随分経ってしまいましたが、9月8日~9日にかけて弟と2人で富士登山に行ってきました。
1度子供の頃に家族・親戚と一緒に登ったことがあるのですが、その時は激しい高山病にかかって八合目でリタイアという悔しい結果に終わりました。
しかしやはり一度は頂上まで登りたい、と思い立って今回は2人でのリベンジです。
8時半頃に弟の車で迎えに来てもらい、中央道を経由して富士スバルラインに入りました。
ところがド平日だというのに五合目駐車場は既に満車、登ってきた車が長い列を作っていました。
結局駐車場に入れた頃には11時を過ぎていました。
半分以上は観光客かな~といった感じ。
高度順応も兼ねてブラブラしたり昼食を取ったりして、13時半にいよいよ登山開始!
あ、もちろん協力金は払いましたよ!
五合目で既に標高は2300mなので、下界は遥か彼方。
そしてこの日の上空には厚い雲。まぁ雨が降らなければカンカン照りよりいいかも。
高度に慣れるためにゆっくりと進み、約40分で六合目に到着。
ここまではハイキング目的で来る人も多く、登山用のウェアに混じって私服姿の人も結構いました。
なのでここからが本格的な登山の開始です。
見上げればジグザグの道と山小屋がテッペンの方まで続いていました。
とはいえ、六合目から七合目まではまだ大きな岩も少なく、坂道を延々と登っていくような感じでした。
それでも地上より息が上がりやすいので、こまめに水分補給と行動食を取りつつ進んでいきます。
そして最初の山小屋、花小屋に到着。
子供の時は金剛杖に焼き印を押してもらうのが楽しみでしたが、やはり今は金剛杖を持っている人は少ないですね。
そういう自分たちも両手にストックです。
そしてここ七合目を過ぎたあたりから富士山が本気を見せてきます。
岩が大きくなり、手を使いながら登るような場所も出てきてある意味ここから八合目までが一番の山場かもしれません。
しかも途中から雨が降り出し、慌ててレインウェアに着替えてカメラも一旦ザックの中へ。
無言で延々と登り続けます。
そして16時50分、五合目から3時間20分程で今日の目的地、標高約3000mの東洋館に到着。
東洋館は2007年にリニューアルされ、部屋はとても快適、食事を取る広間も本当に綺麗でした。
しかもトイレが洋式の水洗!
子供の頃なんて腕枕できるくらいの距離に他人の脚がある(確か当時は上下入れ違いにぎゅうぎゅう詰めで横になった記憶があります)状態だったのに、今回は本当に山小屋のイメージが変わりました。
夕飯はハンバーグ♪
そして食後に外に出てみると影富士が!
富士登山ならではの光景です。
下からはまだ登ってくる人が多数。皆さん頑張って!
その後は特にやることもなく、ストレッチしたりしながら早めの就寝。
といってもあまり寝れないんですけどね。。
今回は前回の教訓を生かし、真夜中は登らず4時頃から再開すると決めていたので、たまにちょこっと眠り、目が冷めて頭が痛い時は酸素を吸ったり食べる酸素をかじったり等して徹底的に対策しました。
後半に2時間くらいまとめて寝れて無事4時頃に起床。
すでに他の部屋には人がほとんど居ませんでした。
やはりみんな頂上でのご来光狙いのようです。
着替えと準備運動を済ませてさっそく登山再開です。
ブレブレですが東洋館の外観がコチラ。オススメです。
東の空にはオリオン座と冬の大三角が輝いていましたが、薄明を迎えた空はどんどん明るくなっていきます。
でも足元は暗いのでヘッドライト必須です。
標高3100m、太子館に到着!
前回リタイアしたポイントでもあります。でも今回は頭痛も疲れもなし。
コンディションはバッチリです。
さらに登って蓬莱館に到着する頃には日の出間近。
太陽の灯りで青く輝く雲海がとても印象的でした。
ここでご来光を拝むことにします。
そしてご来光!(雲の上から)
逆光で真っ黒の弟もご満悦。
さて、天気はこの通り快晴なのですが、体をもってかれるくらいもの凄い風が吹いていました。
9合目にもなると草木もほとんどなく、無言でひたすら頂上を目指します。
ここらへんからあまり撮影もせず。。w
そして山小屋を出発してから約4時間、無事山頂に到着しました!
頂上に着く頃には雲海もまばらになり、下界の景色はさらに遥か彼方になっていました。
2人共体調はバッチリ。今回は気持ちよく登山することができました♪
さすがにお鉢巡りはやめておきましたが、ちゃんと火口も見てきました。
とはいえ火口の底までは見えませんでしたが。
この穴のスケールを写真で伝えられないのが残念です^^;
山頂でしばらく休憩をとった後下山を開始しました。
ちょうどそこへ物資を運ぶブルドーザーが。本当にお疲れ様です。
しかしこの下山道、4時間の道のりを延々と砂利道が続くのですがこれがもう本当にしんどかった。
登山より下山の方が辛いと聞いてましたが、これは想像以上でした。
膝にくるので膝が弱い人は本当に苦労すると思います。
2人で埃まみれになりながら13時頃に無事五合目に戻ってきました。。
五合目で食べたカツカレーが本当に染み渡りました。
下山のことは置いといてw
前回とは全然違い本当に楽しい登山となりました。
高山病もなく、気持良く山頂に着いた時のあの喜びと達成感は何物にも代え難い良い思い出です。
登山に付き合ってくれた弟や山小屋のスタッフの方々には本当に感謝です。
そしてありがとう富士山!
