波立つ雲海の上で

前回の続きです。

天文薄明が終わる頃にはだいぶ雲が取れて、天の川が姿を現しました。




この日は2400mギリギリのところまで雲海が迫り、時折雲に飲み込まれたりとまさに波際の撮影でした。
ここまでダイナミックな雲海は初めてだなぁ。

それにしても、この雲海をもってしても富士宮市の光害は凄かったです。。

その後魚眼レンズに交換してからの撮影。




飛行機雲が横に伸びて天の川と交差してました。

やはり魚眼は24mmより構図に悩みますね。
もっと地上の様子を入れれば良かったな～

でも登山客や星撮りの方が多く車のライトがひっきりなしでした。

今はもう五合目以上の登山道は閉鎖してますけど、まだしばらくは星見の方で賑わうのでしょうね。

通行止めになるその日まで通いたいですが、来月半ばまで怒濤の休日出勤祭り。。
しばらく星撮りはおあずけになりそうですorz

航海薄明の星

約１年ぶりに富士山新五合目に行ってきました。

まだ若干空に蒼さが残る中、カメラの目で見ると早くも夏の星空のショーが始まっていて、
その幻想的な光景にしばらく見入ってしまいました。

天頂を駆けるペガスス

去年の春から星を撮り始めたばかりなこともあり、移り変わる星空に今でも感動を覚えます。

このペガスス座、秋の四辺形もその１つ。

去年は見てないな～と思ってたんですけど、あんな天頂を飛翔していたとは。
なかなか気付かないわけです。

でも実はアンドロメダ座の近くにあったんですね。M31がこんな近くに。

それぞれの星座が意外と近かったりして、位置関係が分かりハッとした時の驚きもまだまだ新鮮です。

次はどの星座に出会おうか。そしてまた星空への思いを馳せるのでした。