走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

やっぱり

2020年06月18日 | 仕事
この方、便秘について問診をすると、やはり便秘による腹痛の形が見てきた。しかし問診中になぜ便通の事を聞くのか?と患者はイライラ。説明をして納得してもらった。で、レントゲンの結果も前回と同じ。

彼女は半信半疑で便秘の治療を始め、ホストファミリーとヨガやステーショナリーバイクで運動をする。おならが出るようになり、便も少しずつ出るようになった。そうすると腹痛がなくなってきた!と彼女は驚く。

便秘を軽視してはいけない。

全く入院中に医師と看護師はどこを見ていたのか、、、と言いたくなるが、グッと抑えるのであった。誰にでも間違いはある。それに麻薬を止める事ができるほど腹痛はなくなったのだから、それが一番なのだ。


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