1度子供の頃に家族・親戚と一緒に登ったことがあるのですが、その時は激しい高山病にかかって八合目でリタイアという悔しい結果に終わりました。
しかしやはり一度は頂上まで登りたい、と思い立って今回は2人でのリベンジです。
8時半頃に弟の車で迎えに来てもらい、中央道を経由して富士スバルラインに入りました。
ところがド平日だというのに五合目駐車場は既に満車、登ってきた車が長い列を作っていました。
結局駐車場に入れた頃には11時を過ぎていました。
半分以上は観光客かな~といった感じ。
高度順応も兼ねてブラブラしたり昼食を取ったりして、13時半にいよいよ登山開始!
あ、もちろん協力金は払いましたよ!
五合目で既に標高は2300mなので、下界は遥か彼方。
そしてこの日の上空には厚い雲。まぁ雨が降らなければカンカン照りよりいいかも。
高度に慣れるためにゆっくりと進み、約40分で六合目に到着。
ここまではハイキング目的で来る人も多く、登山用のウェアに混じって私服姿の人も結構いました。
なのでここからが本格的な登山の開始です。
見上げればジグザグの道と山小屋がテッペンの方まで続いていました。
とはいえ、六合目から七合目まではまだ大きな岩も少なく、坂道を延々と登っていくような感じでした。
それでも地上より息が上がりやすいので、こまめに水分補給と行動食を取りつつ進んでいきます。
そして最初の山小屋、花小屋に到着。
子供の時は金剛杖に焼き印を押してもらうのが楽しみでしたが、やはり今は金剛杖を持っている人は少ないですね。
そういう自分たちも両手にストックです。
そしてここ七合目を過ぎたあたりから富士山が本気を見せてきます。
岩が大きくなり、手を使いながら登るような場所も出てきてある意味ここから八合目までが一番の山場かもしれません。
しかも途中から雨が降り出し、慌ててレインウェアに着替えてカメラも一旦ザックの中へ。
無言で延々と登り続けます。
そして16時50分、五合目から3時間20分程で今日の目的地、標高約3000mの東洋館に到着。
東洋館は2007年にリニューアルされ、部屋はとても快適、食事を取る広間も本当に綺麗でした。
しかもトイレが洋式の水洗!
子供の頃なんて腕枕できるくらいの距離に他人の脚がある(確か当時は上下入れ違いにぎゅうぎゅう詰めで横になった記憶があります)状態だったのに、今回は本当に山小屋のイメージが変わりました。
夕飯はハンバーグ♪
そして食後に外に出てみると影富士が!
富士登山ならではの光景です。
下からはまだ登ってくる人が多数。皆さん頑張って!
その後は特にやることもなく、ストレッチしたりしながら早めの就寝。
といってもあまり寝れないんですけどね。。
今回は前回の教訓を生かし、真夜中は登らず4時頃から再開すると決めていたので、たまにちょこっと眠り、目が冷めて頭が痛い時は酸素を吸ったり食べる酸素をかじったり等して徹底的に対策しました。
後半に2時間くらいまとめて寝れて無事4時頃に起床。
すでに他の部屋には人がほとんど居ませんでした。
やはりみんな頂上でのご来光狙いのようです。
着替えと準備運動を済ませてさっそく登山再開です。
ブレブレですが東洋館の外観がコチラ。オススメです。
東の空にはオリオン座と冬の大三角が輝いていましたが、薄明を迎えた空はどんどん明るくなっていきます。
でも足元は暗いのでヘッドライト必須です。
標高3100m、太子館に到着!
前回リタイアしたポイントでもあります。でも今回は頭痛も疲れもなし。
コンディションはバッチリです。
さらに登って蓬莱館に到着する頃には日の出間近。
太陽の灯りで青く輝く雲海がとても印象的でした。
ここでご来光を拝むことにします。
そしてご来光!(雲の上から)
逆光で真っ黒の弟もご満悦。
さて、天気はこの通り快晴なのですが、体をもってかれるくらいもの凄い風が吹いていました。
9合目にもなると草木もほとんどなく、無言でひたすら頂上を目指します。
ここらへんからあまり撮影もせず。。w
そして山小屋を出発してから約4時間、無事山頂に到着しました!
頂上に着く頃には雲海もまばらになり、下界の景色はさらに遥か彼方になっていました。
2人共体調はバッチリ。今回は気持ちよく登山することができました♪
さすがにお鉢巡りはやめておきましたが、ちゃんと火口も見てきました。
とはいえ火口の底までは見えませんでしたが。
この穴のスケールを写真で伝えられないのが残念です^^;
山頂でしばらく休憩をとった後下山を開始しました。
ちょうどそこへ物資を運ぶブルドーザーが。本当にお疲れ様です。
しかしこの下山道、4時間の道のりを延々と砂利道が続くのですがこれがもう本当にしんどかった。
登山より下山の方が辛いと聞いてましたが、これは想像以上でした。
膝にくるので膝が弱い人は本当に苦労すると思います。
2人で埃まみれになりながら13時頃に無事五合目に戻ってきました。。
五合目で食べたカツカレーが本当に染み渡りました。
下山のことは置いといてw
前回とは全然違い本当に楽しい登山となりました。
高山病もなく、気持良く山頂に着いた時のあの喜びと達成感は何物にも代え難い良い思い出です。
登山に付き合ってくれた弟や山小屋のスタッフの方々には本当に感謝です。
そしてありがとう富士山!