諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

居酒屋日誌 アウティング

2013年04月03日 08時52分16秒 | つぶやき


昨日は臨時休業、と言っても代休のようなもので、ホーリーウィーク中に休みを取らずに代わりに昨日臨時休業にしたのであるが、
従業員のアウティングということだったのだが・・・・
結局参加した従業員は一人もおらず、我が家族とカビテの「しんちゃん」と合同の海水浴となった。

従業員の間からアウティングに行きたいという声が出ていたので、計画したのだが、結局彼らはいざ計画すると、腰砕けになってしまう。
自分の家族にとっても、年に何度もあることではないので喜んでいただけでもいいとしよう。




カビテのタンサという場所の海水浴場に行ったのだが、この場所は初めて行った。
連休明けの平日にも拘わらず、海辺に建つニッパハットの小屋は満席であった。
時期が此方で言うところのサマーということなのか、それとも我々のように連休を外してという人達なのか
予想ではガラガラということであったが、海辺の小屋を確保するのに一苦労した場面もあった。



そもそも庶民のアウティングというのは、ご飯を炊いたものを釜ごと、おかずは現地で魚や肉を焼いて、それをおかずで
まず飯を食う、その後にダラダラと、残ったおかずで酒を飲んだりして過ごすパターンが多い。

これは海辺であろうが、内陸のスイミングプールであろうが全く同じパターンになるのが普通である。
食べ物は無くなれば、ラッコと呼ばれる行商の人達が魚やお菓子、アイスクリームなどを持って売り歩くので
足りなくなればそれを買い求め、とにかく現地を離れずにそこで時間を過ごすことになる。



浜辺の小屋のレンタルは、ここの海辺では一棟が24時間利用で200ペソ、入場料が一人当たり50ペソ、焼き台は
無料で借りることが出来て、炭は売店で手に入る。

我々は行く途中にある韓国食料品店で秋刀魚や肉やソーセージ、韓国のどぶろくマッコリなどをしこたま買い込んで、
計画通りに焼いては食べ、酒を飲んで周りと同じくダラダラと時間を過ごして一日が終了した。

それにしてもこのような時間を過ごすということは、普段の生活をリセットするのには丁度良く、人間ににとっては
必要な時間なのかも知れない。

中には前日から来て浜辺の小屋で寝たり起きたりしながら、24時間200ペソの料金をフルに利用していたグループも多かった。
こういう楽しみ方は今から20年以上前に初めてフィリピンに来た時と全く変わりないのがフィリピンらしいところでもあろう・・・。

さて本日から又リセットして頑張ることにしよう・・・・。