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E/Gトルクロッドブッシュ交換

2005-07-13 20:50:10 | デルタ:整備・メンテ
エンジンのトルクロッドブッシュを交換しました。

先日、F.L.M.Cの夏のセールで格安でゲットした『リアナックルブッシュ』を使用します。(トルクロッド用とリアハブ用のブッシュは共通)


まずバッテリーとバッテリートレイを外し、次に「トルクロッド(左)」と「ブラケット(右)」を取り外します。
トルクロッドの両端は17mm、ブラケットは19mmが3本と下の隠れた部分の10mmのボルトで留まっています。






トルクロッドのブッシュは多少ヒビがある程度でしたが、ブラケット側は酷い状態で7割方ちぎれてます(^^;
ありゃ?亀裂が笑い顔(泣き顔?)に見えますね(笑







と、ここであることに気が付きました。どうもブッシュの中心部(スリーブ部分)の長さが新旧部品で違うようなのです。
新しいブッシュの方が3㎜ほど長いためこのままでは取付部に収まらず、やむなくグラインダーで削ることに。

が、しかし・・・

削った際の熱でスリーブとゴムが剥離してしまった・・・(泣
2個目は慎重に熱を冷ましながら削ったお陰でなんとか成功。
ブッシュが1個しか無くなってしまったので、損傷の酷いブラケット側のみ交換することにしました。


バーナーでスリーブ部を中心に炙り、周りのゴムが柔らかくなって来たところでマイナスドライバーなどを差し込んで切断しスリーブを取り出します。
残った外側のリングに金ノコで切れ目を入れ、径の近いラチェットレンチのコマと万力を使って抜き取りました。





新しいブッシュの挿入です。
さきほど抜き取った古いブッシュのリングを利用して万力で新しいブッシュを挿入していきます。
万力の横に転がっているのは、デルタの前に乗っていたカプチーノのエンブレム。何故か捨てられないんだよなぁ・・・(笑





全てのパーツを元通りに取り付けて完成。
解り難いですが、矢印の部分の隙間がすっかり無くなりました。
今回使用したブッシュは見た感じ長期在庫品(?)のようでして、今回トルクロッド側が未交換ということもあり、近々予定しているエンジン&ミッションマウントの交換時には今回の交換箇所も強化ブッシュに変更予定です。




【試運転の感想】
アクセルのオン・オフ時のエンジンの揺れが体感できるほど軽減されました。
しかしクラッチを繋いだときなどにまだ不自然な挙動が残りますので、やはりエンジン&ミッションマウント交換は必須のようですね。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (テツ)
2005-07-15 10:15:10
みっつさんの前職はラリーチームのメカニックですか?
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何か専門用語が少し分かったりする・・・ (めぐたん)
2005-07-15 12:45:03
今はグラインダーの砥石とかも100均で売ってますよね~

ちなみにグラインダを 私はサンダorサンダーと呼んでます!



>みっつさんの前職はラリーチームのメカニックですか?

私も同感!!

整備士でも十分いけますよ!

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Unknown (みっつ)
2005-07-16 12:25:35
テツさん>



>前職はラリーチームのメカニックですか?

おっ、よくわかりましたね!

じつは某メーカーのメカを数年・・・・・・

なんてね。そんなはずありません(笑

タダのプライベートサンデーメカニックです。





めぐたん>



>ちなみにグラインダを 私はサンダorサンダーと呼んでます!

グラインダは切削・切断等、サンダは表面処理・研磨等と用途が異なりますね。ま、似たようなモンだけどね(笑
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パパにも言われた (めぐたん)
2005-07-17 07:57:31
「いつの時代の人間だ?」だって

砥石とか切断の刃を取り替えて使うヤツ・・・

ベビーサンダとか呼んでいためぐたん・・・

今日はお勉強になりました(6 ̄  ̄)ポリポリ
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