メグブログ(美咲歌芽句)

Jeane+荒涼天使
 (ex.Mr.Kite)

酔いどれ天使 in 東京

2007-10-11 00:10:18 | 日記
東京へ来て2週間が過ぎた。
鹿児島での夜型生活から急に朝8時起きの生活に切り替わり、8時間は寝ないとダメな私が5、6時間の睡眠で生活している・・・つまり毎晩飲み歩いているので、多少お疲れモード。疲れが溜まり夕べは久々に8時間爆睡してしまった。
東京では車を使わないのでよく歩く。田舎では車が足の代わりなのでほとんど歩かないけれど、東京に来るといやおうなしに歩かざるを得ないので、足腰が鍛えられるのはいいことである。

先週は国立の地球屋で「ジーン+荒涼天使」で初ライブをやった。バックの音を極力抑えて朗読の言葉が前面に出るようにしたため、バックの人たちには完全燃焼とはいかなかったかもしれない。特にラピスのギターがもっと前に出てたらよかったかな。ライブというのは音のバランスの取り方ですべてが決まってしまうので、なかなか難しい。ともあれ、初ライブとしては学ぶことがたくさんあった。元ミラーズの肥後君と元ミスターカイトのワクも来てくれた。特にワクの突然の出現には驚いた。会社帰りのスーツ姿でみんなに渡哲也みたいだと言われていた。爆笑。

私は今、吉祥寺の井の頭公園沿いに滞在している。毎日、公園の中を通って街を散策しているので、だいぶ吉祥寺になれてきた。娘のミュウも駅の近くに住んでいて、この街が好きだからずっと住みたいと言っている。確かに吉祥寺はいい街だ。でも東京に来て、すごく腹の立つ事がある。それは喫煙者に対する異常なまでの迫害だ。どこもかしこも禁煙で、タバコの吸えるカフェやレストランを探し回って、恐ろしく時間を無駄に使ってしまう。
歴史上、タバコがここまで魔女狩り状態になったことはない。タバコがたしなみのひとつであり、楽しみであり、人にリラックスとゆとりを与えるものだった古き良き時代がなつかしい。今や人々は喫煙者を目の仇にして、その扱いは病原菌やウィルス並みだ。そのくせ、工場やゴミ処理場や車の排気ガスに関しては、もっと言えば原発からいつ漏れ出るかもしれない放射能についても、タバコに対するほどの過剰反応はみられない。これってヘンじゃない?車の排ガスをイヤというほど吸いながら、タバコの煙だけを諸悪の根源にするのはやめてほしいよ。

アフガニスタンで3人の日本人が拘束されて、その後帰国した時に、彼らは「自己責任」という言葉のヒステリックな一勢攻撃を受けたけれど、私としては最初から「好きなものを吸って生きられるだけ生きたら、それでいい。好きなものを犠牲にしてまで、何年か長生きしたところでそれにどんな意味があるってんだ。あたしはどうなろうと自己責任で吸ってんだ。」という考えだ。
でも一応マナーは心得ているので、人様の迷惑になるような吸い方はしないし、道路に吸殻を捨てるようなこともしない。
ともあれ、私はコーヒーとタバコがなければ生きてはいけないし、また生きる意味もないので、そうなればさっさとこの世におさらばするつもりだ。
これは世の異常な嫌煙家たちへの私のささやかなレジスタンス。