン宮殿の方からガムランの音色が!

音のする方へ向かうと、宮殿反対側の建物で女性達がガムランの練習中。


よく見ると、小学生位の女の子達の姿が。遊んでいるように見えたけど
楽器を打つタイミングがちゃんと合っている!遊びながら覚えるのね~。
ここは風通しもよく気持ち良かったので、旅行社のガイドさん達にまざって
30分位練習風景を見ながら休憩。

ここでガムランは聞けたので今夜は踊りは見ない事にし、しばらく街中をブラブラし
夕食を食べにJLモンキーフォレストのカフェワヤンへ。
ここは雰囲気がよく美味しいので、毎回2回は食べに行くレストラン。
スタッフも感じが良く1人でも入りやすいのだ。
食事を終えスタッフに「ホテルに迎えの電話をしたい」と言うと電話をしてくれ
「こっちで待てば?」キャッシャー側の席へ案内してくれた。

会計の所でイブ(オーナーさん)の姿が見えたので元気そうだなーと思いながら
歩いて行くと「あなたを覚えているわ!元気だった?」えーっ!覚えてくれてる!?
この店はいつも客で一杯で、毎回来るとはいえ挨拶交わした程度だし
前回来たは2年前なのに本当に覚えてくれているの?半信半疑の私に
「去年はどうして来なかったの?ママは一緒じゃないの?」ちゃんと覚えてる!!
なんてスゴイ記憶力なんだーーー。
「デザートは食べた?お茶はどう?」お腹がいっぱいと言うとお茶を出してくれ
どこに泊まっているか、いつまでいるのか・・・しばしお喋り。
もっといっぱい話したいけれど、私のイネ語&英語力では思う事の半分も喋れず
けれどイブはずっと笑顔で聞いてくれた。
迎えの車が到着すると「ホテルで食べなさい」ケーキを渡してくれ
「今度は2年後じゃなくすぐに戻ってきなさいね!」暖かいハグ。すごく嬉しい~


ホテルへ帰る途中、オダラン(宗教儀式)らしき場所に遭遇。
1度見てみたかったので思わず「オダランだ~!」と言うとスタッフが
「あ?ホテルそこだから後で見にくれば?トペンもやってるよー」
道が真っ暗だし犬怖いし・・・だいたい正装してないのにいいのか?
荷物をフロントに預け大慌てで戻ると、オダランの行われている場所は
ホテルから歩いて1~2分の場所だった。
皆真剣にお祈りをしているし、正装していないのだから近付いてはいけないと思い
道路からそーっと見ていたのだけれど、トペン(面をつける踊り)の舞台の
ちょうど舞台裏位置で、ほとんど様子が見えない。
近くにいた男性が「あっちで見れば?」と言ってくれたので恐る恐る少し前進。

トペンは観光客相手のものを見た事があったけれど、オダランで行う場合
舞台は祭壇の方に向かっていて、今更ながらこれが本来神様のために行う
ものであるという事がわかった。
トペンの踊り手が面を付け替えに出てきて目が合う。
部外者なので怒られないかとビクビクしていたら「ハロー!」ホッ・・・
セリフが多く踊りは少ないけれど、面をつけているから息が切れるのか
苦しそうに肩で息をしている。

神聖な儀式を、外からとはいえ正装もせず見させていただけたのだから
失礼な事はしたくなかったので写真は撮らず1時間位儀式の様子を見て
時には見よう見真似で一緒にお祈りして過ごした。
ずっと見たかったオダランをこんな近くで見れて本当にラッキーだった。
機内の予感通り、やっぱり良い事があったな♪

観光客向けのトペン。

7/10 ~シロダーラ初体験♪

2006-07-21 | 旅行/'06.07 Bali
昨日ホテルスタッフが部屋へ荷物を運んでくれた時、テラスに出て
「あっちにアグン山があってそこから朝日が昇るのが見えますよ」
そう言っていたので、一応6:30に目覚ましをかけて眠ったのだが・・・
カーテンを開けてみたら、まだ辺りは薄暗くて
ところどころ朝焼けでキレイだけど少し早かったみたい。


カーテンを開けてベッドに寝転がっていると山方向の景色が見えるので
朝日がのぼるまでもう少し・・・それにしても寒いなぁ~
毛布に丸まって眺めているうちにまた眠ってしまい、目が覚めたら
太陽は完全に昇ってしまっていた(苦笑)
にしても寒くて風邪ひきそうなので、熱いお風呂に入って暖まった。


