走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

右脳と左脳

2019年06月19日 | 仕事
高校でもクリニックで診察する時に診る疾患は65%くらいが精神科系疾患。これは誰もが想像していた以上の値。入院しなければならない程の生徒は極少ないが、介入が遅れれば将来の就学に影響を与えるのは間違いなし!の印象を受ける。そうすると高校生活ってそんなにストレスが高いのか?と思ってしまう。

その一方、末娘の高校へ行くと生徒が活き活きとしている。先生も同じ。娘の高校は公立校だが小中高一貫性の芸術学校。芸術に力を入れ、小学校の時はクロスラーニングと言い、芸術を通して読み書き算数歴史科学を学びます。高校になると芸術に時間を費やす為他の公立校より時間数が長くなります。北米では珍しく課外授業も盛んで、娘はほぼ毎日7:30からの朝練に参加し、昼休みもほぼ潰れ、週に2度は居残りもあります。それでも学校が楽しくて仕方ない!と言います。芸術学校でも基礎学力の平均値は高い方に位置しています。私の上2人は他の公立高校へ行ったのでクリニック以外の状況も知っているから、その違いが明白にわかります。

右利きの人は左の脳が発達していると言われます。2言語以上話せる人や芸術系の人は反対の脳も発達すると言います。そのせいなんでしょうか?先生も生徒もハッピーな高校なのは???

全然科学的でもなんでもない、経験からの憶測論でした〜



スマホで撮った。超至近距離。

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