石田衣良さんの作品です。
図書館で見つけて「久しぶりだなぁ」と思って借りてみました。
以前は好きでよく読んでいた作家さんです。
特に、この池袋ウエストパークシリーズは読んでました。
そして夕べ、眠れぬ夜をこの物語の中で過ごしました。
読み始めて、なんとなくこのストーりーと似た話を
知ってる気がしました。
それもそのはず以前に読んでいました!!
私、こういうことがよくあります。(笑)
でも面白い本は何度読んでも面白い!!
さてこの物語は池袋に住むマコトが主人公の物語です。
彼の元に持ち込まれるトラブルや相談事を彼流に
解決していくといったらいいのでしょうか。
もちろん、ミステリーとしての謎解きもあります。
石田衣良さんの独特の世界観がそこにはあります。
「世界はますます入り口と出口だけになっていくようだった。
プロセスは余分な物として限りなく削られていく。」
こんな1行があります。
いろいろな意味や思いが込められている文章です。
ずいぶん前にドラマ化もされてましたが、まるで別物と考えて
読んでいただいた方がいいかと思います。
リース作りのことをひと時忘れて読んだ1冊です。
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