ソラノカケラ

趣味で風景・夜景・星景写真を撮っています。

ペルセウス座流星群撮影記

2013-08-13 | 写真
皆さんペルセウス座流星群は見れましたでしょうか。
自分は始めから終わりまで本当に色々あった1日となりました。。。

8/12の仕事上がり、さぁ帰ってすぐに出発だと思っていたら帰宅方向の空が凄い色になってました。
上空は真っ暗、その周りは砂嵐でも発生しているのかというようなくすんだ黄色を帯びててなんとも怪しげな天気。

しかし帰らないわけにもいかないのでとりあえず電車に乗ってみたものの、やはり途中でもの凄い雨と雷!
途中駅に到着したときに落雷による踏切異常で電車が動かなくなり、しかも駅が停電する始末。
上空からは絶え間ない雷撃と咆哮。まるで戦時中を思わせる様相でした。

しばらくして電車が動き出したものの相変わらずの雨。
仕方ないので雨が止んでから車を取りに行くことにしました。
ここがレンタカー派の辛いとこですね。

19時に借りる予定が結局出発できたのは21時過ぎ、もう月が沈んで空が暗くなる時間です。
完全に出遅れた。。。焦る私。

去年は西臼塚で撮影したのですが、GPVを見ると富士山周辺はだいぶ厳しめ。
そんなわけで温泉日和さんとやまねももんがさんのブログで紹介されていた「蓼科アミューズメント水族館」の駐車場で撮影することにしました。


到着したのは日付が変わった午前0時過ぎ、駐車場には何人かの星見客と長秒露光で撮影されている方が1人。
どうやら星仲間の予感だったのでその近くで準備することにしました。
撮影開始してから話しかけようと思っていたらその方はそそくさを片付けを始め、さっそうと去って行きました。
まさかそれが温泉日和さん当人だったとはつゆ知らず。。。話しかけられなくて本当に残念でした。


気を取り直して撮影開始。記念すべきファーストショットはこんな感じで。

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肉眼では左の建物は赤色も含めて全く見えなかったんですが、調べてみたら矢崎虎夫記念館でした。
なにせロケハンもせずにぶつけ本番で来たので、自分がどこに居るのかすら定かではありません。
たぶん右に見えてるのが水族館だよなぁとか思いながらシャッターを切ります。

それにしても赤は邪魔なので記念館は排除。
構図を右にずらして撮影してたらちょっとだけ流星が写りました!

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う~んやっぱり超広角のF2.8じゃ軌跡がうっすらですね。24mm単の方が良かったかなぁ。
Nikonのナノクリレンズを手に入れて以来、毎回どちらで撮ろうか悩むんですよね。
どっちも使えばいいじゃんと自分にツッコむわけですが、ポラリエの極軸合わせやピント合わせが億劫になってあまり移動したり構図変えたりしないんですよね。。。

何より今回は時間が足りない!

結局その後西の空からあっという間に雲が湧いてきて、全天を雲が覆い尽くしてしまいました。

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まともに撮影できたのは実質1時間くらいでしょうか。
しかしその間も常に星見客の車のライトに悩まされ、1分の露光すらなかなか出来ないという難しい撮影となりました。
それでもなんとか流星を収められたから贅沢は言っちゃいけないんですけどね。


しばらく待ちましたが結局雲が途切れることはなく、3時過ぎに水族館をあとにしました。
ところが談合坂を過ぎたあたりで自分のちょっと先を行く車が事故。
30分以上全く車が動かないという状況に見舞われました。
徹夜の体にこれはキツかった。。。ヘロヘロになりながら無事帰宅。


そんなわけで終始バタバタしてましたが、新しいスポット、温泉日和さんとのニアミスw、流星群撮影と充実した1日となりました。
さて次回はどこに行こうかな~


アートアクアリウム2013

2013-08-04 | 写真
先日、日本橋で開催中のアートアクアリウムに行って来ました。

今回は購入したばかりのNewレンズ「Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZF.2」をお供に連れて行ったのですが、さすがマニュアルフォーカス専用レンズ、ピントの山を掴むのが非常に難しい!

というか動きものにこれを使うのは至難の業ですね^^;
考えてみれば水族館での撮影ってオートフォーカスでも全然ピンが来なかったような。。いきなりレベル高すぎたか。

しかしこのレンズしかないので数打って当てるしかない!ということで沢山撮った中から幾つかをご紹介致します。


・ギヤマンリウム

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入場してすぐにあるのがこれ、ギヤマンリウムです。
多面体の水槽に様々な光が反射してとても綺麗でした。

近くで覗いてみると「お前!よく来たな!」と声をかけられているようでした。

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・新江戸金魚飾

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こちらも多面体の水槽なんですが、赤い光の中で金魚が怪しく舞っていました。


・大奥

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会場で最もインパクトがあったのがこれ、幅約3mの巨大な金魚鉢群です。
様々な色に輝き見る者の目を楽しませてくれます。
一番大きな水槽にはこれまた大きな金魚が優雅に泳いでいました。


・水中四季絵巻

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全長8mの巨大な作品で、プロジェクションマッピングで四季折々の風景が映し出されていきます。
ここには横一列に椅子が用意されていて、多くの方がしばしその映像に見とれていました。


・キモノリウム

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こちらもプロジェクションマッピングで様々な映像が映し出されていきます。
着物の柄が泳ぎまわるような不思議な光景でした。


今回平日に行ったにも関わらず、午後には多くの人で溢れかえっていました。
そういえば今は夏休みなんですね、親子連れに混じって特に大学生が多かったような気がします。

入場料は少々張りますが、どの作品も綺麗なので一度は行ってみる価値アリですよ。

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