テラスにミックスフルーツジュースとブブール・アヤム(鶏肉のおかゆ)
コーヒーの朝食が届く。簡素だけど普段朝食を食べないので十分すぎる量だし
なんといっても、何もせずともこうして朝ご飯が届き、通勤電車の時間を
気にする事もなく、朝から爽やかな景色や空気の中でのんびり食事ができる
という事だけで贅沢な気分。
うーーーん2年ぶりのバリだぁ!ようやく実感が湧いてきた。

インドネシア語のTVが見たくてTVのあるホテルを選んだので
しばらく幼児向け番組を見てみるが、耳がついていかないっ(TT)
10:00頃、日本で予約しておいたスパ『アロマトーク』の迎えが来た。
今日はシロダーラ初体験なのだ!楽しみ~♪

シロダーラはインドの伝承医学アーユルヴェーダの中のひとつで
第三の目と呼ばれる額のチャクラ部分にオイルをタラタラ~っと垂らす事で
脳と神経の疲れをとり、瞑想体験ができるとかで
以前TVで見て、いつかやってみたいっ!!と思っていたのだ。
インドの伝承医学をバリで?とも思ったが、当分インドへは行く予定ないし
日本でこれを受けると高いし・・・ま、あまり深く考えない(笑)

最初にエネルギータイプのチェックをし、それに合ったオイルを選んでくれた。
予約したコースの中の<温熱石膏フットマスク>は足のむくみなどに効果あり
との事だったが、むくみはないのでフットスクラブマッサージに替えて貰った。

着替えてヘッドマッサージ開始。すごく気持ち良くて頭の疲れが取れる
感じがするのだけれど、イスに座って行うせいか頭の位置を維持しようとして
首がどんどん固まってきてちと辛い~
お次はアビアンガ。体内の未消化物を排出する全身オイルマッサージとか。
首肩はかなり凝った状態だったので、もっとマッサージして欲しい気がしたけれど
肩凝り解消マッサージじゃないから仕方ないのかな。
でも気持ちよくて、足のマッサージ中少しウトウト・・・

そしていよいよシロダーラ!
仰向けに寝ていると、オイルが流れ込まないよう目の上に濡れたタオルを乗せられ
しばらくすると、額の中央生え際辺りに暖かいオイルがツツーッ・・・
おー!コレコレ!うーん・・・瞑想状態になれるのか?(ワクワク♪)
ツツーッ、シャーッ・・・シャーッ・・・
んん?シャーッ?なんだか想像していたイメージと違う。私がTVで見た感じでは
もっとトローッと、ちょうど温めた蜂蜜みたいなトローリ加減に見えたのだけど?
そんな事を考えている間も額に、結構な勢いでツツーッ、シャーッ・・・
時々微妙に冷たくなったり暖かくなったりしながらオイルがどんどん注がれる。

おっかしーなー、イメージと違うなぁ~全然覚醒してきません。
そんな事考えてるからイケナイのか?無心になるよう試みてみる。瞑想瞑想・・・
ツツーッ、シャーッ・・・。やっぱりツツ-ッ、トロ~リじゃないんだ?
もしや・・・目をつぶっていて解らなかったけど、オイルじゃなくて
お湯かけられているんじゃ??
セラピストが洗面所へ行った気配がしたので、その隙にそーっと額を触って
確認してみるとちゃんとオイルでした(笑)疑ってスミマセン~m(__)m

持っていたイメージとの違いに疑惑をいだいていたおかげで
とうとう瞑想状態になれないまま約30分のシロダーラ終了~_| ̄|○
お湯が見えないほどビッシリ花びらを入れたフラワーバスに入り
全身のオイルを洗い流て部屋へ戻り、テラスで髪をブローして貰い終了!

