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海来日記(みらいにっき)

ダイビングでの海の生き物達との出会いや、陸の生き物達との出会い、その他日常のふとしたことを感じるまま綴った徒然日記です。

SONY RX100M5で水中撮影してみた!

2018-11-18 | Weblog

今日は朝からいいお天気でも下り坂という予報だったので早めに始動

さて、今日は興味のない人はごめんなさい水中撮影のお話です

(しかも写真多くて長い~

ウチには水中撮影用に下の写真のようなカメラがあります

(アーム等は一部外してます。またカメラの全部ではありません。)

前列右側から、キャノン:IXY、オリンパス:TG-4、Fuji:XQ2、SONY:RX100M5(ここまでコンデジ)

続いてオリンパス:ミラーレス一眼、キャノン:APS-C一眼(マクロ設定用)。

後列はキャノン:APS-C一眼(ワイド設定用)。

それぞれ用途を分けて、場面場面で使用しています

フルサイズの一眼が欲しい~なんて思いもしますが、一方で陸上での重さ、水中での抵抗も気になってます

基本的には、センサーサイズが大きくなるほどカメラも大きくなり、それに連れて水中ハウジングも大きくなるわけで。

ちなみに上の写真では、前列右側から左側に向けてセンサーサイズが大きくなっていきます。

ハウジングも大きくなってるでしょ

で、ハウジングが大きいと、抵抗も大きいので、

泳ぐ距離が長いと、蹴っても「んん、進まない」なんてことも感じる訳です

といっても、センサーサイズが大きいほど写りに余裕があって、雰囲気のある写真が撮りやすいこともあって、

この辺はトレードオフなところです。

さて今日は、その辺の折衷案を自分の中に見つけたかったというお話です。

簡単に言えば、「写りを取るか」、「持ち出しやすさを取るか」でなく、

「そのどっちも取りたい」というお話

そこで登場したのが、今回新しく手に入れたSONYのRX100M5とハウジングです。

最初の写真では、前列真ん中くらいにある器材です。

センサーサイズに1型を採用、コンデジの中では大きいものです。つまり写りも意識したコンデジ

フォーサーズ(オリンパスのミラーレス等)やAPS-Cよりは小さいけれど、どんなものか楽しみに海に行ってきました

キャノンのG7XMarkⅡとか、G1XMarkⅢとかも大型センサーサイズを使用したコンデジ

元々キャノンユーザーとしては、触手が伸びかけてましたが、ハウジングとその後の発展性その他の状況から、

今回初めてSONYのカメラユーザーとなりました

では本題に入る前に、まずは、先日、キャノンのAPS-Cを使用して撮ってきた写真をいくつか

残念ながら太陽の位置が微妙で、フィルターもない中、明暗差が激しくハードな撮影環境でした

でも私の大好きな風景です

さて、海中~

この日は、ワイド設定だったので、小指先サイズの小さな魚たちにはピントが合わせられません。

仕方ないので、岩にピントを合わせてから置きピンで、絞り気味に撮影

そして、いつもの場所へGo

キンギョたちの戯れと遊んできました~後ほど比較写真掲げます~

この辺では数の少ないチョウハンにも出会いました

はい、ワイド設定で遠目からの撮影だったので、トリミングしてます当然粗くはなりますね。。

そんな時、上を見たら、気持ちよかったので、ちょっと海中のお空を撮ってみる

エキジット直前、水面にはクラゲがいっぱい(そんなに刺す子じゃないです)

というところ。はい、比較の参考に

(あ、お天気、設定等々の違いは言いっこなしですよ~。海は毎回、同じ環境はないので

 

いよいよ本題ここから今日のSONY RX100M5のお話です。

ハウジングに「SONY純正」があるというのがプラス材料ですね。安いから

しかもこのハウジング、RXシリーズには汎用性があるし、レンズ先にはM67ネジ切してあるし、

勿論、外部ストロボ用の穴を予め開けてあるし、このお値段にしてはお買い得です

M67ネジ切が何がいいって、外付けのレンズを装着すれば、

よりワイドに、あるいはよりマクロに撮れる可能性も広がるということです

デジタル一眼では、ワイド設定しかできなかったり、あるいはマクロ設定しかできなかったりするので、

一台では撮影に幅を持たせることができません。場合によると二台持ちで撮影なんてことも。

これは結構な重さと抵抗です

そんな訳で、期待しながら海へまずはクマノミのいるイソギンチャク風景をパシャリワイドレンズ使用です。

逆光下でハードな環境ですが、それなりに撮れましたちょっと露出が一部オーバー気味

白飛び箇所がちょこちょことそこで露出を下げて再度

クマノミはアンダーだけど、空やイソギンチャク辺りは落ち着きました

外付けストロボの相性もありそうなので、あえてフラッシュを切って反対側から順光でパシャリ

Jpeg撮って出し露出を下げた分、少し暗めですが、色味は割と自然な感じ~

SONYの「水中ホワイトバランス」、なかなかいいですね

水中ホワイトバランスって、各メーカーで違いがあるので、好みがあると思います

(あ、RAW云々はここではスルーしますね~)

