GWの真っただ中、我が家のライム手術をしました
急遽決まったので、あれよあれよと言う間に手術~入院となりました。
忘備録のためブログに残しておこうと思います
3月10日で10歳になったライム。
毎年お誕生日前後に健康診断をしています。
その時エコーを撮り、脾臓に黒い腫瘤がありました。
「黒く写る場合は過形成(良性)の場合が多いけれど、念のため1ヶ月後に再検査しましょう」
という事で1ヶ月を少々過ぎた4月30日の午前中に再検査に行ってきました。
結果、3月に2cm程度だった腫瘤が3cmほどに大きくなっているとの事。
短期間に大きくなっているという事で今後について話をお聞きすると、手術をして脾臓を全摘することをお勧めしますと言われました
ゴールデンの脾臓の腫瘤=悪性=血管肉腫・・・。
もう頭の中はそれしか思いつきませんでした。
悪性だとしても今なら腫瘤も小さく、他臓器への転移も見当たらないので手術した方が良いとの結論になりました。
GW中という事もあり、休み明けの手術となると思っていたのですが、院長の予定が5月1日か2日なら空いていると。
2日はおとんが出勤日だったので、必然的に1日になりました。
1日って・・・翌日です
幸い脾臓に腫れや癒着もないので手術自体は短時間で終わるという事でした。
翌日の朝はご飯を食べないで行き、午前中に術前検査。
その結果に問題があれば手術は中止。
問題がなければ午後一番で手術になるとの事でした。
何と5月1日、令和の初日、病院での第一号の手術となりました
GWで帰省中のおにぃ家族とあちこちわんことお出掛けの予定でしたが、手術~入院となるので今回は断念。
診察が午前中で終わったので、それならばと午後急いでお花見散歩に出かけました
小布施橋の八重桜を見に行きました
見事な満開
延々と続く桜並木は圧巻でした
自覚症状や体調不良はないので、ライムは元気いっぱいです
菜の花はやや終わりかけでしたが、まだまだ綺麗でしたよ
おにぃの提案でルナのお参りに。
ライムの事をよ~くお願いしてきました
手術当日の朝です。
朝ご飯を食べられないライム・・・
おにぃが相手をしてくれてました。
何で食べられないのか分かるわけもなく、ふてくされてました
術前検査で手術が中止になれば午前中に電話を頂けることになっていましたが、なかったので問題なく出来たようです。
息子家族とちょっとお出掛けし、カフェでお茶をしている時に院長から電話がありました。
(ライムの手術の後、2件手術が続くので、連絡は夕方遅くになりますと言われていました)
思いのほか早い電話だったので驚きましたが、無事に終わってもう目覚めているとの事でした。
手術が順調だったので、脂肪腫も4個ほど取ってくださったそうです。
一同ホッとしました
心配だったのはライムのメンタルでした
生まれて初めての去勢手術も、避妊手術をするセイラと一緒に入院していたので、自分だけの入院は初めてです
日帰り手術も多い中、我が家の通う動物病院は長めの入院なんです。
今回は3泊4日!
翌日様子を電話でお聞きしたら、案の定朝ご飯を食べずに先生を心配させたようでした
どうやら特別にスペシャルなご飯を出していただいたようで(笑)、夕方は少し食べたそうです。
5月4日、予定通り退院してきました
大喜びで大騒ぎ
甘ったれのままっ子ですから仕方ないですけどね
ちょっと怒ってる風でしたが(笑)、元気なので安心しました。
4月29日から帰省していた息子家族、渋滞を避けるには午前中早く出た方が良かったんですが、
ライムの顔を見てからじゃないと帰れないと、退院を待っててくれました。
元気なライムの顔見て安心したようで、渋滞覚悟で帰っていきました
院長に緊急手術が入ってしまい、退院時の診察はなくなりましたが抜糸の時に細かい説明をして貰うことになりました。
5月9日、夕方院長から電話があり病理検査の結果を教えて頂きました。
「リンパ結節性過形成」非腫瘍性の病変でいわゆる「良性」でした
予後は良好で、今後特別注意することも無いそうです。
良かったね~
昔は脾臓に出来る腫瘤の2/3が悪性で、その2/3が血管肉腫と言われていましたが、今の研究では半々だそうです。
ただ良性でも大きくなると破裂して腹腔内出血を起こして命を落とすこともあるそうなので、いい時期での手術だったようです。
自覚症状がないので健康診断が本当に大切だと思いました。
セイラも10歳で手術をし(悪性でしたが)、その後3年も元気で過ごすことが出来ています。
来月には13歳になれそうです。
ライムもセイラを見習って、長生きして欲しいですね。
てか、10歳なんだからもう少ししっかりしてね(笑)