アーユルヴェーダ3時間コースのお値段はUS90$、日本円で1万円ちょっと。
バリで1万円というのは結構なお金だけれど、国内ならシロダーラだけでも
この位の値段はしてしまうし、想像とは違ったとはいえシロダーラ体験でき
マッサージも気持ち良かったので、まあ満足~。

※ロッカーに荷物を入れていた為、残念ながら写真ナシ。

7/9 ~ワヤン・クリッ

2006-07-20 | 旅行/'06.07 Bali
昨日は実家方面で豪雨により川が決壊し被害が出ているというニュースを聞き
全く問題ないだろうけど一応連絡してみたら、ウチは大丈夫だけれど
川が決壊しそうな場所近くに住む親戚が何軒かが避難した様子。
交通網は遮断されているようだし、これ以上被害が拡がらなければいいけど・・・

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迎えの車に乗り、前半の宿泊地ウブドへ向かう。
いつもは買物や食事に出やすく夜でも歩いて帰れるようにJL.モンキーフォレストの
バロンリゾートに泊まるのだけれど、今回は1人なのでここだと予算オーバー。
という事で街中から少しはずれたテガスにあるテピ・サワ・ヴィラに宿泊。
情報もあまりなかったのでどんなヴィラなのか・・・

チェックインを済ませ、「できれば今夜ワヤン・クリッ(影絵)を見に
行きたいのだけどやってるかな?」あらかじめ下調べはしてあったけれど
イベントはたまにスケジュールが変わってしまう事があるから
スタッフに確認してもらう。確かに今夜20:00からあるという。
よかった~今回これを楽しみにしてたのよね♪

現地通貨も前回の残りがあり両替の必要もないので、30分後に
連れていってもらうようお願いし、とりあえず荷物を部屋へ運んでもらい
貴重品をセーフティーボックスへ入れて準備完了!
お腹が空いていたけれど夕食を食べていると間に合わなくなるので我慢~

会場のオカ・カルティニへ向かう車の中、スタッフが「どうして他の
踊りを見ないの?」と聞いてくる。
バリ、ウブドでは毎晩いろいろな伝統芸能が行われており、メジャーなのは
煌びやかな衣装の女性が踊るレゴンダンスや男性による戦士の舞バリス
獅子舞のようなバロンなどで、それらを見に行く人が圧倒的に多いのだ。
私は毎回、ウブド滞在中は毎晩踊りを見に行くのだけれど、ワヤン・クリッだけは
見る機会がなかったのだ。そう話すと納得した様子(笑)

15分前に会場入りしたら誰も来ていない。観客1人でもやってくれるのかなぁ・・・
そう思いつつ、しばらく併設のショップを見て歩く。
すごくキレイなバティックがあったので欲しくなり値段を聞いたら3万円位。
手描きだから高いだろうとは思ったけど・・・とても買えません。
そうこうするうちに5分前になったのでスクリーンの方へ戻ると
10人位のお客さんが座っていた。

始めにワヤン・クリッの簡単な説明と、今夜の演目についての解説。
英語は得意じゃないのに、クセの強いバリ訛(?)の英語で益々解らない~!
入り口で貰った日本語案内によると今夜の演目は「マハーバーラタ物語
生贄になったビマ」というお話らしい。

ある王国に強い魔力を持った魔物がいて、そいつが王国の人々を殺戮するので
王様がかけあった所、生贄を1人差し出さないと全ての人を殺し続けると脅した。
(殺しまくってるクセに生贄1人差し出せって意味わかんないけど>苦笑)
この話を聞いた魔力を持つ王様の息子が、自分が生贄になると立候補し
魔物VS王子の戦いが行われ、結果王子が勝ってめでたしめでたし
そんなお話です。



ストロボ焚けないので、ちょっとボケボケですがこんな感じ。

スクリーンといっても、100×180cm位の白い布が張ってあるだけで
裏側から松明の灯りで人形の影がスクリーンに映るという仕組みの人形劇。
ガムランの音楽をバックミュージックに、人形のセリフが語られるのですが
テンポがちょうど日本の能みたいな感じで途中睡魔に襲われ意識を失った(笑)

終了後、お迎えのスタッフが待っているだろうなーと思ったけれど
スクリーンの裏側がどうなっているのかどうしても見たくて覗かせてもらったら
こんな風になっていました。(ストロボ発光したはずなのに慌てたから手ぶれ?)


