走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

苦痛な学び

2022年03月05日 | 仕事
毎日の仕事も楽しいけれど、学会に参加するのも楽しい。

私の患者の年齢層は50歳前後。普通のプライマリーケアプロバイダーの患者の平均年齢よに比べて若い。なので老年期の疾患を診る機会は少ない。経験が少ないと疎くなる。

今回の学会、午後からは毎日6つの中から2つ選べるようになっている。よって一つは自分の専門分野から、もう一つは疎くなっている分野から一つ、と選ぶようにした。私はファミリーナースプラクティショナー。揺り籠から墓場までの広い幅の人へケアをできる免許。使わないと忘れてしまう知識。失わないように退職までアップデートし続けなければならない。大変だけど、そう言うところも好き。

こんなかっこ良い事を言っておいて、いざ苦手な分野の骨粗鬆症について専門医の講義。
僕は方的に話すよりディスカッションした方がためになるって信じているからグループ討議ね、と円形のテーブルごとにケーススタディーの方式。げ!治療計画について討論。ヒエー!!!ご丁寧にポスター用紙にマジックに付箋紙まで置いてある。グループ、全体の繰り返し。喋りたがりが2人いたので助かったけど、とても苦痛な80分だった。

ま、このような痛みを伴う方が学ぶといえば学びますけどね〜

冒頭写真: 学会後に疲れて帰宅しても娘との約束。お雛祭りはちらし寿司。下は五目寿司(蓮根、人参、蒟蒻、アゲ、椎茸)。疲れていたのか初めて寿司酢作りを間違えた。塩の入れ忘れ。気の抜けた味だったけど見た目は良し。ごめんね〜


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