Tolerance to Fragile car

LANCIA DELTA
RICOH GXR
PENTAX K-30
and more....

ブローオフバルブ分解

2008-09-12 19:24:53 | デルタ:整備・メンテ
結局ブースト抜けの犯人はコイツじゃなかった…(^^;

あらぬ容疑を掛けてしまったお詫びに綺麗に分解掃除をしてやりました。
ちなみにブリッツのインプレッサ用を流用してます。



シリンダーの内壁にはネットリしたタール状の物体が堆積していました。
これではピストンがスムースに動かないのも無理ないです。



ピストンはこんな形。
上部の黒っぽい部分はスペースシャトルにも使われている特殊なコーティングらしいです。ホントかどうかは知りませんが…



スプリング。青なので標準タイプ(他にソフトとハード有)ですね。
これが3分の1程度まで縮められて本体に収まっていました。



シリンダー内壁の掃除完了。
汚れだけでなくピストンの擦り傷も極細コンパウンドで軽く落としておきました。
しかし、これってラジコンの2ストエンジンのシリンダーにそっくりだなぁ。
よくリューターで排気ポート削ったりしたモンです。懐かしいなぁ…



ピストンも綺麗にしてシリンダーに挿入。
ウソみたいにスムースに上下するようになりました。あぁ~気持ちいい…(ハァハァ



組立は(バラシもね)バイス使わないとバネがビヨォ~ンとなるので危険。
愛車の近くでやらない方が賢明です。



で、元の場所に戻します。
新たに設置したブーストコントロールバルブと仲良く並べてみました。
そして“とある箇所”を手直しして軽く近所をひとっ走り。

今度はブーストもバッチリ掛かり(デルタってこんなに速かったんですね(^^;)ブローオフバルブの「カコッ」という音もしなくなりました(^^
あとは少しずつセッティングを煮詰めるだけだな。


PS:
昨日の記事で、「スロットルonではブローオフは開いちゃ駄目」的な事を書きましたが、どうやら私の思い違いで多少は開くらしいですね(笑
あぁ、まさか「あそこ」と「あそこ」が逆だったなんて恥ずかしくって絶対言えねぇ…(爆

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tera)
2008-09-12 23:10:06
おぉ~!

無事に治ったんですね!
良かった良かった!

そうですかぁ…
あそことあそこを逆に付けてたんですね(笑)
それだと、0、6止まりですね~

セッティング、煮詰まったら教えて下さいね!
スタートブースト、もう少し低めでもOKかも。
返信する
Unknown (みっつ)
2008-09-13 18:20:54
teraさん>
焦って作業するとろくな事ないね(^^;

>それだと、0、6止まりですね~
それが一瞬だけ1.2とか行くんだよね。
で、すぐに0.5くらいまで落ちるの。
ピークには見てはいけないブースト圧が記録されていました。
あぶなく車ぶっ壊すところだった…(汗
返信する

コメントを投稿