走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

誰の責任

2021年10月03日 | 仕事
今週は忙しかった〜休日が一日入ると実質4日。しかしそこに5日分の仕事が入るから忙しいと感じるのでしょう。毎日ぐったりでした。

朝の10時に電話診療を入れていた彼。繋がりません。3度ほど時間をずらしてかけてみました。出ません。全ての診療が終わって、もう一度かけると留守電に繋がりました。このままでは処方が切れてしまうので、、、週末に入る前に予約を入れ直すようにメッセージを残しました。

帰宅中の車の中で携帯がなります。番号でその彼だとわかります。今日は診療終了したと言ったのに、、私のメッセージをちゃんと聞いてちょうだい!もし今日が最後の日であれば電話に出るけど、まだ時間はあるし、何をしたら良いか留守電に残したし、それに今日の仕事は終わり!もう患者からの電話には出ません〜と赤いボタンを押す。

少しだけ心に引っかかりました。でも
Give an inch and take a mile.
インチをあげようとしたらマイルを取られた

甘やかすとすぐ付け上がる(これは言葉が悪いな、しかし人はそう言うもの。例外を作ると例外が当たり前になる)。気にしない、気にしない、と自分に言い聞かせた。

しかしこの彼は再診を入れませんでした。予約がみっちり詰まっていたわけではないのに!!!

まるで我慢比べみたい。金曜日は異常に忙しく、エキストラで電話を入れれるほどの時間もなく終了。薬がなくて困るでしょうね、、、彼。でもこれはあなたの責任ですよ!って言ってそれが理解できる人だったら苦労しない。難しいな、、、

冒頭写真: 先週末行ったレストラン。ふらっと入って当たりでした。おいしかった〜


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