さて、この後、単純に驚いた性能が

このカメラのAF能力は、一眼並みの0.05秒という謳い文句でした。

とっても速いのですが、私の驚いたのはそのスピードではなく、フォーカスポイントです

例えばこちらアタッチメントレンズなしです。

あえて、背景に壁のある暗がりでキンギョハナダイのBabyちゃんたちを撮影

これってコンデジには結構ハードな環境です。

大概のコンデジは後ろの広い壁にピントを合わせるか、暗くてピントが合わないかで、

肝心のキンギョハナダイは小さいためにピントが合わず、ボケてしまうことが多いんです。

ところが、このカメラ、間違いなくキンギョちゃんを認識してましただってほら

(上の写真を拡大したものです)

へぇ~っって思いましたこれはいいぞ

フォーカスエリア(ポイント)を選べるので、一番小さくしてみるのはお勧めです

あと、こんなにもトリミングしても、ある程度耐えうるというのは、

コンデジとしては大型のセンサーサイズの恩恵を感じますね

 

続いて、砂地の生き物の撮影も自然な感じ

ただ、近くを撮る時は、赤味が強く出やすいかなワイドレンズ使用です。

この辺は、後で色味を補正するか、その場でマニュアルでホワイトバランスを調整するかで対処ですかね

(上の写真は、赤味を少し抑えた後です。)

さて、写真の雰囲気の要素には、ボケ味もあると思いますが、これも頑張ってると思いますマクロレンズ使用です。

背景がボケるなら被写体はツッコミです…いやいや、そういう話でなくて

被写体が浮き出ますね~というお話

しかも、ソラスズメダイの青色もはっきり出てるし

ソラスズメダイを撮影した人は分かると思いますが、

露出や光の角度が合わないと、白く飛んでしまうことが多いんです。うん青いいいね

(ハナダイのピントが甘いのは許してください~

その後も、小指先サイズの小さなコガネスズメダイにもやっぱりピントを合わせてくれました

へぇ~の連続(ストロボの角度が悪いのは許してください~

で、例のキンギョの戯れ場所に再訪~ワイドレンズに切り替え

今日もご機嫌にわいわいしてました先にAPS-C一眼の写真を掲げてますが、こちらコンデジも頑張ってます

レンズを取り換えられるので、ワイドもマクロも行けるというのも強みです

で、引き続きワイド近くに大きなカマスの群れが現れたので撮ろうと思ったら~

もっと近くにシマアジのご一行様

あっちへこっちへ、しばらく目の前で遊んでくれました~ありがと~

暗がりに行くと、再び小魚たちわわわ~っと群れてます

帰り道ではマダラトビエイも登場

いつものクマノミ・コロニーでご挨拶して~

最後はマクロで締め

魚と一緒になってお天気模様眺め崩れてきたけど、いいことあるかな~

なんて具合で魚たちとカメラと遊んできました

という訳で概観…。(あくまで個人的な感想です)

【カメラ本体】

・AF性能は通常のコンデジとは別格かも

・写りは一眼に「迫る」ものがありそう~(一眼ほどではないけど、very goodです)

・癖はあるけど慣れれば問題なし

…例えばコントロールダイヤルは一回に一種類しか使えないので、

Mモードでは、絞りorシャッタースピードのいずれかを決めてからダイヤル設定することになる等

・電池の減りはかなり早いフラッシュ使用を基本とすると、下手すると2本目後半に切れる

【ハウジング】

・半押しが若干分かりにくいけど、シャッターレバーが大きい分、コンデジのハウジングとしては出色。

・M67ネジ切はやっぱり助かる~(ワイドもマクロもこれ一台で行ける)

・ハウジング本体のみではプラス浮力なので、アームとか使って調整

 

そんなカメラ使用一日目うん、海もカメラも楽しかった~

本気で撮るなら一眼、それなりにワイドもマクロも撮るならRX100M5か

また遊びに行きたくなるおもちゃをゲットしました

ではでは、またです長々お付き合いありがとうございました~ yutaka

 


豪雨だったの?

