走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

危険と節約と

2020年02月04日 | 仕事

貴方なら27500円のために暗い山道を往復1時間半運転しますか?

私はガーンっとお金を使うこともあれば妙に節約する時も。昨日9日間のスキー旅行から帰ってきました。今回訪れたスキー場は2つ。両方過去に訪れた経験あり。2箇所目はディスカウントのリフト券を持っていて、それをオンラインで追加支払いをすれば良い筈だった。旅行を決めてからその追加支払いをしなければと思いつつ、ついに前日。ようやくそのスキー場入りを果たした夕方5時に作業を開始。

んんん?カード番号を正しく入れても認証しない。おかしいな、、、とそのカードをマジマジと見つめると2019年の4月で期限切れの文字が、、、えええええええ!と驚く。最大3年しか使えない事を忘れていた!このカードはリゾート地では買えず、街の指定のお店でしか売っていない。さっき通ってきた道沿いに何軒かあるが近いところでも往復1時間半。

大人2人と娘のリフト券代3日分。そのカードがあると原価より合計27500円安くなるのだ。ああああああ、何故山へ上がってくる前に期限切れに気づかなかった!!!!うだうだして購入しなかった自分を悔やむ。

私はその時点で山を降りる決意。しかし旦那を始め皆に27500円のために暗い山道を今から行くべきではない、と言われる。吹雪いてないし、大丈夫と自分のエラーから回復するのに必死な私。2つ目のスキー場から合流したご夫婦は超お金持ち。貴方たちにとって27500円は端金でも、私にとっては大金です〜 しかし旦那の一言。暗い夜道に(カナダの冬は日照時間が短い) 27500円の 節約のために車を走らせて事故ったらどうするの?自分達の命は27500円より高いでしょ、の一言で悔しいけれど諦めたのでした。

危険を侵すより、しっかり準備をする。そして過ぎた事を悔やまない。この年になっても学んでいます。

旅行は済んでしまいましたが写真は続きます〜


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