看護研究に関するいろいろ。まだまだ書きたいことが山積みです。
以前に書いた「公費の無駄使い」と題した記事ですが、是非とももう一度読んでいただきたい。文科省が資金を出して東大が出した研究についてです。
有名な雑誌に掲載されても、それが良いエビデンスではない、典型的な例です。EBP関連の学会や勉強会で取り上げられる「エビデンスにならない研究」の例として日本から投稿された別の論文がありました。これらの事からも研究デザインがそれなりで、投稿内で筋が通っていて、誤字がなければ雑誌への投稿は可能。倫理的に許されない研究でも「悪い例」「将来への教訓」として採用されるのか?と思う時もあります。シンポジウムで演者達が何度も繰り返しましたが、「雑誌に掲載されていることはエビデンスの証ではない」と声を大にして言いたい。
質の良い研究論文は参考文献として将来の論文やガイドラインに使われます。どれだけ自分の論文が将来使われるか?そこがミソなのです。知識の構築の一部になると言うこと。
そして実践者にとって大事なことは、これまたシンポジウムで何度も出てきましたが、自分の患者層に当てはまるのかどうか?これも大切なポイントです。その為には自分の患者層を分析し、理解していることが必要です。
エビデンス、アウトカム、と気軽に口にする前に知ってもらいたいですね。
以前に書いた「公費の無駄使い」と題した記事ですが、是非とももう一度読んでいただきたい。文科省が資金を出して東大が出した研究についてです。
有名な雑誌に掲載されても、それが良いエビデンスではない、典型的な例です。EBP関連の学会や勉強会で取り上げられる「エビデンスにならない研究」の例として日本から投稿された別の論文がありました。これらの事からも研究デザインがそれなりで、投稿内で筋が通っていて、誤字がなければ雑誌への投稿は可能。倫理的に許されない研究でも「悪い例」「将来への教訓」として採用されるのか?と思う時もあります。シンポジウムで演者達が何度も繰り返しましたが、「雑誌に掲載されていることはエビデンスの証ではない」と声を大にして言いたい。
質の良い研究論文は参考文献として将来の論文やガイドラインに使われます。どれだけ自分の論文が将来使われるか?そこがミソなのです。知識の構築の一部になると言うこと。
そして実践者にとって大事なことは、これまたシンポジウムで何度も出てきましたが、自分の患者層に当てはまるのかどうか?これも大切なポイントです。その為には自分の患者層を分析し、理解していることが必要です。
エビデンス、アウトカム、と気軽に口にする前に知ってもらいたいですね。