1番前の白いランニング姿のおっちゃんが2人のアシスタントを両袖に置き
1人で登場者全部のセリフを喋りつつ、かなりの数の人形を巧みに操っていたのだ!
その後ろに演奏担当が4人。3畳位のスペースの中、松明焚いて動いているから
みなさん汗だくでした。

煌びやかな踊りも良いけど、影絵は地味なもののすごく幻想的で良かったーーー!
1時間はあっという間だったので、次回も日程が合えば是非見たいと思う。

7/9 ~バリへ

2006-07-19 | 旅行/'06.07 Bali

8:00頃成田空港着。
チケットは受け取ったもののチェックインにはまだ早いこの時間
すでに荷物のセキュリティーチェックに人が並び始めている。混んでいそうな気配。
前回の渡バリはビジネスクラスで楽チンだったけど、今回はエコノミー。
ガルーダには最近プレミアムエコノミーというビジネスとエコノミーの中間クラス
(価格&条件)ができたので、そのシートにすれば少し楽だったろうになぁ・・・

昨年1番後ろの席に乗ったら後部席を気にせずシートが倒せて少し楽だったので
そこか1番前の窓側をリクエストした所、運良く1番前の窓側が取れた。
この時点でまだ9:00前。これから1時間30分何しよう~
とりあえず小腹が減ったので軽く食事を取ったけれど、免税店も用ないし
本屋で少し時間を潰す。早めに搭乗ゲートまで進むけれど退屈~
今回は1人で出発するため話し相手がいないのだ。

友達に「1人だと待ち時間退屈」とか「土産希望はもうない?」といったメールを
送ったりしているうちに、フツフツと呼吸が怪しくなる気配が。
もしやまた飛行機のパニック発作が起こるかも・・・薬飲んだ方がいいかな
でも前回は平気だったし・・・でも今回は1人だし・・・しばらく考えるうちに
手のひらが少し汗ばんでくる。嫌な兆候だ。考えないのが1番いいんだけど。

そうこうするうちに搭乗時間になり着席。再び薬飲もうか考え始める(苦笑)
隣に座ったのは旅慣れていそうな良い感じのおじさま。
少し話しができれば気が紛れるかもと思い、思い切って話し掛けてみたら
とても気さくに話して下さり、いつの間にか嫌な不安感は消えていた。

おじさまは1人でバリへダイビングに行くとか。65歳でリタイアしてから
友人に薦められダイビングを始めたら面白くなり、2年間で5回目のバリ!
今回は2mくらいのマンボウがいるエリアへ潜る予定らしい。
バリ以外の海へも行っているようで、興味のあったセブ島の話なども聞けた。
9月はご夫婦でイタリアへ行き、1月は友人も加わりまたバリへ行くという。
何とも羨ましい話。。。「でもねダイビングの時、部屋は寝るだけだから
食事付き1泊¥1500の安宿に泊まっているんだよ。1月は妻や妻の友人と
一緒だからそんな所へは泊まれないけどね(苦笑)」
70歳という年齢で安宿に泊まってダイビング、そんな緩急自在な事が平気で
できちゃうって、とっても肩の力が抜けていてカッコイイ!

「ダイビングも楽しいけど、また何か新しい事をやってみたいんだよねー」
「バリで釣りはどうですか?」「うん、今度試してみようと思っているんだよ」
リタイア後、旅行と遊び三昧の生活ができるという事の羨ましさもあるけれど
この年齢で尚、新しい事にチャレンジしている生き方、考え方が
とても素敵でいいなと思った。表情が明るくイキイキして楽しそうなんだもの。
「父も○○さんみたいにいろんな事楽しんで欲しいなって思います」と言うと
「私はあなたみたいに親と一緒に旅行行ってくれるような子供ならよかったよ」
お互いないものねだり(笑)

昨夜3時間しか寝てなかったから食事をしたらさすがに眠くなり
お喋りは一時中断して昼寝。
起きてしばらく読書していたらハーゲンダッツが配られた。
前も出たっけ・・・?ちょうど甘い物が食べたかったので美味しかった。
再びおじさまとお喋り開始。私が毎回ウブド滞在している事を話してあったので
「1月にはウブドに泊まりたいからホテル選び相談に乗ってもらえるかな?」
という事でメールアドレスをお預かり。
そんな事をしているうちにそろそろ到着時間になっていた。

奥様の友人で1年のほとんどをバリで過ごしている楽しいオバサマが
出迎えに来ているから紹介してあげるねと言われていたのだけれど
私の荷物がなかなか出てこなかったので、お喋りして読書の邪魔してしまった
お詫びとお礼を言い、帰国したらメールする事を約束してお別れした。

隣に座った人次第では、不快な思いをする事もあるけれど
1番前のシートは足が伸ばせてすごく楽だったし、おじさまのおかげで
すごく楽しい時間が過ごせ、退屈する事もなくあっという間の移動だった。
思い切って声をかけてみて良かった~と思った。
良い事が重なったから、きっと良い旅行になりそう!そう思いながら出口へ向かった。