2018-11-14 | Weblog

今日はいいお天気~まさに秋晴れ

でも、先日は大雨が降ったみたい

…みたい、というのは海に入っててピンと来てないから

そんな海の様子、お届けします~

~~~~~~~

11月12日

(注:記事は12日だけでなく、その前に潜った時のものも併せて記載してます)

今日はお天気崩れる予報でしたが、朝は曇り空スタート

お客様とご一緒に海です~

透明度(透視度)はまずまずかな。10mほど。

この2か月近く、どうもすっきりしないという見え方が続いてますが、それでも十分見えてます

キンギョちゃんたちが泳ぐ、およぐ~

割と潮が流れてたんだけど、それに逆らって泳ぐ時は、魚たちと一緒になって泳げます

キンギョにソラにキビナゴたちは勿論、あちこちで色んな子たちが乱舞

帰り道では、魚のベッドに乗れそうな場所にも~

小魚が多くはありますが、回遊魚もしばしば現れます

結構いいサイズのカンパチが登場してくれました

上の方でも、少し小ぶりなカンパチが群れてました。

あ、「小ぶりなカンパチ」は、「カンパチ」であって、「ブリ」ではありません

ネイゴ(ネルゴ)ではあっても、ハマチではありません。

それはともかく…。。。

海から上がれば「魚いっぱい~」の声が上がる海でした

続いて2本目は場所を変えて~到着すると…。

あれれ、川は茶色海はカフェオレどんだけ降ったんだ~

というくらい短時間で降ったのね

それでも、入れそうなので、エントリー

うん、思ったより見えてるこの天候の後で、8m前後あれば十分でしょ

ネッタイスズメダイがまだいてくれます~

夏の頃と比べると、スズメダイもだいぶ種類、数を減らしてしまいましたが、

それでも、ルリメイシガキスズメダイも健在だし、他にもアマミ、ササ等々、

数多くの子たちが楽しませてくれます

そういえば、先日は、このすぐ近くにこんな子も

ウミウシをワイドで撮る(この時ワイド設定だったので)

この大きさからして…はい難しい~

ゴマちゃんかと思ったけど、違うっぽいバリエーションなのか別種なのか~。

ウミウシは似た者がほんと多い

ここのキンギョちゃんたちは、さっきのポイントと違ってより癒し系

ふわふわ泳ぎのキンギョちゃんたちです

さっきのポイントのキンギョちゃんたちは、ちょっとワイルドなとこあるし、

それぞれの環境で違うところも面白い~

そして、ミジンちゃんにも会ってきました

はい、爪先の大きさしかない子をワイドで撮るのは難しいですしかも結構臆病な子で

戻ってくれば、また癒し系の風景

透明度はやっぱりいまいちだけど、これだけ魚たちがいてくれると、わぉです

でもね、サンゴの傷みも気になるように

これは以前からの場所

右横に新たに傷んできてるところがありますが、

実は奥側にまた

ホワイトシンドローム(バクテリア説が有力)ですねこれ、厄介なんですよね。

広がるのを止めるには、周りのサンゴを破壊して感染を防ぐという物理的手段によるとか。

傷むのが先か、人が壊すのが先か、そんな選択を迫られる日が来るかもしれません

そんなブルーな気分を飛ばしてくれる出会い

ハナゴイに再会

しばらく姿を見てなかったのだけど、久しぶりの対面

お客様に「前にハナゴイいたとこです」なんてお知らせした矢先、そのすぐ1m先に発見

なんと嬉しいことお美しい姿に感謝ですお客様からも「美しい~」って

エキジット口までの帰り道もご機嫌~

今日はお客様にナチュラルナビの練習も少しだけ取り入れてみましたが、

無事帰り方向に向かって戻れました

(これは先日の海中ですが…)

ここまで戻れば大丈夫ですね~エキジット口間近の砂地です

かくれんぼしてる子がいますが、分かりますか

そんなこんなで海を遊びました~

こうして、海を通じたご縁に感謝感謝なのでした

ふふふ~ん、おかげさま、おかげさま yutaka

 


ようやく~

2018-11-12 | Weblog

今日はお昼から雷雨に

桶にたまった水の量を見ると50mm以上短時間に降った模様

一気に川は土色に変わりましたが、海の中は案外綺麗

今日は、お客様とご一緒に海でした

 

さて、しばらくの間バタバタが続いておりまして、

ブログの更新も滞ってましたが、ようやく昨日、一つの節目が

合間に海も行ってましたが、そのうちのトピックスをお届け。

 

以前に網の回収を依頼された漁師さんからの電話

「カゴを落としたから回収してほしい」とのお話

場所は「港の中」。

うん、ハードル高めです~はい、港の中は透視度が低いから。。

でも、中には魚も入ってるとのことでしたので、そりゃ急ぎということで、

急遽対応、潜ってみました~

「この辺」と言われたエリアが20m四方くらい。

この日の港の中の透視度は30cmからいいとこで50cmまで…。。

しかも、港内だけど潮が流れてます

見える範囲を少しずつ進んでは折り返し、位置をずらしてまた進む、そして折り返す。

何度も何度も繰り返します。

肘先までしか見えない中、砂を巻き上げるなんてのは勿論NG。

でも、エイやらコチが飛び出す時、砂を巻き上げてくれます

さて、依頼とは違うカゴ、切れたロープ等々はあちこちで目に入りますが、

肝心の依頼されたカゴが見つからない

20m四方のエリアそのものを変えて、3度ほど実施しますが見つかりません

1時間以上かけて探すけど、結局分からずじまい

視界が悪かったといえ、これ、相当悔しい。。。

ご相談すると、明日ももう一度してほしいとのことでしたので、再チャレンジ。

 

日付変わって、さ、今日も、頑張ろ~

干潮を狙っていざ海へ。上の方は…昨日より濁ってる

周りの漁師さんからも「何も見えんな、こら。そら無理やっど」の声が。。

それでもチャレンジ。

入ってみると…「あれ下の方は昨日より見えてる

指先まで見えるし、いいとこなら1mくらい見えてそう

