おみおつけとは味噌汁のことを言います。
味噌汁は呼び名がたくさんあって、味噌汁、ミソスープ、汁物、などなど名称も多様にあります。
そのなかでも、おみおつけは漢字で書くと「御御御付け」と書きます。
少し難しい言い方をすると、付けるという動詞を「付け」という名詞化したものに「御」という接頭語をつけたものです。
つまり、おみおつけはご飯に並べてつける汁を丁寧に言ったものといえます
ご飯に付くものを昔の人は丁寧に大切にする意味を込めて、このように「御」という文字がたくさんつけたのでしょうね?御が3つもつく文字は後にも先にも「おみおつけ」だけではないのでしょうか?
このおみおつけには他にもさまざまな由来の説がありますが、
昔の人は御飯と御味噌汁が大切なもの、ありがたいものだったのでしょうね。
ご先祖様の感謝の姿勢と思いがこのように言葉に出たものではないかと私は思います。
ちなみに、国語辞典で「御」という意味をしらべたら、このような意味がありました。
名詞に付く場合…
ア)相手や第三者に対する敬意とともに、相手のもの、相手に関するものであることを表す。
イ)丁寧の意を表す。上品に表現しようとする気持ちをこめても用いる。