
米の医療職がBC州へ
トランプ政権になった今年2月。3月から大々的なキャンペーンを米国で始めたのがカナダのBC州。カナダで医療職として働くのには様々なハードルがあった。特に医師の場合。長いアセスメント、研修、試験と続くためだ。しかし規則を変えバイパスできるようにして迎える方向に転換したBC州。その結果が発表された。
2250人の医療職が説明会に参加しました。その内訳は
医師827人
看護師851人
NP254人
その他の医療職256人
すでに働いている人たちも。
就職が決まればPNPでビザも発行(眠っていたPNPを動かしたのは私。すごいでしょ?!)。
そのPNPについてはこちら
https://www.welcomebc.ca/immigrate-to-b-c/skills-immigration
このページを見ると、なぜBC州へ移民するのかがわかる。医療の未来が見えるとか。
トランプ政権になってから、性の二極化を推奨し、中絶についてはそのまま法律で禁止させる、性転換医療にも規制をかける。ワクチンに対する消極的な姿勢。その上に医療系職業の研究費やファンディングカットなど、医療を政治が操るようになり、医療の根本を揺るがしているからだ。
自分が信じている医療ができなくなるから米国を離れる。その人たちをいち早く受け入れる体制を整えたBC州。今では他の州も追随しているが、スタートダッシュの良さはすでに数字に表れているよう。
以前はカナダから米国へブレイン流出と呼ばれる移民が多くあった。それが逆になっているのだ。政権交代による反応。
あなたはどう思いますか?
冒頭写真: 図書館の階段。素敵なデザイン。図書館には講義室も。