港の中で1mなら、いい方でしょう。

やることは昨日と一緒だけど作業効率がまるで違います

みつけるぞ~と意気込むものの、あれれ、今日もなかなか見つからない

その場所に着けさえすれば、カゴの大きさからして見えないはずはないのですが

ご依頼者が、「次を最後にしよう、これでなければ諦めるから」

と言われ、最終的に探索エリアをこれまでよりも一番港出口側にして

潜りだして1往復したところ

水中で思わず声を上げました「お~

色、大きさ、からしても間違いない

中の魚もまだ命があります

(この時持っていたカメラはMFが出来ないため、手前ピンなのはご容赦です)

確信をもって引き上げると、「それだ~」のお声

くぅ~やったね

最後の最後にお役に立てて私もほっとしました~

中の魚も市場に行くようで、天寿を全うできてよかった

今日は、ひとまずそんないつもとは違う話題でした

よかった、よかった yutaka


忍び寄るこの塊は!

2018-10-26 | Weblog

今日は予報通りの晴れのち曇りのち雨。。

忙しく変わるお天気でした。

そして海の中も見どころがたくさんで忙しい

今日は、お客様とファンダイビングで遊んできました~

エントリー後、まずまずの透明度の続く海

いいとこ15mくらいありました水温も24度くらいで快適

ところが、沖の砂地に着いて、さらに進もうとした矢先

目の前に突如現れた塊それは「冷たい濁り潮」

その塊の中に入った瞬間「冷た~い濁る~」しかも「流される~」な感じ

水温も一気に3度下がりました

でもね、そんな流れのある時は、色んなものに会える時でもあるんです

来た~カンパチの群れお客様と一緒にしばし観察

ただ、結構な流れでしかも濁ってるので、先に進むのを一時中断

少し水深を上げてみると、上の方は見えてるので

(→冷水塊はその比重から下に行きやすいため、逆の上の方はまだOKということ)

水深を浅めにすると、こちらは大した流れもなく進めます

で、例によってハナダイ・パラダイス

この頃には、空も暗くなってきてましたが、

それでもハナダイやキビナゴが乱舞乱舞~

水中トンネルでも~

たくさんの魚たち

そして、エキジットに戻っていると、再び、ぬるくなって視界も上昇

またも登場~

カンパチに、その後ろをツムブリも通っていきました

「回遊魚から、小さな魚まで、何でも出るとこですね~」なんてお声が

はい~

あっちもこっちも見どころが多くて、いい意味で忙しいダイビングとなりました~

続いては場所を変えて~まったり系のダイビングに

鉄腕アトムの博士の頭ん~、分かりにくいか

これサンゴの生存競争の真っただ中です。

真ん中のハマサンゴをシコロサンゴが左右から攻めてるとこ。

2年くらい前からすると、ハマサンゴの後退が目立つように。

ただ、シコロサンゴも一部破損してるような

そんなシーンも見ながら魚たちの待つ場所へ

圧倒的に広がるサンゴに、その上を舞うように泳ぐ魚たち

透明度には必ずしも恵まれませんでしたが、それでもこれだけの世界があるわけで

この中だけでも、スズメダイの仲間にベラの仲間、

そしてハナダイの仲間等々、たくさんの生き物たち

途中では、少し珍しい生き物や、視力検査のできそうな生き物(擬態中の甲殻類)、

キュートなお魚もご紹介しながら戻ります

最後は癒し系でエキジット

お客様も気に入ってくださったようで、会員にもなってくださいました

喜んでいただけて何より~またゆっくり遊びましょうね

こうして今日も海を通じたご縁に感謝感謝なのでした

ふふふ~ん、おかげさまおかげさま yutaka


次から次へと群れが登場!

2018-10-25 | Weblog

今日は一日いいお天気

午前中は用事を済ませて、午後から海にお出かけ

今日の海は~

いつもの場所にはいつもの子

大きい~

まるでハリセンボンの巨大版みたいというか、ハリセンボンがミニチュアみたい

そして、定番ながら、今年はその群れが大きめのこちら

間近をぐるぐる~

ご機嫌な泳ぎっぷり

透明度がもう一つで(10mないくらい)撮影の際は、

光の向きに、より気を遣います

そして、くぼみをのぞけば

うん、少しお久しぶりのニセゴイシウツボ

以前は結構見られたのにな~。またお会いしましょうね~

砂地を進むと、ふと後ろに迫るものが

わぉカンパチ登場です

ぐわわ~っとな

やっぱり、しばらくぐるぐる~これは楽しい

今日はワイド向きだったので、マクロは基本NGなのだけど、

こんなかわいい子は、無理やり撮ってみる

コガネスズメダイBabyちゃんあちこちいた~

そして奥の方では、オグロクロユリハゼも

この子も以前は見かけたけど、ここでは少しお久しぶりです

現れる者、姿を消す者、悲喜こもごもですが、

定番のこちらを見てるとやっぱり癒されます

距離感と露出が合わない…でも美しい姿を目に焼き付けて

としていると

びゃ~っとシマアジが登場

現れたと思ったら、ご一行さまは、そのままお通りあそばせました

それにしても、次から次へと群れが凄いこと

勿論、キビナゴ乱舞も続いてます

今は大潮、お月さまも大きいけど、この子を見ると、今日は月夜を思い浮かべそう

さ、随分遊んだので、戻ってみると…まだ終わらない

マダラトビエイまで登場してくれました

かわいいお顔がいい感じ

最後はクマノミ・タワーを見てエキジットです

いやぁ、今日もご機嫌な海でした

たくさんの魚たちに会えて何ともいい気分感謝感謝です

ふふふ~ん、明日もいい日になりますように~ yutaka


屋久島ツアー行ってきました その2

2018-10-23 | Weblog

今日は曇り空夕方は一時的に大雨に

雨の多いと言われる屋久島でも、ツアー中は青空だったけどな~

さて、そんな屋久島ツアーの二日目の様子をお届けしますね

ではどうぞ~

