走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

Phonics

2014年12月28日 | 英語上達法
非常に基本的なことですが知らない人のために。

Phonics をご存知ですか?英語圏の子供達はこれから英語の教育を始めます。幼稚園から始まり2年生ぐらいにマスターするのが目標。綴りと発音の基本になるものでルールに沿って学ぶことができます。

わたしは理系で数学や物理が大好きでした。好きだった理由は方程式を操れば答えに行きつくからでした。英語が苦手だったのはルールというより頭ごなしに覚えなければならないと思っていたからでした。

30歳近くになって英語をやり直して綴りにも発音にもグラマーにもルールがあることを知り(きっと学生のときは教えてもらっていただろうけど、授業についていけなくて理解できなかったのかも)、理系は英語ができる奴が多いのにお前はどうしてできない!と高校の頃言われたのはこのせいだったのだと気づいたくらいでした。

長男がこのPhonics ができなくて苦労してルールをカードにして教えることにしました。自分でも目からウロコほど理解できて発音(読み)がグンと向上したことを覚えています。

さてさてPhonics 。母音、a, i,u,e,oは誰しもご存知。アイウエオとローマ字読みは避けてね。

短い母音と長い母音にルールがあるのをご存知ですか?

下の写真をみてください。こうやってグループにしてみると違いがわかりますよね。



Short a sound、母音(この場合はa) が単語の中に一つ入っていて「ア!」サウンドになりますが、もうひとつ母音が単語の中に入るとlong a soundになり、aの発音は「エイ 」サウンドに変わります。

英語の読み方にカタカナを入れるのは非常に嫌いなのですが、、、

Cap キャップ
Cape ケイプ

ルール1
単語に母音が1つならshort vowel sound.
単語に母音が2つなら long vowel sound に変わる。

*ここでLongと言うと「あ」を長くして「あー」となると勘違いしないように。短い「a」サウンド以外の音になると理解してもらった方が良いかも。

このフラッシュカードは長男のために作りました。もう12年前になるので紙が焼けてますね。もちろん末娘とも使いました。ゲーム感覚で学べて二人とも楽しみました。アルファベットは26。その組み合わせで44の音を作るのです。そのコンビネーションルールを学べばどんな単語も読めるようになります。読めるようになれば綴りもできます。正確な発音ができると耳にも入ってくるようになり会話の理解力が上がります。





How to learn phonicsとネットで探すとフリーのサイトがたくさん上がって来ます。どうぞお試しあれー


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