我が家では我が家でしか通用しない言葉といいますか
言い回しがあります。
たとえば頭が痛いは（頭がしゃんしゃんする）
頭の中で何かがなっていて痛くて
たまらないさまとでもいいましょうか。
いんごいんごする（普通ではなく、がたがたといびつなこと）
これは雰囲気で使っていて、物がいびつな時にも
状況がいびつな時も形あるものばかりではなくて
多分、目に見えないものの状況を表現するときに使っています。
子供達は友人達との会話で使って「それ何？」と
聞かれて初めてこんな言葉は一般的には
使われていなかったことを知ったようです。(笑)
昔々、あるところに4歳の女の子がいました。
お母さんに叱れてわんわん泣き出しうるさくてたまりません。
お母さんは「とう(１０)数える間に泣き止まないと堪えへんじょ」
と言い放ちました。
女の子はひっくひっくとしゃくりあげながら
「２０数えるまでにして」と言ったとさ。
これは下の娘のワカさんのお話です。
彼女は泣きながら考えたのでしょう。
10数えるまでに泣き止まなければお母さんに
もっと怒られる、でも泣くのをとめられない。
どうしよう？
20数える間になら何とかなるかもしれない、と。
私はこの言葉に爆笑してしまい
怒れなくなってしまいました。
言葉は何時の時代も大切で、でもその言葉が
人を傷つけてしまうこともあります。
心しなくては、と思っています。
パソコンの傍らで湯飲みにコーヒーを淹れて
札幌ポテトをほおばりながらこんな事を思い出していたマリコです‥