~~~~~~

10月21日

心配される風でしたが、二日目の今日は北東~東寄りに変わる見込み

それなら行けるのではないかと思われる南西側のポイント

お客様と相談の上、早朝ダイビングを決定

移動が長いので暗いうちから出発です移動中、徐々に明るくなってくる空。

道中、観光含め、屋久島情報なども少し交えながら移動します

そして、現地に到着~

もう少し潮は満ちている予定だったけど、それでも、うん、潜れそう

セッティングして7時過ぎにはエントリー

朝陽を背に受けながらスタートです

何故かお二人でジャンケンをしてらしたので、私もパーでお応えしますなんてね

さて、こちらの海、透明度(透視度)はいいとこ25m

その美しい情景を楽しみながら奥へ進むと…

トンネルがありますそんな地形ポイントでもあります

さて、ここは、エントリー直後から魚、さかな、サカナです

ニザダイってこんなに群れるんだ~

上空には、お客様発見

イソマグロ来た~イスズミに、テングハギモドキ、ブダイの仲間はぐるぐる~

勿論、癒し系も~

陽を浴びるキビナゴの乱舞

期待していたウメイロモドキとニセタカサゴの大群には遭遇できなかったけど、大満足

お客様からも「魚影が凄い夢に出てきそう」なんて声も聞かれました

さて、その後は再び移動です

西側の道を通りますが、間には有名な「大川の滝(おおこのたき)」

ちょっぴり立ち寄り、屋久島の陸の自然も味わいます

勿論、この滝を見たときに叫ぶなら「おぉこの滝は(おおこのたき)」です

いや、それはさておき…

道には、サルやシカがもうあちこちにこれも屋久島らしい

そして、カメの産卵で有名な永田浜でプチ休憩。

そして、続くラスト一本に向けて期待を胸に移動開始

最後は、お得意のまったり系ダイビングでふわふわ~

アカハチハゼのペアや、フタスジリュウキュウスズメダイのふわふわを楽しんだり

くぼみの中のシンデレラウミウシ、オーバーハングの中でお休み中のカメとか、

ゆ~ったり観察を続けます

だからお客様も気分も開放~

でも、そんな時にもこんな出会いがあったり

ツムブリとナンヨウカイワリの群れがどわわ~っと登場

目を奪われますね(遠景、きちんと撮れずにごめんなさい

そして屋久島では普通種ながら、やっぱり美しいハナゴイを見たり

続いて、私がタコとハタのバトルを観察し始めたところ、お客様から呼ぶ合図が

お~ハナヒゲウツボの登場です

この2年間、いてくれた場所で出会えなかったので、あれれ~と思っていたところ、

3年前にいた場所にいてくれました

こうして、またも楽しいダイビングで終了することができました

さて、帰りのフェリーの時間も気になるところ

ささっと片づけをして、昼食を購入後フェリー乗り場へ向かいます

無事乗船後は再びゆっくりの時を過ごします

フェリーならではの船旅な感じ

鹿児島に到着する頃には、夕陽に映える桜島が、お月さまとご挨拶してました

お客様からの「楽しかった大人の遠足、また誘って~」とか

「1泊二日とは思えないくらい充実してた」なんてお声が嬉しいこと

こうして、万事無事終了楽しいままに屋久島ツアーを開催できました

今回も海を通じたご縁に感謝感謝です改めてありがとうございました

よかったよかった、おかげさまおかげさま~ yutaka


屋久島ツアー行ってきました その1

2018-10-22 | Weblog

今日は、朝から青空の美しいお天気

さて、10月20日、21日と屋久島弾丸ツアーに行ってきました

1泊二日、完全少人数でダイビングにほぼ特化した行程

人気のツアーになりつつありまして、昨年は4回、今年も3回目の企画

今年の2回目は台風の影響で中止しましたが、さてさて。

