goo blog サービス終了のお知らせ 

走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

おかしな事をおかしいと感じない日本

2021年06月16日 | 仕事
日本はなんでこうなんだ!と思うこと。

病院が空いていないから自宅で死亡している人がいる現状に対して誰が、どう警笛を鳴らしているのか全く不明だと言うところ。

500人とか126人とか、厚労省は自治体の負担を考慮して一回の調査とか、はあ????となる。

どうして病院は病床を準備しなかったのか?先進国と言われる日本でこのような事が起こるのか?と医療者へ対する怒りの声が市民から出ている記事も読んだ。医療者は前線で働いている人。医療者を動かしている者に対して抗議をしなければならないのです。以前にも書いたが(3日シリーズなので全部読んでくださいね)日本は表に出ている人を吊し上げて裏で腹黒い者が居座る、だから根本的な変革を行わない不思議な国だと言うことに国民はまだ気づかないのでしょうか?

病院制度、診療報酬のあり方が、今回のこのような状況を作りだしたのではないですか?それを作ったのは国ですよね。

在宅で亡くなっている数は第一波のヨーロッパやアメリカ、2波のブラジル、3波のインドに比べて少ない比率。だから何もしないのですか?

医療の先進国(新生児の死亡率の低さ、産褥死の低さ、平均寿命も高さ)と言われる日本が、他国に比べて人口比率での感染者数は先に上げた国より低いのに、医療にかかれず自宅やホテルで死亡される方がいるのはおかしい、と思いませんか?そして亡くなられた方を「急変で仕方なかった」で済ませるのですか?

自治体に丸投げして、地理的面積では小さい国なのに、火の上がる都道府県を見て見ぬふりですか?メディアにはこう言うところをしっかり検証してもらいたい。国民は主権者として政治に対する声をあげて欲しいと思います。でなければ腐った政府はいつまでも腐り続け、国民を本気で守ってくれる政府は生まれませんからね。 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。