美咲-創世記-

宇宙が誕生したあの瞬間は私たちの中に…
シンガーソングライター美咲の日常・心に残った場面を、お伝えしていきます。

2008年夏至 松本市美術館のキャンドルナイト

2008年06月21日 | 報告記

 

6月21日は夏至でしたね。
南半球では、一年のうちに太陽が出ている時間が一番長い日。

 

日本では、この夏至~7月7日までの期間、“1000000人のキャンドルナイト”というムーブメントが広がっています。この期間のあいだ、夜8:00~10:00まで、でんきを消して、スローな夜を過ごしてみませんか?という呼びかけです。それに共鳴した人たちが、日本各地でイベントを開いたり、家でキャンドルを灯し、キャンドルナイトを楽しんでみたり、恋人と、レストランのキャンドルナイトで過ごしてみたり…さまざまなシュチュエーションで、たくさんの人たちがキャンドルナイトを過ごしています。

 

私の故郷・松本市でも、2005年からキャンドルナイト松本がはじまり、私も当初から関わらせていただいていました。はじめは松本城公園で、昨年からは松本市美術館で開催しています。ということで、今年も、キャンドルナイト松本に参加させていただきました。小雨の降る中、松本市美術館の中庭に500個のキャンドルが灯り、あたりが暗くなりだした夕方6:00、『2008年夏至 美術館のキャンドルナイト』が美術館・多目的ホールでスタートしました。

 
まず、東京から発信されるエコ番組を数多く手がけている谷崎テトラさん(構成作家/環境コンテンツアソシエーター/環境音楽クリエイター)によるスローライフトーク。
とってもたくさんのことを話してくれました。100万人のキャンドルナイトがどうやってはじまって、広がっていったかのこと。日本を代表するクリエイターや、環境活動をされている人たちが考えて、口コミで広がったんだそうです。100万人のキャンドルナイト、初年度の参加者はなんと500万人!口コミってすごい!人のひとりひとりの力があわさった時ってすごい!
今、100万人のキャンドルナイトを考えた人たちが“1億人のグリーンパワー”を始めようとしてるそうです。みんなでグリーン電力(自然エネルギーで作られた電気)を選ぼうというムーブメントです。洞爺湖サミットと連動しているそうで、7月5日、始動です。  

(写真:谷崎テトラさんと2ショット)

 

テトラさんのスローライフトーク、そして美咲のライブも太陽光発電の電力を使った“光合成LIVE”で行わせていただきました。太陽のエネルギーでライブをすることで楽しむエコを伝えていくのが光合成LIVEの目的です。
土・風・水・火・光・空・心の七曲からなる組曲 光合成を歌わせていただきました。 スローな時間になったかな?

 

キャンドルナイトに関わらせていただいて、いつも思うのですが、
“止まってみる”って大事だなって。でんきを消すということは、
今まで流し続けてたことを一回とめてみること。
そうすると、たくさん見えてくることがある。
聴こえてくるものがある。思い出す大切なものがある。
一年のうち、この時期は、でんきを消してキャンドルをともしてみるのも
いいかも知れませんね☆