(そういえば、5日くらい前から気配のあった南洋では、台風26号になってますね)

直前まで北西の風が強く、危うく今回も中止かと危惧されましたが、

風向きが変わりそうな気配があったので決行でした

そんな様子をお届けします

~~~~~~

10月20日

お天気はいい感じでスタートフェリー乗り場で集合した後、乗船。

約4時間の旅です。

フェリーから降りたら、ダイビングポイントに直行してセッティング。

はい、弾丸ですよ~

途中の海の様子は、波がタッパ~ンてところも多かったですが、

ここは、風よけの岬裏側なので、ダイビングは問題なし

今回はお二人とご一緒ですお二人は初対面同士。

でも、皆で既に打ち解けモードこれもダイバーならでは~

さぁ、いざ海へ

透明度(透視度)も15~20mくらいあって、いい感じ

そんな中を、まったり進むと、つい眺めていたくなるシーン

真ん中にイソギンチャクが見えますか?

クマノミは勿論ですが、ミツボシクロスズメダイのBabyの保育園がかわいいこと

大集合~

台風の影響からやはり地形が変わっているところもある海ですが、

それでも厳かなサンゴは健在

屋久島といえば、カメもかなり会える確率が高いのですが、

早速今回も

お客様も逆さ泳ぎで眺めます~

ご機嫌ですね~

そしてお客様の大好きなサッカーボール

各ステージが見られるこの子も

身体の右側ははっきり渦巻き。左側は渦巻きが崩れ出してる。

左右で成長の度合いが違うんだな~

昨年あたりは、この子達も少なくなってると思っていたけど、

今年はホントにあちこちで姿を見かけました。

2匹同時もしばしば

鹿児島本土ではちょいと珍しいスズメダイの仲間も、ここでは普通種

こんなにいたんだ~と思うくらい色んな種類がたくさん見られました

(今回ワイド向きなので、マクロ写真は撮れません~

さて、戻ってくると午後の日差しの入る中、キビナゴの群れ

そんな様子をまったりと観察

まずは楽しい1本目、無事終了です

「いや~、楽しい」の声を聞きつつ、水面休息後2本目へGO

少し遠征です

遠くに見えてきたその影は~

「ゼロ戦」と言われるポイント

旧日本軍の戦闘機の沈む場所、ここに生態系が出来上がっています

お客様としばし観察。

予め見どころをお伝えしていたので、ある程度フリーに思い思いに観察いただきました。

海から上がった時は「なるほど~、ホントだ、おおそういうシーンか、と思った

なんてお声も聞かれました

テンジクダイの仲間にアザハタが目立ちますが、

他にもケラマハナダイやフタイロハナゴイ、下の方にはホワイトソックスとか甲殻類がいたり、

ご機嫌な世界です

でも、昨年よりハナダイの仲間が少ないかな

ひとしきり楽しんだあとは、この場にもお別れ~

また来たいものです

さて、戻ってくると、本日5匹目のカメ遭遇

しかもこの子は警戒心なくお食事中

移動中には、カメラのレンズにぶつかってきそうなくらい近づいてきたり

くぅ~、こりゃたまらない

呼吸に浮上するまでずっと近くを泳いでくれました

たっぷり遊んで充実の時を過ごした後は、温泉に寄ってさっぱり

お宿に行って休憩したら、メンバーもお食事にお出かけ

と言っても、宿の隣が併設の食事処だったので、徒歩30秒

今日の楽しい海に感謝明日の海に期待を込めて乾杯でした

今回利用した宿は新しく設備も綺麗そして食事もどれも美味しい

ひとしきり堪能したら、明日の早朝ダイビングに備えて早めの就寝です

明日もいい日になりますように~

…という訳で続きはまたです yutaka


期待以上に楽しかった海の中(笑)

2018-10-16 | Weblog

 

今日は曇り空~でも穏やかです

さて、昨日の海の模様を遅ればせながらお届けします~

