みそっちょの日常 

2019年春頃のUターンに向けて準備中です。

つるし飾りの行き先は・・・ ( 少しばかりのダイジェスト )

2017-03-26 17:43:17 | 手芸 ( ちりめん細工 もどき )
ここ一週間程は気持ちが塞いだ。
先日は父の初彼岸だった。
「初彼岸なんて、どうってこともないよ。」
と言いながら、母は一人で全てを執り行った。
地元の初彼岸の行事は大きいので、高齢の母にはきつかっただろうと思う。

お供えと共に、「春の輪さげ」を送ったが、
母は、これからもずっと作り続けて欲しいと言う。
そのくせ「宝袋」も「まつぼっくり」も、しっかり仏壇に供えてある。

  

置物にすると、そういうことになるので、
そのうち仏壇にも置き場所がなくなるのではないかと心配になる。
たがらやはり、「つるし飾り」にしてあげるしかないという気がしている。

大阪の叔父は「さるぼぼ」が好きだと言うけれど、母は「さるほぼ」が大嫌いだ。

  

縁起物とかどうとかいう話はさておき、
その昔、飛騨の高山へ観光旅行に行った際、
トイレ休憩の間に、観光バスに置き去りにされたことがあるらしい。

母は見知らぬ土地で右も左もわからず途方にくれていたところ、
地元の親切な方が、わざわざ宿泊先まで車で送ってくれたのだとか。
それは大変に有難かったのだけれど、
心細かったことに加えて、観光ガイドさんからお詫びの品として
「さるぼぼ」を頂いたことが、どうしても好きになれない原因らしかった

その一方で、「顔のあるものは好き。」と言う。
はいこ、おくるみ人形、俵ねずみ、うさぎ・・・

  

 

小さなモチーフにも、人其々に好みがあるらしい。



父は「鳩」が好きだった。
「うぐいす」も見せてあげられたら良かったと思う。



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