世界と比べての日本

ずっと書きたかったこれ。

このサイトをご存知ですか？
http://www.oecd.org/els/health-systems/health-data.htm

世界の医療の統計が閲覧出来るサイトです。自分が働く日本を知るためには世界と比較してみると今までに見えなかった事が見えてくる事があります。おススメです。

で、以下を読んでどう思いますか？

人口1000人あたりの看護師の数:
アメリカ 11.1
スウェーデン 11.1
日本 10.5

病床数に対する看護師の数:
日本 78.4
アメリカ 358.1
イギリス 303.7
カナダ 348.1

人口1000人あたりの急性期病院の数:
日本 7.9
アメリカ 2.6
イギリス 2.3
カナダ 1.7

これを見て何を思いますか？

世界の中でも日本の医療は病院に力を入れていた。と言うか診療報酬が病院で最も稼げるように作られてきた。だから開業医さえも病床数を持つことによって収入を高く得られるようになっている。

しかし医療の発展に伴い、病院医療に力を入れているだけでは健康を目指せない事がわかり、世界は対応の医療から予防の医療に変わってきている。

日本は多すぎる病院に看護師を取られ、希釈されている感じが出ている。病床数を再考し、看護師の配分も病院から予防へ使っていくのが得策と私は思うのですが、あなたはどう思いますか？このような事を導き出し政府に働きかけるのもAPNやポリシーメイカーのストリームを取った修士以上の学歴を持つ看護師の任務ですよ。



晴れ日の気持ちいいスキー日和でした！
雲海の上を行く〜〜