~~~~~~

10月15日

今日は朝は肌寒くスタートそれでも次第に暖かくなりました。

さて、昨日(10月14日)に続いてご一緒のお客様と海へお出かけです

そして昨日とはポイントへGo今日はどんな子に会えるかな~

エントリーしてみると、うん、昨日より見えてますね~

いいとこ15mくらい

白濁りが残っている場所も広いけど、海況そのものはよかったです

メジナやアオブダイの群れも見応えありますが、

でっかいハマフエフキの大群の壮観さは、思わずお客様と顔を見合わせるほど

ここのポイントの特徴でもあります

そしてこれも特徴のひとつ

クマノミはほぼどれも黒いです

イソギンチャクにもよるようですが、それにしても黒い子が多い

そしてエビ団地もあちこち~

クリアクリーナーシュリンプ、アカホシカクレエビ、オシャレカクレエビ、

イソギンチャクエビ等々、観察できますね

沖に進むと…

水深15mくらいなのに、ソフトコーラルの棚があるのも特徴

近くでは、お魚に巻かれるお客様

帰ってくればこんな子にも遭遇

ツバメウオ(証拠写真です~

そして2本目は場所を変えて、さらに遊びます

うん、ここのクマノミの色は黄色(オレンジ)が残ってる。

そして、このクマノミ・コロニーでは、

仁義なき戦いが繰り広げられてることに気づきます

大体強い子がイソギンチャクの上部の方に、弱い子が下部の方に。

住み分けしてるようですが、それでも弱い子は強い子にしばしば追われます

まだ弱そうな小さい子も、次の次くらいの「主」候補も追われてます。

さて、このイソギンチャクには、はっきりメスと分かる子がいませんでした。

逆にオスらしい子が数匹。性転換間近の子も。

しばらくここでは次世代に向けた争いが続くのでしょうね~。

皆ただひたすらに生きている頑張れ~

と感慨にふけっている最中、横に感じた気配それは~

シマアジの大群

しばらく、周りをぐるぐる回ってくれました

さて、ここの定番にもご挨拶

ロウソクギンポが多いこと数十匹はいますね

そして地形があんなにも変わるくらいの衝撃のあった台風明けでも、

こうして姿を見せてくれる生き物たちの生命力に感銘を受けます

今日の海は、いわゆるカラフルさを求める海ではないけれど、

予想以上に楽しくて

お客様からも「ヒットですね~」のお声

お楽しみいただけて何よりです

二日間ありがとうございましたまた遊びましょうね~

こうして今日も、海に感謝感謝なのでした~ yutaka


海に演奏会に写真展に~

2018-10-15 | Weblog

今日は雨で始まった朝。ひんやりする日も増えてきましたね。

それでも曇りから晴れへと変わりつつ、暖かくなっていきました

さて、一昨日からの模様、UPできておりませんでしたので本日お届けします

~~~~~~~

10月13日

今日はセルフ・ダイビングのお客様ご来店

セルフはセルフなわけで、基本お任せでお楽しみいただきます

海の様子、ん~もう少し見えたらいいのにな(透明度よければいいのにな)

という感じです。

私は、その後事務所で別作業。。

そして今日は…夕方にこんなイベントが

石蔵コンサート

ソプラノ、ピアノ、チェロの演奏会を聴きに行ってきました。

色んな感想を持ちましたが、いい時間を過ごせました~

~~~~~~~~~

10月14日

遠方ながらお馴染みのお客様とご一緒

先週、屋久島ツアーでご一緒する予定でしたが、台風で中止

今回、笠沙・坊津の海に遊びに来てくださいました

ハナダイ・パラダイスもすごかったけど、

アオスジテンジクダイがいたり、コガネスズメダイがいたり、

タカベ、ニセタカサゴ、ササムロが乱舞したり、

砂地にはダンダラダテハゼがコシジロテッポウエビと共生してたり、

あちこち見どころ満載で遊びました~

場所を変えれば~

ソラちゃんの乱舞

数は減らしつつも、健在のコロダイ中学生のたむろ場所

あ、たむろしてたと言えばこの子たちも

ハナミノカサゴの3連発

ロックオン型と、待ち伏せ型がいますね~

そして個人的にはこんな子がいるとついご挨拶しちゃいます~

風呂入りハリセンボン

にゃはは~かわいいではないですか

この2本目は、透明度にはあまり恵まれませんでしたが、

それでも色んなものに出会えて楽しいこと

どちらのポイントも、

台風前後で激しく地形の変化があったことを感じながらのダイビングでもありました

 

そして今日は、地域のお祭り「笠沙マリンフェスタ」の日

市役所の職員さんから、急遽でしたが、出展を依頼されましたので

写真を展示いただきました~

ダイビングの合間に、寄り道して様子をうかがいました。

ちょうど親子連れのお客様が観覧中

撮影者ですよとお声をかけると驚いてらっしゃいました

しばし海のお話をさせていただきました。

そうこうしてるうちに、何人となく観覧者の方々が見に来てくださいました

感謝~

ダイビングの合間でしたので、あまり皆さんとお話しも出来ませんでしたが、

財産のこの海を、少しでも感じてくださるきっかけになれば嬉しいです

さて、明日(更新日の10月15日のこと)も続けてお客様とはご一緒に海です

明日もいい日になりますように~ yutaka


台風後の再会

2018-10-10 | Weblog

今日は秋晴れとてもよいお天気でした~

…あ、日付変わってる。。

夜は流星群がよく見えるというお話も

気象情報では鹿児島の流星群指数100だったのに、何故か夜曇り出したぞ

さて、そんな今日でしたが(ん昨日のお話ですが)

お馴染みのお客様と海でご一緒してきました~

まずは午前中は通常のファンダイビングにお出かけ~

朝陽の射す中まずまずのコンディション

場所にもよるけど青さが気持ちいい~

勿論、キビナゴぐるぐる~

 

そんなキビナゴを追って、カツオやカンパチがアタックしたり

お~迫力だ

ところで、台風後ということもあって、地形があちこち変わってます

見えてなかった岩が見えたり、見えてた岩の地面がえぐられてたり

それでも、台風前にお会いしていたニセクロスジギンポの卵守シーンにも再会

奥に進めば、

いつものハダナイ・パラダイス

日によって集まる場所が変わるのだけど、今日は上(浅場)の方。

他にも、タカベやシラコダイがぐるぐる~

途中でもあちこちの魚影にどこを見ればいいのか、という楽しさ

帰り道では、3年越しのクマノミにもご挨拶できてなんだか嬉しいこと

台風にも耐えて元気な姿を見られてよかったです

続いて午後からは新たにリフレッシュダイビングのお客様を加えてもう1本

記憶が断片的になっているところもあったので、まずは陸上で重要点を復習

そして海でスキルを復習~

で水中ツアーのスタートです

透明度(透視度)はちょいと残念な感じですが、これでも台風後回復してきたところ

台風前にお会いしていた子達には、やっぱり会える子、会えない子が。。

スズメダイではいなくなった子も多い中ルリメイシガキスズメダイには再会

見えた瞬間感謝~

やっぱりあちこち地形も変わってるので、その辺も注意ですね

砂地には、大きなお魚が薄いマット状態に

成人の片腕ぐらいの大きさかな

そのエリアをグルリと指で指してお知らせしますが、

お客様「どこ」の雰囲気、

でも、見えた瞬間「お~」となるところ、この辺はガイド冥利ですね

サンゴの海を遊びますが、

場所によって、小魚たちは相変わらず湧くように舞っているところもあって、

1本目とはまた違う楽しさを味わえました

お客様からも楽しいお声をいただけてそれまたよい一日になりました

今日も海を通じたご縁に感謝感謝なのでした

おかげさま、おかげさま yutaka